『ワンピース』において、どのような局面においても裏で暗躍している存在「サイファーポール(CP)」。
エッグヘッド(未来島)編においても、サイファーポールが重要な役割を果しています。
サイファーポール(CP1~CP9)とは
サイファーポールは、海軍の枠の外にあり、世界政府直属の諜報機関です。
表向きにはCP1からCP8までの8つの部署に分かれており、それぞれが別々の指令によって、異なる任務を担当しています。
ナンバーの由来は、ワンピース世界の8か所に拠点を置いていて、それぞれ「CP1」(サイファーポールNo.1)から「CP8」(サイファーポールNo.8)と名前が割り振られていて、一般的に数が大きくなるほど重要な任務を任されます。
CP9という組織もあり、これは世界政府直下の暗躍諜報機関です。
CP9は「闇の正義」の名の下に、非協力的な市民への暴力(殺人を啣む)を世界政府から許可されており、エニエス・ロビーの司法の塔に拠点を置いています。闇の組織であり、一般市民には存在は知られていません。
サイファーポール イージス 0(CP0)
サイファーポールの最高峰に位置する世界貴族直属の機関である「CP-0」も存在し、「世界最強の諜報機関」と呼ばれる組織です。
正式名称は「サイファーポール“イージス”ゼロ」と「イージス」が入っています。
イージスとはギリシア神話に登場するイージスの盾との関連がありそうで、世界政府の最後の砦という意味もありそうです。
CP0は世界貴族直属、つまり天竜人の直下で暗躍しており、その存在は極秘扱いされています。
CP0のメンバーは、サイファーポールの中でも最高峰のエージェントであり、その強さは、CP9をも凌駕すると言われています。
CP0の主な活動内容は、世界政府・世界貴族からの指令遂行と天竜人の護衛となります。
CP0のメンバーは、他のCP1〜9のメンバーが黒のスーツと帽子であるのに対して、純白のスーツと帽子を着用しています。
ロブ・ルッチ(CP-0「総監」)
CP-0の事実上のトップ「総監」にはロブ・ルッチが就任しています。
ルッチは動物系悪魔の実「ネコネコの実・モデル豹(レオパルド)」の能力者です。
この悪魔の実の能力は体をヒョウに変えることができ、戦闘能力が劇的に上がるようです。
また、ルッチは覇気が使え、六式使いでもあります。
六式とは、特殊な武術で、CP9のエージェントたちが使用していました。六式は、全てを「扱える」だけでなく「極める」必要があり、作中でこれを使用したのはルッチただ一人でした。
六式を極めるには、六式の体技を修得する必要があります。六式は、人体を武器に匹敵させる六つの体技の総称で、「指銃・鉄塊・紙絵・剃・月歩・嵐脚」の体技が存在します。全てを完全に体得していなくても、修得した数に応じて「〇式使い」と呼ばれるようです。六式を極めるためには、六式を修得するために処理能力、暗記力、思考力、想像力、管理能力、心力を鍛えること必要で総合的な技量が問われます。
ルッチの六王銃は、ルッチの最終奥義とも言える必殺技で、六式を極めた者だけが放つことが出来る大技。
作中ではルフィを追い詰めるほどの強さを持っていました
ルッチは、世界政府の命令に基づく「大義名分ある殺し」を楽しんでいる描写もあり、冷血なスパイそのものです。
ステューシー 特徴と年齢、その正体
ステューシーはホールケーキアイランド編から登場しました。
「歓楽街の女王」の異名で知られる裏社会の人物と紹介されましたが、その後CP-0の諜報員であったことが明らかになります。
ステューシーの能力は、噛みついた相手を眠らせる能力で、悪魔の実の能力なのかは分かりません。
年齢について話題となることが多いですが、推定年齢は36歳から48歳の間と幅広いですが、見た目の若さも相まって、美魔女と呼ぶのにふさわしい美貌です。
エッグヘッド編では、ペガバンクの二重スパイだったことも明らかになり、さらに謎の多いキャラとなりました。