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「蘇杭餐廳」の「左宗棠雞(鶏のから揚げの甘辛あんかけ )」。台湾→アメリカ→中国と逆輸入された湖南料理

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恩師の先生に連れて行ってもらった台北の中華レストラン「蘇杭餐廳」の過去記事を追記&修正しました。

「左宗棠雞」 は太平天国の乱で大活躍した清末の将軍であり、洋務運動を進めた官僚でもある「左宗棠(さそうとう)」の名前を冠した鳥料理。

甘辛い味付けが特徴の湖南料理

左宗棠や毛沢東の故郷でもある湖南料理(湘菜)で、甘辛い味付けです。

「左宗棠雞」は漢語ピンインだと 「Zuǒ zōng táng jī」 となります。無理やりカタカナで表すと「ズオゾンタンジー」となります。

確か「蘇杭餐廳」のメニューには日本語も付いていたはずですし、写真もついているのでメニューを指差せば間違いないです。

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SONY NEX-5D + E 18-55mm F3.5-5.6

清朝の有名な将軍・左宗棠との関係

左宗棠という名前がついているので、蘇東坡(蘇軾)が開発したという「東坡肉(豚の角煮)」と同じように、左宗棠が発明した料理なのか、若しくは左宗棠の大好物なのかと思っていました。

しかし中国語版Wikipediaを調べると、将軍「左宗棠」とは何の関係も無いという事実が分かりました。

左宗棠雞は彭長貴という台湾のコックが、1970年台に当時の総統である蒋経国のために開発した料理だそうです。

台湾で発明され、アメリカで大人気となった「左宗棠雞」

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それがアメリカで大人気となり、ABCでも特集され、アメリカの中華料理屋の看板料理となりました。

中国湖南省に逆輸入されたのは最近とのこと。でも湖南人は湖南料理とは認めていないらしいです。

今思い返してみると、たしかにケンタッキーフライドチキンとかが好きなアメリカ人がいかにも好みそうな味付けであったなぁと感じます。辛さも湖南料理や四川料理のような激しい辛さではなくて、さわやかな辛さなので、辛いのが苦手な人でも食べられます。

値段もお手頃価格の280元(約840円)

「蘇杭餐廳」アクセス

台北市濟南路一段2-1號1・2F

MRT善導寺駅または台大醫院駅から徒歩約7分

「蘇杭餐廳」電話番号

電話 02-2396-3186

「蘇杭餐廳」の発音は漢語ピンインだと 「Sū háng cān tīng」 で、カタカナで無理やり表すと 「スーハンツァンティン」 となります。タクシーで行く場合は紙に書いて見せれば大丈夫ですし、MRT善導寺か台大医院から行く場合もGoogleマップ等で調べれば迷うことはないと思います。

この店は台湾大学の同窓会施設、「台大学友会館」の1,2階にあります。







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