こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。
『週刊少年ジャンプ』20号に収録の堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』179話「開催文化祭!!」を読みました。
178話「ラブラバという女」のネタバレ考察記事はこちらを見てください。
朝9時となり、ついに雄英高校の文化祭が始まりました。
デクの反撃にジェントルはどう対応するか?
ラブラバの個性によって超パワーアップしたジェントル・クリミナルは緑谷出久(デク)を吹っ飛ばし、雄英高校に侵入しようとします。
しかし、仲間達が文化祭に向けて努力していた姿を見て、壊理(エリ)の笑顔を見たいデクは諦めずにジェントル・クリミナルを追います。
ラブラバの個性「ラバーモード」は、いつも逃走に使われていました。
しかし、今回の動画にかけるジェントル・クリミナルはデクとの戦闘に使います。
自分の「愛」が足りないため、ジェントル・クリミナルのパワーアップが足らなかったと泣くラブラバ。
ジェントルは「君の想いが足りないなど 誰が証明できよう!」と断言します。
ジェントリーサンドイッチ!
でデクを動けないようにします。
ジェントルは「歴史」に「後世」に名を残すという夢に執着していて、この夢は自分一人のモノではないという信念を持っています。
緑谷出久(デク)は、なぜジェントルがそこまで分かっているのになぜ雄英の文化祭を潰そうとするのかと激怒。
ジェントルの高校時代の挫折とは?
ここでジェントルが高校生の頃の回想に入ります。
ジェントルは18歳(高校二年生)のころ、ヒーローになって教科書に載るくらいの偉大な男になることを目標にしていました。
ただ、18歳で高校2年生ということからも分かるように、落第点を取って留年し続けています。
そしてヒーローの仮免も4回落ちたということで、先生から自主退学を進められています。
退学を進められても、ヒーローになることを諦めないジェントルはビルから落下する人を自分の個性で助けようとするものの、逆に傷つけてしまい、ヒーローを邪魔したと公務執行妨害の罪に問われてしまいます。
この事件によって、ジェントルは退学し、家には落書きされるようになり、母は荒れて家庭崩壊します。
ジェントルはフラフラとボロアパートでフリーター生活に入り、かつての同級生・竹下に会いますが、竹下はジェントルのことなど覚えていませんでした。
そのことにショックを受けて、ジェントルはこのまま貧しく哀れに老いていくのかと絶望して、犯罪で世の中に名を残すことを決意します。
ジェントルとデクの共通点とは?
ジェントルはデクに対して
芯が無いと嘲笑うがいい!! それでも結構!!
と戦いを挑みますが、デクは
笑わないよ ジェントル・クリミナル
と答えます。
なぜデクは文化祭を壊そうとしているジェントルを責めないのでしょうか。
デクも笑顔を失った壊理(エリ)という少女のために戦っているので、自分と似たものを感じているのでしょう。
次回、デクとジェントルの戦いがついに決着です。
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