こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。
913話で初登場したおこぼれ茶屋の「看板娘」お菊が話題となっています。
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ワンピース 913考察 感想「鶴の恩返し」ホーキンス対ルフィ・ゾロ、お菊・浦島太郎も登場?
ネットでは「お菊」の正体についていろいろと考察されていますが、私なりの考察をしてみたいと思います。
私はお菊のかわいさと美しさから、お菊がお玉の言っていた「妖艶なくノ一」なのではないかと思っていました。
お菊は「男の娘」なのか?
しかし914話「おこぼれ町」ではお菊が実は剣士で「侍《サムライ》」と判明しました。
914話「おこぼれ町」のネタバレ考察はこちらを見てください。 2018年8月20日(月)発売の『週刊少年ジャンプ 38号』(電子版)を買って、『ワンピース』914話「おこぼれ町」を読 ... 続きを見る
ワンピース 914考察 感想 お菊の正体とは?ロー登場で最悪の世代集結「おこぼれ町」
しかも、お菊が実は「男」なのではないかという考察もあります。
侍《サムライ》の語源は「貴人のそばに仕える男」ですから、言葉の定義からすると「男」ということになります。
また、「拙者《せっしゃ》」も男が使う一人称なので、「男」であると考えるほうが自然になってきます。
『週刊少年ジャンプ』では『ストップ!! ひばりくん!』というかわいい「男の娘」が出てくる漫画が1981年から1983年まで連載されていました。
歌舞伎の「女形」菊之介、菊五郎との関連性は?
歌舞伎は女性役も男が演じる「女形《おやま・おんながた》」という伝統があります。
そして女形で有名な歌舞伎役者として
- 尾上 菊五郎《おのえ きくごろう》
- 尾上 菊之助《おのえ きくのすけ》
がいます。
どちらも「菊」がついていて、『ワンピース』の「お菊」との関連性が感じられますね。
ヤマタノオロチ伝説、スサノオとヤマトタケルと女装
ワノ国の悪の将軍は「黒炭オロチ」です。
ヤマタノオロチを倒したスサノオは、ヤマタノオロチとの戦いの時に、クシナダヒメの櫛《くし》を髪に挿して戦ったとされています。
また、日本神話では皇族のヤマトタケルも女装して熊襲《クマソ》を倒しています。
もし「お菊」が女装した美少年だとしたら、黒炭オロチを倒すキーパーソンとなりそうです。
ワノ国は「将軍」が勢力を持つ「幕府」が支配していると考えられますが、現実の日本と同じように「天皇」がいる「朝廷」もあるでしょう。
お菊は朝廷の皇子の一人なのかもしれません。
歴史上の女サムライ・別式の可能性も
ブルックによると「ワノ国」が鎖国していて、世界政府にも加盟していない状態が保てるのは侍《サムライ》が強すぎて海軍も手を出せないからです。
ワノ国の侍は、鉄や岩を簡単に切断できる上、刀に武装色をまとわせて、何でも斬ることができます。
ただ日本の歴史上、「別式《べつしき》・別式女」という女の武芸者もいました。
源平の時代には木曾義仲と共に戦った「巴御前」もいましたし、石田三成と戦って善戦した「甲斐姫」などの女傑もいます。
『ワンピース』の世界ではビッグ・マムやその娘を始め、サンジの姉レイジュなど、強い女性はたくさんいますので、お菊もメチャクチャ強い女剣士ということも十分考えられます。
今の段階ではまだどの考察もハッキリしないので、これからの展開に注目ですね。