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ワンピース 958話 考察 感想 海賊王ロジャーと光月おでんの関係、ワノ国反乱は成功?

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

『ワンピース』【最新話】992話「残党」では赤鞘九人男の波状攻撃&必殺技がカイドウにトドメを刺すか?!

992話「残党」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

10月7日(月曜日)発売『週刊少年ジャンプ 45号」掲載の『ワンピース』958話を読みました。

青い和服を着たニコロビン風の女性の画像

本記事では公開された「チョイ見せ」の情報を元に958話と959話以降の考察を行っています。

以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

世界が「大海賊時代」をむかえる少し前

後の海賊王・ロジャーの船に同乗していた若き日のワノ国「光月おでん」が

お前について来てよかった
ロジャー!

と感謝を述べています。

その言葉に若き日の、かなり酒に酔っ払ったロジャーは、光月おでんに、改まって言うなと釘を刺し

おでん!
感謝してんのァ おれ達だ!

と逆に感謝を伝えます。

おでんは鎖国中にワノ国からロジャーの船に乗せてもらい、世界を旅行できたという恩があるのでわかりますが、ロジャーはなぜ光月おでんに感謝しているのでしょう。

それはやはり光月おでんが好男子であり、一緒に旅をしていて楽しいということに尽きるのではないでしょうか。ワノ国の情報を得ることができたということもあるでしょうが。

まだ海賊王になる前のロジャーはあまり威厳もなくて、親しみやすく、今のルフィのような雰囲気もあります。ルフィが海賊王となったとて、貫禄がでるとはあまり思えませんが。。

光月おでんとロックス海賊団の関係は?

前回の957話では、カイドウやビッグ・マムが加入していたロックス海賊団の秘密が明らかとなりました。

あまりに危険すぎるロックスは海軍の当事者だけの記憶に残されているだけで、世間的には忘れ去られていました。

ロックスのあまりの強さに手を焼いた世界政府・海軍はルフィの祖父・ガープと海賊ロジャーを手を組ませることによって、ロックスをどうにか撃破しました。

海軍が公に出来ないという理由の一つに海賊王・ロジャーとの共闘があったのは間違いありません。

王下七武海制度もこの時の海軍・海賊共闘の経験を元に作られたのでしょう。

もっとも、七武海制度は廃止されてしまいましたが、、

光月おでんはロジャーの船に同乗し、最後の旅路まで一緒に行ったとされています。

とすると、光月おでんが乗ったのは、ロジャーがロックスを倒してからということでしょう。

おでんとロックスは直接的な関係は今のところ見受けられません。

ロジャーの同乗者達の過去と未来と

となると、この時ロジャーの船に乗っていたのは後の四皇「赤髪のシャンクス」、王下七武海「バギー」、レイリーらになるのでしょうか。

シャンクスとバギーは年齢的にロックス海賊団との戦いの後に参加したと考えられますが、レイリーはロックスとの戦いにも参加していたでしょう。

シャンクスは世界会議(レヴェリー)で五老星と裏取引をしているようであり、今後かなりの大事件をしかけてきそうです。

バギーは「王下七武海」となり、政府公認で大手を振って悪事を行っていたところ、七武海廃止となり、焦っているあたり、世の潮流に乗れない道化を体現しています。

レイリーはルフィの修行を手伝った後、どうなったのでしょうか。

レイリーもビッグ・マムやカイドウと同じくらいの実力を持っていそうですが、もう歴史の表舞台に出てくる気は無さそうな気もします。

光月おでんの出国の理由と

光月おでんは「将軍」を継ぐことが嫌でワノ国を出国したようです。

しかし、世界を見て、海賊王たちと交わるうちに、将軍の位を継いで、国内の優秀な家臣達と一緒に「ワノ国」を開国しようとしていたのです。

光月おでんと将軍・黒炭オロチ派は、開国派と鎖国派の政治闘争で、光月家は旧習を守ろうとする派閥に敗れたのでしょう。

光月おでんは、日本の幕末に西洋の世界を見たて、攘夷派から開国に踏み切った高杉晋作とか、伊藤博文と同じ志士ともいえますね。

ワノ国 第三幕 開幕!しかし、いきなり大ピンチのルフィ達

世界情勢は気になるところですが、ここで「ワノ国」第三幕が始まります。

白舞の刃武港(ハブ港)では櫓船に乗った将軍・黒炭オロチが大宴会をしています。

この港はワノ国で一番大きな港で、豪勢な紅葉の中、鬼ヶ島に出発する将軍・黒炭オロチ。

総勢4万人の大宴会と、将軍の手下総出でのパーティーです。

これからワノ国を支配する二人の巨頭

  • 四皇「カイドウ」
  • 将軍「黒炭オロチ」

が一年に一回会うという政治的な祭でもあるため、できるだけ豪華にして、国民に威勢を見せつけるという効果もあるのでしょう。

花の都では住民達が酒を飲みまくり騒ぎまくるという無礼講状態。

火祭りのときだけは、一年に一回、禁酒が解除されるとのこと。

たぶん、黒炭派以外の庶民は酒を飲んではいけない等の決まりでもあるのでしょう。

盆踊りみたいなこともやっていて、まさに「盆と正月が一緒に来たような」賑やかさです。

いっぽう、錦えもん達が決起する集合場所は大嵐で高波となり、大荒れに荒れています。

ワノ国は場所によって極端に気候が違います。日本列島の小型版という感じでしょうか。

錦えもんが同士に電伝虫で連絡を取ろうとしても、連絡も付かないため、なすすべがありません。

約束の港に誰もいないという心が折れそうな状況の中、錦えもん達はどうにか耐えています。

仲間達がただ集まっていないだけではなく、船の残骸が散らばっているので、集まっていた仲間が難破してしまった可能性もあります。

元寇の時、港に停泊中の船が台風で大破したという事例もありますし。

兎丼から集まっているはずのルフィも花のヒョウ五郎親分もいない、イヌアラシもいないというこの状況。

実は、昨夜、将軍・黒炭オロチが手を回していて、攻撃を仕掛けたようです。

ワンピース 959話 展開予想 ルフィ達は待ち伏せを受け、散り散りに。どう挽回するのか?

959話
緑色のワンピースを着るナミ風女性の画像
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暗号を読み解いた黒炭オロチは、待ち伏せするか、集まったところを急襲して、ルフィ達を一網打尽にしてしまったのでしょう。

悪魔の実の能力者を倒すには海に落としてしまえばいいわけで、それには船を壊してしまうのが一番有効です。

しかも船を壊せば、鬼ヶ島に向かう手段も無くなり、一石二鳥。

ルフィと同士達は、さすがに命まで失ってはいなくて、どこかに逃げたでしょうが、散り散りになってしまえば、各個撃破されてしまいます。

これからそれぞれ鬼ヶ島に現地集合するのか、それともまたどこかの港に集まるのか分かりませんが、火祭の期間中に間に合うかが心配です。

ロックス海賊団のかつての同僚であるビッグ・マムとカイドウが同盟を組んだことにより、海軍はかなり焦っています。

ロックス海賊団の脅威を忘れていないセンゴク、サカズキら首脳陣はどうにかしてワノ国入りしてビッグ・マムとカイドウの仲を裂きに行くでしょう。

ロックス自体もハッキリと死亡シーンが描かれていないため、実はどこかで生きている可能性もあります。

もしロックスが復活することになれば、世界が再び脅威にさらされることとなります。

ワンピースのラスボスはイム様かと思っていましたが、復活したロックスという可能性も高いです。あのカイドウとビッグ・マムを傘下に入れていたほどの大海賊ですから

ワノ国の現状もどうなっているのか気になります。

ワノ国では「火祭り」の準備が始まっています。

錦えもんはこの「火祭り」の時にカイドウがいる拠点「鬼ヶ島」を奇襲攻撃し、制圧するつもりです。

カイドウと将軍・黒炭オロチが同席するので、同時に倒すならここしかないということでしょう。

しかし、カイドウはビッグ・マムと手を組んでおり、いくらルフィが兎丼で数千人の手勢を集め、錦えもんと霜月康イエが集めた兵力をもってしても、苦戦することは眼に見えています。

しかも、錦えもんの暗号はすでに将軍・黒炭オロチに読み解かれています。

暗号が読み解かれている時の悲劇は、第二次世界大戦の日本の悲劇と重なります。敵に待ち伏せされ、一掃されてしまう可能性が高いでしょう。

この苦境をどうルフィ達が切り抜けるのかが気になります。

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