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ワンピース 931-932 ネタバレ考察 感想 サンジはレイドスーツでドレークを倒せるのか?ビッグ・マムの生死は?レビュー

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

『ワンピース』【最新話】992話「残党」では赤鞘九人男の波状攻撃&必殺技がカイドウにトドメを刺すか?!

992話「残党」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

2月4日(月)発売『週刊少年ジャンプ 10号」掲載『ワンピース』931話「おそばマスク」を読みました。

以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

930話「えびす町」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

930話では、サンジが居眠り狂死郎の刺客、ページワン・ドレークと戦うことになりました。

ドレークもページワンも、どちらもリュウリュウの実・古代種という強力な「悪魔の実」能力の保持者ですが、サンジはあえて戦うことを選びます。

街を壊されないためと、罪のない人々を巻き添えにしないためのサンジの配慮ですね。

サンジの「レイドスーツ」の能力とは?

サンジも考えなく、カイドウの「飛六胞《とびろっぽう》」という精鋭の前に出たわけではありません。

サンジはジェルマ66(ダブルシックス)の兄にもらった「レイドスーツ(番号3)」を使うことを決意していたのです。

見た目は「3」と書かれた缶ジュースみたいなモノですが、腰に装着すると「仮面ライダー」よろしく変身して、超強力な科学戦士になれる道具です。

サンジのお色気悩殺・変身シーン

「缶」みたいなのを腰に装着する「仮面ライダー」的な変身方法、

ですがなぜか一度全裸になって着替えるという魔法少女的な変身。プリキュアとはほど遠い雰囲気ですが。

サンジは女性ファンが多いので、ファン垂涎の「お色気シーン」と言えるのでしょうか?

ウソップとフランキーは、サンジの変身にメチャクチャ驚いてます。

そういえば、ウソップもフランキーもビッグ・マムの結婚式での顛末も、サンジがジェルマ66(ダブルシックス)の子息ということも知らなかったんですよね。

しかし、なぜかトラファルガー・ローだけはサンジが

「悪の軍団ジェルマ66(ダブルシックス)」のNo.3「ステルスブラック」

ということを知っていました。

ノースブルーでの「ジェルマ66(ダブルシックス)」の悪名を知っていたとはいえ、細かいところまで言い当てるのは流石の情報網といえます。

サンジの兄弟と姉たちが持つレイドスーツは

レイジュ【ポイズンピンク】

  1. イチジ【スパーキングレッド】
  2. ニジ【デンゲキブルー】
  3. サンジ【????】
  4. ヨンジ【ウインチグリーン】

という色と関係があるものだったので、サンジのレイドスーツも「色」と関係しているのではないでしょうか。

サンジは通称「黒足のサンジ」なので、もしかしたら「ブラック」になるのかもと考察していましたが、やはりブラックでした。

色は当たりましたが、特殊能力は予想以上に強力なモノとなっていました。

ただ、サンジの兄弟達はレイドスーツを着慣れていますが、サンジは初めて着るため、能力を十分に発揮できないかもしれません。

また、今まで父ヴィンスモーク・ジャッジや兄弟達と確執があったので、心理的抵抗があり、100%能力を使い切れるのだろうかという不安もあります。

でもサンジは「四皇」との戦いに意地を張るのは無駄、人を救うためならプライドを捨ててでも使うと断言しているので、心の葛藤はすでに終わっているのでしょう。

ビッグ・マムとの死闘があった「ホールケーキアイランド編」の最後で、感情を失っていたはずのサンジの兄弟、イチジ・ニジ・ヨジが身体を張ってサンジを逃がしたところは感動的でした。

サンジはまだ父は許せないとしても、兄弟に対する確執は乗り越えています。

書いているうちに今更気づいたんですが、レイドスーツの科学の変身って「科学忍者隊ガッチャマン」が元ネタなんでしょうか。

『ワンピース』は映画や先行するマンガからかなりの要素を取り入れていますから、深く考察すれば共通点が見えてきそうです。

ただ、『ガッチャマン』の3号「G-3号」は「白鳥のジュン」で女性なのでサンジとの直接の関係は無さそうです。

サンジはレイドスーツで古代種のページワン・ドレークに勝てるのか?

もともとレイドスーツ無しでも「ジェルマ66(ダブルシックス)」と互角に戦えていたサンジ。

もし、戦闘力を大幅に強化することができる「レイドスーツ」で攻撃力が底上げされたなら、

ドレークやページワンの「リュウリュウの実(古代種)」にも対等に渡り合えるかもしれません。

しかし、ルフィが全力で巨龍カイドウにクリーンヒットをたたき込んでも、ダメージがほぼなかったので、致命的なダメージを与えることはできそうにないです。

ドレークやページワンがカイドウの「雷鳴八卦」のように一撃必殺の技を持っていたらさすがにレイドスーツを着ていても危なそうです。

そんなサンジはジェルマと名乗らず、「おそばマスク」という今ちまたで若者に流行している「黒マスク」で登場します。

ワノ国ではジェルマを知る人が少ないので、こんな変な名前でも、正体を隠せるということでしょうか。

ジェルマのレイドスーツは足に加速装置が付いていて、強力な防御力を得ることができます。

サンジはその超機動力でページワンを圧倒していきます。

しかも、それだけじゃなく、「透明人間化」する「ステルス」能力があるので、ページワンも為すすべがありません。

完全に姿が消えている訳ではない、「半スケ」状態で、『攻殻機動隊』の光学迷彩っぽいなと思っていたら、

トラファルガー・ローが「背景を全身に投影する装置」と解説していたので、やはり光学迷彩の原理を使っているようです。

『攻殻機動隊』が出た当時は、夢の技術でしたが、今の技術では「光学迷彩」のプロトタイプも出ています。

ジェルマが手を組んだという天才科学者・ベガパンクは現実世界の22世紀くらいの技術は持っていそうですね。ドラえもん的な存在もそのうち登場してしまうのでしょうか。

サンジは「透明化(ステルス)」能力が出せることは知らなかった模様で、自分でも驚いています。

サンジは「子どもの頃から透明になりたい」と願っていて、アブサロムの能力をうらやましく思っていましたが、科学の力で同等の力を手に入れてしまったのです。

レイドスーツには願いを具現化する能力があるのか、それとも設計段階でこの能力が組み込まれていたのか不明です。

もし、始めからそういう設計だったら、親が子に願いを叶えさせてあげようという気持ちも少しはあったのかもしれません。

サンジはレイドスーツの力を得て、ページワンと互角以上に戦っていますが、仲間を逃がすことをまず最優先するため、逃げることにします。

ロビンの運命やいかに

花の都「オロチ城」では、

黒炭オロチが芸者達と酒にうつつを抜かす中、

ロビンは「ポーネグリフ」を探しています。

黒炭オロチはワノ国一の「花魁」である「小紫」が来たことにより、完全に舞い上がっていますね。小物感が半端ないです。

ロビンは「オロチお庭番衆」(ワノ国の直属忍者部隊)に囲まれて大ピンチに陥ります。

「お庭番衆」といえば、『るろうに剣心』を思い出しますね。いずれも強敵ぞろいでクセのあるキャラでした。

お庭番衆の首領・福ロクジュはロビンを追い詰めていますが、かなりヤバい状況です。

錦えもん側にも「しのぶ」「雷ぞう」等、有能な忍者がいましたが、ワノ国お庭番衆も手練れぞろいでしょう。

いくらロビンとはいえ、ここまで囲まれてしまえば、逃げることはできず、捕まってしまう可能性が高いです。

ビッグ・マム生存も、記憶喪失?

キングに撃墜され、海に沈んだビッグ・マム、九里の浜辺に打ち上げられていました。

ビッグ・マムはワノ国への入り方を知っていて、侵入を試みていました。

しかし、カイドウの「真打ち」キングが翼竜(プテラノドン)に変身し、ビッグ・マムの船を沈めてしまいました。

普通、「悪魔の実」の能力者は、泳ぐことができないので、溺れ死んでしまいます。

ビッグ・マムもあのまま沈んでしまえば、さすがに窒息死してしまうことは確実でした。

ただ、「四皇」ビッグ・マムとあろう者が、溺死というあっけない死に方で終わるはずがないとは思っていました。

ちょうどチョッパーや、モモの助、お菊、お玉がいるところに打ち上げられていて、大ピンチと思いきや、

なんと、ビッグ・マムは記憶喪失していて、何も覚えていないようです。

窒息して、脳機能に障害が起きたのかも

ちょうど医者であるチョッパーがいるので、診察は可能かもしれませんが、記憶がもどると大変なことになるので、処置が難しいところですね。

記憶が戻らなくても、膨大な力を持つビッグ・マムが少し暴れれば、お菊たちでは為すすべがないでしょう。

記憶が無いことを良いことに、都合が良いように操ることができれば良いのですが。

『ワンピース』932話 展開予想 ロビンの危機とビッグ・マムの動向

932話の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

サンジが扮する「おそばマスク」、うまくページワンを巻くことができるのでしょうか。

もしページワンを負けたとしても、ドレークや他の飛六胞の他のメンツが現れれば、多勢に無勢で劣勢に立たされます。

サンジも初めて「レイドスーツ』で変身したので、変身形態がいつまで保てるかも心配です。

他のジェルマ66(ダブルシックス)のメンバーには、制限時間とか特になかったですが、サンジはどうなのでしょう。

オロチ城で敵方の忍者に囲まれてしまったロビン。

仲間を伴わずに1人で侵入しているため、絶体絶命のピンチで、どう頑張っても危機を脱することができなそうです。

花魁・小紫は黒炭オロチに敵対している可能性があり、ロビンと共闘できればいいのですが、それも難しいでしょう。

もしロビンが捕まれば、やはりルフィも収監されている「兎丼《うどん》」に入れられてしまうのでしょうか。

兎丼に入れば、ルフィの脱獄の手助けができるかもしれないので、結果的に良かったと言うこともありそうですが。

ビッグ・マムは記憶を失っているため、そこをつけ込めば、一時的に仲間のようにすることができるかもしれません。

お玉の「きびだんご」の能力は動物系スマイルには効くものの、ビッグ・マムには効かないでしょう。

カイドウの陣営も、ビッグ・マムの生死を探っているでしょうから、すぐにビッグ・マムの動向は察知されると思います。

カイドウはビッグ・マムが記憶喪失状態と知ったら、必ず総攻撃をしかけてくるでしょう。

それまでにビッグ・マム海賊団の幹部であるマムの子ども達が集結しないと大変なことになりそうです。

ビッグ・マムと同じように、ビッグ・マム海賊団の面々もそう簡単にやられてはいないでしょう。

ルフィと死闘を繰り広げたカタクリやブリュレ、プリンちゃんも分散してワノ国していると考えられます。

プリンちゃんは空飛ぶ絨毯《じゅうたん》に乗れるので、真っ先に駆けつけられるかも。

錦えもんの「火祭り」襲撃計画はどうなる?

錦えもんは過去からタイムリープしてきて、20年越しの計画「火祭り」襲撃計画を遂行しています。

今のところ、暗号文を解読されることなく、順調に仲間を集め、武器弾薬・食糧を集められています。

しかし、ここにきてビッグ・マム海賊団がワノ国に乗り込んできました。

ビッグ・マムの介入によって、不確定要素が大きくなり、計画はかなりの影響を受けるでしょう。

それに、うまく行っているように見える計画も、どうなるか「一寸先は闇」です。

よくある展開としては、計画がうまく運んでいるように見えて、実はうまく泳がされているだけで、

すべては敵に筒抜けということも考えられます。

もし、錦えもん一派のなかに内通者がいれば、一発で終わりです。

将軍・黒炭オロチは光月おでんの妻・トキの予言の成就を恐れていたので、スパイ網を張り巡らせているのは間違いないです。

ロビンも、早くから目を付けられて泳がされていたという可能性も高いです。

ウソップもフランキーも、ゾロも、ワノ国に先に入っていて目立っていたので、マークされている可能性は十分あります。

サンジが親子兄弟の葛藤を越えて、大幅パワーアップしたものの、依然として緊迫感のある展開が続き、目が離せません。

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