ワンピースの最新回「1077話」をふくむエッグヘッド(未来島)編の考察と感想を書いています。
あらすじにも触れており、ネタバレも含みますので、未読の方はご注意ください。
1078話「脱出リミット」裏切り者が明らかとなる
セラフィムとルフィ達の戦闘が続いている。
セラフィムの弱点がルナーリア族のキングと同じだと分かっても、王家七武海を基体としたセラフィムの戦闘力はすさまじく、押されっぱなしである。
そんな中、1077話でベガパンクの猫(サテライト)、シャカを狙撃したのが誰かが明らかになる。
なんと、その正体は同じベガパンクの猫(サテライト)の一人である、ヨークだった。
ヨークはベガパンクの機能のうち、食事や睡眠など生物として欠かせない側面を担当していた。
作中ではヨークは食べて寝てばかりいて、穏やかなキャラと見えていたが、「欲」の部分のうち「権力欲」等の負の欲も有していた。
サテライトのうち悪を担当していたのはリリスであり、裏切るとすればリリスとも思われたが。。そもそもサテライトのなかに裏切り者がいる可能性も考えていたが、シャカを狙撃したのは戦桃丸の上司でもある海軍の黄猿の関係者だと思っていた。
ヨークはさらに「天竜人になりたい」という欲望までベガパンク本体(ステラ)に吐露する。
そのためにヨークはサテライト全てを消し、ベガパンク本体(ステラ)まで亡き者にして、ベガパンクに成り代わろうとしている。
ヨークがどのようにして世界政府と話を付けて天竜人の一人となる話を付けたのだろうか。
いろいろ疑問は尽きないが、このままではベガパンク本体はヨークに消されてしまいそうである。
戦桃丸が放った50体のパシフィスタ「マークⅢ」が間に合って、救出されれば良いのだが。
1077話「早く気づくべきだった」【ルナーリア族】とベガパンク
未来島(エッグヘッド)工場(ファビオ)にいる金太郎っぽい戦桃丸。戦桃丸は海軍本部科学部隊隊長(黄猿の部下)かつDr. ベガパンクのボディーガードである。
戦桃丸は世界一の天才・ベガパンクの命が狙われていることから学者達が粛正された「オハラ」事件との類似を見る。
新聞王・モルガンズも同じくオハラ事件以来の大騒動になることを予見しており、世界政府はどんな犠牲を払ってでもベガパンクを消す意志を持っているのは間違いない。
CP0(サイファーポール)と共闘してセラフィムと闘うルフィたち。カイドウ並みの打たれ強さを発揮するセラフィムの姿を見て、ゾロは「ワノ国」で闘ったキングを思い出す。
キングはカイドウの百獣海賊団の最高幹部「大看板」の筆頭、カイドウが信頼を寄せる「右腕」かつ最古参のメンバーだった。カイドウとキングは海賊団を結成するかなり以前から行動を共にしており、ルナーリア族出身とされる謎の多い人物である。
ルナーリア族というのは「ルナ(月)」と関係があり、希少種であるが既に絶滅したとされていた。ラフテル、ワンピースの秘密にも関係があるジョイボーイのことも知っているようだ。
ペガバンク01「正(シャカ)」もキングを知っていて、おそらくキングはパンクハザードからカイドウと共に脱走した実験体「アルベル」だろうと推測している。
ルナーリア族の特徴は「黒い羽根」、「白髪」、「褐色の肌」、「背中の炎」である。
ゾロはキングと死闘を繰り広げていたため、「早く気づくべきだった」と後悔。これが1077話のタイトル回収である。
セラフィムたちもキングと同じくルナーリア族の特徴を有しており、それはキングを実験体として採取したDNAを何らかの形で挿入したものであろう。
キングに打ち勝ったゾロは「背中の炎が消えている時」にしか攻撃が効かないことを知っており、セラフィム打倒の突破口になるかもしれない。
だが、セラフィムは何体もおり、それぞれかつての王家七武海の悪魔の能力も有していて強敵である。
また、キングを解析したときその弱点を知り、弱点を塞いでいるかもしれない。フランキーやウソップたちはセラフィムにやられてしまい、サンジとナミも苦戦している。
ペガバンク01「正(シャカ)は、ベガパンク本体(ステラ)が地下の旧「悪魔の実」研究室にいることを察して、救出に向うが何者かに狙撃されてしまう。
何者に狙撃されたのかは明らかにされず、1077話では狙撃した銃口のみが描かれている。
誰かはまだ分からないが、ベガパンク本体(ステラ)の表情から、ベガパンクとは顔見知りで関係が深い人物の可能性がある。
現在までの流れから、海軍と戦桃丸の通信を妨害していた者なのではないか。
考えられるのはベガパンク暗殺指令を遂行しているCP(サイファーポール)の一味かもしれないが、海軍上層部からの刺客の可能性もあるのではないか。(『週刊少年ジャンプ15号』掲載)
1076話「旧友」CPの目的、キッドとシャンクス対峙
ミホーク型のセラフィムはスパスパの実の能力も有し、強敵であるためCP0と一時休戦し、共闘も視野に入る。
CP0のエッグヘッドでの任務をルッチが「7人のベガパンクの抹殺」であると告白。ルフィの「ベガパンク救出・逃亡幇助」という目的とは相容れないが、ルフィは錠を解き共闘することとなる。
研究所内
2ヶ月 世界政府諜報機関「CP5」「CP7」「CP8」
エッグヘッド調査の後、島を出航
海獣兵器(シービーストウェポン) 襲われて島へ逆戻り
Dr. ベガパンク もいる
歴史の本文(ポーネグリフ)の研究 政府に漏れる
新世界 とある島
港の酒場 旧友に会ったという「四皇」赤髪のシャンクス ドリー&ブロギー
誇り高き戦士の国「エルバフ」
ユースタス・キッド
キッド海賊団船長
1075話「研究層 DEATH GAME(ラボフェーズデスゲーム)」研究所内の刺客
ナミ
チョッパー、ロビン
01シャカ ペガパンク
カメラの映像が消えていく 壊されている
研究所内に誰かいる
ステューシー サンジ ジンベエ
ウソップ、フランキー
セラフィムと対戦
ルフィ、ゾロもクマのセラフィムと対戦
1074話「マークⅢ」パシフィスタの最新型、モルガンズとビビ
エッグヘッド工場層(ファビリオフェーズ)ではパシフィスタ マークⅢがCP(サイファーポール)と闘っている。
マークⅢは頂上戦争のプロトタイプを遙かにしのぐ性能とされて、プロトタイプに比べて、より大きくたくましく見え、配色が黒である。
ちなみにパシフィスタ【海軍科学班戦闘兵器(PACIFISTA)】は政府側の兵器なのに政府の諜報機関CP(サイファーポール)を襲っていて同士討ちをしている構図となる。
マークⅢは「バブルシールド」というベガパンクの発明した最強の盾を使い、銃火器を無効化でき、攻守とも優れた兵器で戦闘力はかなり高い。
工場(ファビリオ)にいるのは戦桃丸。戦桃丸は金太郎のような特徴的なファッションと装備の海軍本部科学部隊隊長(黄猿の部下)かつDr. ベガパンクのボディーガードを務めている。
パシフィスタ マークⅢを出撃させる権限を持ち、戦場に出したのは戦桃丸であった。ペガバンクを守り、逃がすためにマークⅢ 50体をエッグヘッドに解き放つ。
ベガパンク本体(ステラ)は失踪し、フロンティアドーム全体が制御不能となり、ルフィ達は研究層(ラボフェーズ)から出られなくなってしまう。
ボニーは父であるバーソロミューくまの過去を探る中で、くまの少年時代と思われる悲しい過去を知る。
世界経済新聞社社長・新聞王(ビッグ・ニュース)・モルガンズ(MORGANS)は広汎な情報網から、「世界政府」がベガパンクの暗殺を試みていることを正確に知っている。
世界政府の行動は多くの学者を弾圧し粛正した「オハラ」事件の再来であり、政府には批判的な姿勢である。何より、ベガパンクは科学力でエネルギー革命を巻き起こし、世界の人々から感謝される存在であるから、民衆は海軍を支持しないであることを想定している。
現代で言えば、ベガパンクは実用的な核融合発電を開発した科学者のような人物と言えるだろう。ノーベル賞は間違いないし、ウクライナ・ロシア戦争のようなエネルギーが起因する戦争が起こらなくなるだろう。
モルガンズはエッグヘッドの正確な情報を知りつつもルフィ達「麦わらの一味」がベガパンクを人質にしてエッグヘッドに立てこもり、海軍と全面戦争を画策しているという虚報を流そうとしている。
モルガンズと共に居合わせたのは、アラバスタ王国王女であるネフェルタリ・ビビと悪ブラックドラム王国国王ワポルである。
この2人は世界会議(レヴェリー)の現場から失踪した後、行方不明であったが、モルガンズがかくまっていた。
ビビはモルガンズのジャーナリストにもとる姿勢に批判的だが、モルガンズは「新聞はエンターテインメントだ」とうそぶいて気にしない。
なぜビビ達がモルガンズの元にいるのか分からないが、ビビ達がモルガンズを頼ってやってきたようだ。
モルガンズは財力もあり、各方面へのコネクションも豊富に持っている。悪魔の実(トリトリの実)モデル「アルバトロス」保持者であるため、庇護下に入るには適切な人選とは言えるだろう。
しかし、根っからの商売人であるモルガンズが何も見返りなしにビビ達を助けるとは思えない。なにがしかの交換条件、もしくはビビ達がモルガンズに売れる情報を持っているのだろう。
1059話「コビー大佐の一件」黒ひげが暗躍し、レイリー現る
マルコ
蛇女帝 ハンコック ボア
新型パシフィスタ「セラフィム」 ヤマカジ中将 コビー大佐
四皇 黒ひげ海賊団
冥王レイリー シルバーズ・レイリー
先々代アマゾンリリー皇帝 シャクヤク
海軍はセラフィムが七武海に成り変われると考えた
コビー大佐 黒ひげにより拉致、生死不明
1058話「新皇帝」バギーが【四皇】となった理由
麦わらの一味 各人の懸賞金額 更新
千両道化のバギー「四皇」へ
偉大なる航路(グランドライン)
カマバッカ王国
コアラ カマ
サボの心配 ドラゴン
くま
サボから着信