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『Dr.STONE』54話 考察「瞬きのブルージュエル」あらすじ 感想 千空が作る真空管?

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

前回、クロムが発明した水車水力発電所をつくり、発電することに成功した千空たち。

バッテリーと電球まで作ることによって、洞窟のさらに奥を探検できるようになりました。

『ドクターストーン』54話「瞬きのブルージュエル」より引用

『ドクターストーン』54話「瞬きのブルージュエル」より引用

洞窟への探検で手に入れるべきモノとは?

洞窟の奥深くまで探索できるようになったものの、千空はもうすでに携帯電話(スマホ)の材料はそろってるといいます。

ほぼ石器時代の世界なのに、案外必要な材料は少ないんですね。

ただ、必要な材料はそろっていても、銅とかはまだまだ必要となるので、取りに行くことになります。

千空がケータイのために作るモノとは?

千空が次に作りたいモノは、「電球のレベルアップ版」「コンピューターの卵」とのこと。

何か想像が付きませんでしたが、なんと電子のギア「真空管」でした。

真空管:『ドクターストーン』54話「瞬きのブルージュエル」より引用

真空管:『ドクターストーン』54話「瞬きのブルージュエル」より引用

昭和末期生まれの自分としても、真空管はもう半導体に置き換わっていましたから、真空管が一体どういうものなのか知りません。

現代人でメンタリストのあさぎりも真空管がどういうものなのか分かってない様子です。

千空は真空管のことを

高熱で電子をブチ飛ばして 電流の無機を揃えたり パワーアップしたりする

電気の世界の歯車(ギア)

と説明し、ケータイの心臓部と言います。

作り方としては、電球とおなじく、ガラスの中の空気を抜いていくのですが、「真空管」とあるように、空気を完璧になくす必要があります。

中でリンを燃やし、空気を抜くことには成功しますが、ガラスが耐えきれずに割れてしまいます。

ガラスに刺してある金属の線が膨張してしまうため、ガラスが割れてしまうとのこと。

数ミクロンの膨張で割れてしまうほど真空管は繊細です。

そこにクロムが帰り、銅が供給されることによって、チューブ状の銅が作れて、ガラスは割れなくなります。

しかし、今度は熱線の竹が燃え尽きてしまうため、どうしても真空管はできません。

クロムは竹よりも真空管に適した材料を探してこようとしますが、千空はそんなものはこの時代に存在しないと言い放ちます。

スイカが見つけたレアな鉱石とは?

いつもなら諦めない千空も、ここで諦めてしまいますが、スイカは諦めきれずに、珍しい石を探し続けます。

そうこうしているうちに、新年となり、みんなで初詣することになります。

そこでスイカが持っていた石が朝日に青く光り輝きます。

スイカとタングステン:『ドクターストーン』54話「瞬きのブルージュエル」より引用

スイカとタングステン:『ドクターストーン』54話「瞬きのブルージュエル」より引用

この紫外線(ブラックライト)に当たると青く輝くという石は、灰重石というそうです。

そして、この鉱石は現代の電球のフィラメントにも使われる原子番号74の「タングステン」でした。

千空によると、タングステンは熱にも負けない「全宇宙最強の金属」とのこと。

タングステン:『ドクターストーン』54話「瞬きのブルージュエル」より引用

タングステン:『ドクターストーン』54話「瞬きのブルージュエル」より引用

千空たちはこの熱耐性を持つタングステンを手に入れるために洞窟の奥に向かうことになります。

洞窟探検隊に同行する驚きのメンバーとは?

千空とともに向かうのは、クロムとマグマでした。

まだ千空の科学帝国に不信感を持つマグマを探検隊に加えるというのは意外でした。

マグマの力が鉱石の運搬に必要というのも分かりますが、この探検を機にマグマを完全に仲間に引き入れておきたいという考えもあるのでしょう。

『Dr.STONE』54話を収録した『週刊少年ジャンプ』20号全体のネタバレ考察はこちらを見てください。

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