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ワンピース 989話「負ける気がしねえ」考察 感想 ナンバーズは古代巨人族?ビッグ・マムとカイドウにどう戦う?

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

『ワンピース』【最新話】992話「残党」では赤鞘九人男の波状攻撃&必殺技がカイドウにトドメを刺すか?!

992話「残党」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

2020年9月7日 月曜日 発売の『週刊少年ジャンプ 第40号』収録のワンピース 989話「負ける気がしねえ」を読みました。

本記事では989話と990話以降の考察を行っています。

不敵な顔をするナミ風女性の画像

988話「待たせたな」の考察と感想はこちらです。

ビッグマムをバイクで轢いたブルックとフランキー。

不意打ちだから攻撃がクリーンヒットしたわけですが、やはりビッグ・マムにはダメージになってなくて、逆に怒りに火を注いでしまった状況です。

危ういと思ったニコ・ロビンとジンベエが助っ人に入ることに。

ジンベエは元七武海で、魚人空手の達人なので、ビッグ・マムと渡り合える数少ないキャラでしょう。

一方、ルフィはカイドウと戦うために錦えもんのところへ行こうとしています。

カイドウは鬼ヶ島の要塞の上で赤鞘九人男と戦っています。ルフィとしては、そこまで行けば、ビッグ・マムと距離を取れますし、ワノ国のラスボスであるカイドウを叩くことが出来ます。

モモの助は処刑寸前の時、しのぶとサンジに助けられました。

そのモモの助を抱きかかえて逃げるしのぶ。

それを追い、ヤマトが続きます。

ヤマトはしのぶ達とは面識がなく、角も生えていて見た目は少女版カイドウ。しかも「おでん」を名乗っているので、怪しさ満載です。

ギョッとするしのぶとモモの助は当然逃げます。

しかも「煙遁《えんとん》の術」で全力逃走のため、ヤマトも手枷が外れたとは言え、追いつくのはなかなか難しいでしょう。

ビッグマムが暴れる中、雑魚と戦う花のヒョウ五郎親分たち。

数が多すぎて埒があかないため、傳ジローに聞いた「飛び六胞」を倒しに行くことを決めます。

たしかに、戦いにおいては有象無象を倒すより、敵の大将首をとってしまうのが速いです。雑魚は将が倒されれば総崩れになります。

ナミは「四皇」相手にビビりますが、フランキーは逃げません。

ルフィを「海賊王」にするために、四皇相手に正面から戦うことを決意。

ナミはホールケーキアイランド編でビッグ・マムと直接対峙しているので、怖さが身にしみていますが、フランキーはまだビッグ・マムの本当の怖さを知らないからこその決意でしょう。

ナンバーズ登場、正体は古代巨人族?

百獣海賊団はビッグ・マム並にデカイ敵を宴会場に投入してきました。

以前より話は出ていた「ナンバーズ」です。

フランキーはスリラーパークを思い出し、ナミはオーズ級の大きさと目を回します。

ビッグ・マムによると、ナンバーズはカイドウが「パンクハザード」から買い取った「古代巨人族」の失敗作とのこと。

パンクハザードでは、子供を大きくする実験をしていましたが、その系列の実験体だったのでしょう。

ナンバーズということで、巨人達の体には漢字で数字が入っています。

漢数字の難しい「大字」で「四」は「肆」と入っています。ちなみに「肆」は「四鬼《ジャキ》」と呼ばれていて、数字にちなんだ名が付いています。

ウソップが乗っている「ブラキオタンク」がナンバーズに捕まって、ピンチな為、フランキーの「ラディカルビーム」で撃退します。

ラディカルビームはレーザー光線で、一瞬で四鬼を焼き尽くします。かなりの攻撃力で、もしかしたら、ビッグ・マムにもダメージが通るかも知れません。

ビッグ・マム VS ジンベエ&ロビン

フランキーズがナンバーズと相対しているため、ガラ空きの背後をビッグ・マムが襲います。

そこへ助けに入ったロビンとジンベエ。

  • ジンベエ「魚人柔術」の「渦潮一本背負い」
  • ロビン「千紫万紅(ミルフルール)」
  • ロビン「大飛燕草(デルフィニウム)」

でビッグ・マムをかなり遠くに吹っ飛ばせました。

直接ダメージを与えられないにしても、柔よく剛を制する妙策で、ビッグ・マムを見事手玉にとっています。

カイドウの部下達は元七武海「海峡のジンベエ」魚人海賊団船長がなぜここに居るのか驚愕するばかり。

そこにいるだけで存在感で敵を圧倒できるジンベエ。さすがです。

チョッパーとウソップはフランキーの指示で、機械同士の「合体(ドッキング)」に目を輝かせています。

いつの時代も男はトランスフォームするメカに心躍らせてしまうのはよく分かります。

ルフィ&ゾロ VS クイーン&キング

ルフィとゾロは階下の宴会場の騒動を尻目に、カイドウの所へ行こうとします。

ルフィがゾロを連れて、ゴムゴムのロケットで発射したところ、クイーンがブラキオサウルスに変身し、喰われてしまい、阻止されます。

プテラノドンのキングも飛来し、にらみをきかせています。

制空権は完全にクイーン・キング達、百獣海賊団が握っているため、簡単にカイドウの所へは行けません。

ウソップ&チョッパーの乗る「ブラキオヘッド」チェンジ、フランキーの「クロサイ」スタンバイでドッキング。

サンジはモモの助を助けたものの、キングの攻撃を食らって墜落していました。

しかし、ジェルマ66(ダブルシックス)の科学力で作られたレイドスーツでダメージはゼロです。

サンジは元々相当打たれ強かったですが、ステルス能力を備えた上、防御力と基礎体力が大幅に跳ね上がるレイドスーツで、キングやクイーンと渡り合える力をも手にしているようです。

「麦わらの一味」大集結!

ルフィとゾロが撃ち落とされため、図らずも麦わらの一味10人が集結することになりました。

右から

  1. ウソップ
  2. ゾロ
  3. ロビン
  4. チョッパー
  5. フランキー
  6. ルフィ
  7. ジンベエ
  8. ブルック
  9. サンジ
  10. ナミ
久々にこの10人が一コマに描かれ、「ドドン!」の効果。歌舞伎のクライマックスを見ているような高揚感があります。ワノ国編も佳境に入ってきました。

『ワンピース』990回 展開予想 ルフィたちがナンバーズを一掃する?

990話「孤軍」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

ルフィは上に行き、赤鞘九人男と合流し、カイドウと戦いたいのですが、上に行かせないようキング&クイーンが見張っています。

そのため、まずはルフィ達「麦わらの一味」はまずナンバーズとキング&クイーンを一掃しなければなりません。

飛び六胞という強敵もいますが、それはヒョウ五郎親分たちが食い止めてくれるでしょう。

ナンバーズは失敗作とされているので、耐久力はあまり高くないようです。

四鬼《ジャキ》がフランキーのレーザーでやられたように、一人一人を倒すのはそう難しくなさそうです。ただ、あの大きさの巨人が数で襲ってくると押し負ける可能性もあります。

ヤマトは逃げてしまったしのぶとモモの助に追いつけるのでしょうか。

しのぶが忍術を駆使して逃げているため、なかなか追いつけないでしょうが、ヤマトがモモの助を手中に収めれば、モモの助を旗印にワノ国の武士が団結することが出来て、士気が爆上がりすること間違いなしです。

ワンピースもついに次回で990回。一つの節目だから何か起こりそうですが、1,000回記念に照準を合わせて、このまま戦いが続いていくでしょう。

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