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『ワンピース』【最新話】992話「残党」では赤鞘九人男の波状攻撃&必殺技がカイドウにトドメを刺すか?!
992話「残党」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。 2020年10月17日 土曜日発売の『週刊少年ジャンプ 第46号』収録の『ワンピース』992話「残党」を読みました。 本 ... 続きを見る
ワンピース 992話「残党」感想 考察 赤鞘九人男の必殺技でカイドウ撃破か
9月2日(月曜日)発売『週刊少年ジャンプ 40号」掲載の『ワンピース』954話を読みました。
本記事では954話と955話以降の考察を行っています。
ワノ国「鈴後」でゾロ・河松・日和が話しています。
「鬼ヶ島」の火祭りにあわせた襲撃計画が7日後に迫りました。
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— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) August 30, 2019
前回、牛鬼丸が20年以上守り続けてきた大量の刀や槍などが見つかり、武器不足の心配はなくなりました。
前回、光月日和は父・光月おでんの形見である名刀「閻魔」をゾロに託すと言っていました。
しかし、河童の河松(赤鞘九人男の一人)はゾロに渡すのを反対しています。
しかもワノ国の刀神「リューマ」が持っていた国宝である秋水を持っていたというのも、かなり怪しいので、河松が警戒するのも仕方ないでしょう
光月おでんの名刀「天羽々斬」と「閻魔」
日和は、そんな河松の心配を意に介さず、形見の刀の説明をしています。
日和によると、光月おでんは「大刀二刀流」の剣士であって、
- 天羽々斬《あめのはばきり》
- 閻魔《えんま》
という二本の刀を使っていたとのこと。
そして、カイドウと黒炭オロチに処刑するときに天羽々斬は光月モモの助に、閻魔は光月日和に託されたわけです。
ゾロも大振りな刀を三本使う三刀流なので、ワンピース世界では同じくらいの長さの刀を使うのが普通なのかもしれません。
光月おでんの名刀「天羽々斬」と「閻魔」の考察
光月おでんが使っていた、刀「天羽々斬」と「閻魔」はどういう刀なのでしょうか。
まず、日和がゾロに渡そうとしている「閻魔」ですが、妖刀「村正」みたいな魔剣の可能性があります。
ゾロは鬼徹を使っていますが、威力は高いモノのいずれも凶刀とされるものです。
対して、天羽々斬《あめのはばきり》は「あめの」という言葉が入っており、日本神話に伝わる「天叢雲剣《あめのむらくものつるぎ》」と同様、聖剣な感じもします。
光月おでんは聖剣と魔剣の二刀流だったのかもしれません。
前回、日和が「閻魔」はカイドウにダメージを与えた刀と言っていましたので、「竜殺し・ドラゴンキラー」的な特殊効果があると考えられます。
ゾロは秋水を諦めて、閻魔に持ち替える?
河松は光月おでんの刀をゾロに渡すのに反対します。
ゾロは「秋水」をモリアが盗んだと考えています。
ゾロは、牛鬼丸から奪われた「秋水」にかなり執心していました。
日和は「秋水」をワノ国に返すことを頼み、ゾロはそれに従います。
ゾロとしては、秋水と同等の刀が手に入れば良いという考えなのです。
ゾロはワノ国のサムライではないですが、サムライの心を持った剣士です。
護国の英雄の刀を尊重し、閻魔に持ち替えるでしょう。
トラファルガー・ロー VS ホーキンスの戦いの結果
花の都の羅刹町牢屋敷。
ここにはベポ達「ハートの海賊団」の3人が収監されていましたが、その3人を助けるためにトラファルガー・ローが収監され、拷問されていました。
しかし、なぜか形勢は大逆転。
ホーキンスはトラファルガー・ローに刀を突きつけられ、絶体絶命となっています。
ローは
- ホーキンス
- キッド
- アプー
の海賊同盟がどうして決裂したのかを問い詰めています。
ホーキンス達が海賊同盟を組んだとき、カイドウが空から降ってきました。
タイミングが良すぎますが、ここでいきなり「最悪の世代」が組んだ同盟は崩れたようです。
アプーはすぐさまカイドウに降伏し、百獣海賊団に入りました。
ホーキンスは悩んだものの、自身のタロットカード占いによると、
- カイドウに勝てる確率 ゼロパーセント
- 逃走成功率 ゼロパーセント
- カイドウに服従したときの生存確率 40パーセント
と出たためにカイドウの軍門に降ったようです。
しかし、ホーキンスは今のトラファルガー・ローにやられる未来を予測できなかったことから、占いの精度もかなり怪しく感じられます。
トラファルガー・ローはホーキンスを刺し、牢屋敷から逃走します。
どうやら逃走を助けた人物がいるようですが、黒い影で誰か分かりません。
ドレークが裏切ったのかと思いましたが、シルエットはマントを付けているので、別の人物っぽいです。
カイドウ・黒炭オロチの軍門に降ったと見せかけて、スパイとなっている人物がいるようです。
ルフィは兎丼で、ワノ国の奥義「流桜」を習得できるのか?
兎丼は完全にルフィと花のヒョウ五郎親分たちに制圧されました。
他の人物は錦えもんに合流しに行ったようですが、ルフィは兎丼に残って修行を続けています。
ルフィは敵を内部から破壊できるワノ国の覇気の奥義「流桜」を習得しつつあります。
霜月康イエが暗号に付加した内容の意味とは?
霜月康イエは羅刹町牢屋敷で将軍・黒炭オロチにより残酷に処刑されました。
その時に康イエは錦えもんがバラ撒いた暗号文は自分の狂言であると言い、全ての罪を自分でかぶり、死にました。
さらに暗号文の蛇に2本の足を付け足しています。
この付け足された2つの足、ワノ国の地理に詳しい人間なら、すぐに解ける謎で、集合場所を変えるという意味が含まれていました。
ワノ国への秘密の入国方法「滝の裏の洞窟」
ワノ国に入国するためには、ルフィやビッグ・マムがそうしたように、巨大な鯉に引っ張られて、ワノ国を取り巻く滝を越えなければなりません。
しかし、実はワノ国に入国する方法はもう一つあり、抜け道のようなものがあるとの事実が明らかになります。
なんと、滝には隠された洞窟があり、そこを通り抜けるとワノ国の地下深くにある港にたどり着けるのでした。
そこからエレベーターに乗り、安全にワノ国に入れるのです。
もちろんカイドウや黒炭オロチが許可した船しか入れない秘密の近道です。
隠された港の地上部分に当たるのは「白舞《はくまい》」であり、そこには年に一度の「火祭り」の「金色神楽」のために鬼ヶ島の「ナンバーズ」が集結しつつあるとのこと。
人口悪魔の実の能力者「ギフターズ」に加えて、また新たな集団「ナンバーズ」が出て来ました。
カイドウ VS ビッグ・マムの戦いの決着は?
その鬼ヶ島では「四皇」カイドウと「四皇」ビッグ・マムが死闘を繰り広げていました。
鬼ヶ島が崩れるほどの激闘でしたが、いつの間にか終わったようです。
まぁ引き分けになるだろうと思っていましたが、なんとカイドウとビッグ・マムは
百獣海賊団とビッグ・マム海賊団は「海賊同盟」を組む
と言うのです。
この展開はさすがに読めませんでした。
ルフィ、錦えもん達はカイドウに加えて、ビッグ・マムまで相手にしなければならなくなり、状況は絶望的といえます。
万に一つの勝率もなさそうに感じられます。
しかし、ホーキンス達の海賊同盟がすぐに崩れたように、ビッグ・マムとカイドウはまたすぐに敵対関係に入ると思います。
ワノ国入国前にビッグ・マムはカイドウに「貸し」があると言ってましたし、因縁のある二人です。
利害関係でかならず揉めると思います。
ワンピース 955話 ビッグ・マムとカイドウの同盟で世界政府が動く? 展開予想
錦えもんの火祭・鬼ヶ島襲撃計画まではあと数日です。
カイドウだけでも勝ち目は薄いのに、ビッグ・マムまでいたら、いくら錦えもんが5,000人を集められても蹴散らされてしまいそうです。
ゾロが新たに持つ「閻魔」そしてルフィがワノ国の覇気である「流桜」の奥義を究められれば、カイドウにダメージを与える手段は得られるでしょうが、いずれにせよ状況はまだまだルフィ達が不利なままです。
世界政府・海軍の動きが気になるところ。
ワノ国入りするのか。
世界会議(レヴェリー)では天竜人と革命軍の戦いが勃発しているので、そちらの動きと連動するかもしれません。