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哲学

民族学とはどのような学問なのでしょうか。人類学との違いや歴史的経緯を解説します

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人類の文化を研究する学問をさし、広い意味における人類学の一部門で、英語では「ethnology:エスノロジー」です。

はじめは未開民族の文化の研究を中心としており、19世紀後半から20世紀前半にかけては、民族学は、ヨーロッパ大陸でも北アメリカにおいても、未開民族の文化と社会についての学問全体をさしていました。

エジプトのイシス神のイラスト

現在は文明化した民族の文化もふくめ、広く世界の諸民族の文化を対象としています。

自然人類学,考古学,言語学,心理学,地理,歴史などの学問領域と関連し、各国や各学者により重点のおき方が異なるため定義は必ずしも一致しません。そのため民族学という用語にはいくつかの用法がありますが、主に以下の3つの立場に分けられます。

1.最も広義な用法

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アメリカの学問体系における文化人類学とほぼ同じ内容です。一定の学問的立場に限らず、広く人類の文化を研究する学問をさします。国際的な学会組織としての「国際人類学民族学連合」や、日本の文化人類学の全国学会としての日本民族学会とその機関誌『民族学研究』や、国立民族学博物館で研究されている民族学は、この広義の民族学です。

この用法が日本を含めて世界的にも一番ふつうの用法であるといえます。この用法の場合、文化の記述としての民族誌も、民族学のなかに含まれます。

2.社会人類学と区別した用法

社会の構造や機能を研究する社会人類学と区別して、物質文化や技術の研究、あるいは文化要素の分布状態などから過去の文化史を再構成する研究などを民族学と呼ぶこともあります。しかしこの用法はあまり一般的ではありません。

3.比較研究に基づく用法

文化の研究のうち、比較研究を基本としたものを民族学と呼ぶ立場もあります。







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