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ワンピース 957話 考察 感想 ロックス海賊団の真実、 四皇の賞金額初公開!

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

『ワンピース』【最新話】992話「残党」では赤鞘九人男の波状攻撃&必殺技がカイドウにトドメを刺すか?!

992話「残党」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

9月30日(月曜日)発売『週刊少年ジャンプ 44号」掲載の『ワンピース』957話を読みました。

ゴシックロリータ風のドレスを着たナミ風女性の画像

本記事では957話と958話以降の考察を行っています。

以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

956回では「王下七武海」制度が無くなるというニュースが世界中を駆け巡りました。

王下七武海というのは今まで世界政府に公認されていた海賊で、おおっぴらに活動できていたのですが、他の海賊と同じように指名手配されることとなったのです。

新世界 海軍本部 でイッショウとサカズキの意見が対立

957回は新世界の「海軍本部」から始まります。

もともとのマリンフォードは頂上決戦で壊滅したので、ニューマリンフォードに移っていますね。

海軍本部で話しているのは

  • 海軍本部元帥 サカズキ 通称「赤犬」
  • 海軍本部大将 イッショウ 通称「藤虎」

でした。

この2人の話からすると、「王下七武海」を無くそうとしていたのは「イッショウ」たちのようです。

そして、サカズキは王下七武海はまだまだ存続させて利用しようという魂胆があったようです。

ここでも意見が分れる大将同士。サカズキは天竜人派、イッショウは天竜人の横暴さから距離を置いている感じでした。

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— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) September 27, 2019

イッショウが王下七武海を撤廃した理由とは?

なぜイッショウは海軍本部や世界政府の意向に逆らってまで、王下七武海を無くそうとしたのでしょう。

それはイッショウが「七武海を存続させるための犠牲」と表現している人々の苦難があったからでしょう。

王下七武海は政府に公認されているという大義の下、あくどい手段で金儲けや横暴なことを行い、人々は塗炭の苦しみを受けていました。

イッショウは海軍大将としてはめずらしく、一市民に身をやつして世界を回ることで、人々の苦悩をつぶさに見てきたため、七武海廃止を決意したのでしょう。

ただ、今まで七武海として収まっていたから大暴れしなかっただけで、タガがはずれたように大暴れをしはじめる元七武海もいそうで、油断は禁物です。

「SSG」という海軍の謎の組織

王下七武海が解き放たれることで、世界のパワーバランスが大きく崩れることは間違いありません。

世界の人々がより多くの苦しみを得てしまうかもしれないのに、イッショウは「SSGを信じやしょう」と謎の組織に頼ることを明言します。

私の覚えている限り、『ワンピース』でSSGという組織はここで初めて出て来たと思います。科学に関係しているらしく、ベガバンクが関わっているのかも。

ドレークが首魁で、コビーも隊員だった秘密諜報部隊「SWORD(ソード)」のように、海軍にはまだまだ知られていない部隊が多く、その層はかなり厚そうです。

王下七武海の廃止、カイドウの百獣海賊団とビッグ・マム海賊団との同盟で、イッショウの言うとおり「世界の勢力図は大きく変わる」のは間違いありません。

ロックス海賊団が再編成される?

イッショウは「ビッグ・マムとカイドウが手を組んだ」と聞いて、「ロックス海賊団が再編成されたのか」と気になることを言います。

ロックスとは、以前海軍の幹部連中の話題で出て来ましたね。

その時はとんでもない悪の存在でラスボス並の扱いを受けていましたが、詳細は明かされませんでした。

海軍本部ではセンゴクがその「ロックス海賊団」について解説しています。

センゴクによると、現在、水と油のような存在であるビッグ・マムとカイドウは以前ロックスの元で仲間として海を荒らし回っていたとのこと。

ロックス海賊団はハチノス島を拠点として、同じロックス海賊団同士でもお互いに殺し合いも繰り広げる無法者だったそうです。

ハチノス島というのは現在、四皇「黒ひげ」が拠点としているところですね。

黒ひげも「ロックス海賊団」についての情報をあるていどつかんでいそうです。

ロックス海賊団のメンバーとは?

センゴクによると、ロックス海賊団のメンバーは

  • 白ひげ
  • ビッグ・マム
  • カイドウ
  • 金獅子のシキ
  • シャクヤク
  • ミス・バッキン
  • 王直

等のようです。

いまいち思い出せないキャラもいますが、強力な海賊ばかりです。

ロックスの目的とは?

さらにカイドウによると、ロックス海賊団の船長・ロックスの最終目的は「世界の王」になることで、世界政府に対してテロを繰り返していたとのこと。

世界政府(天竜人)に対して戦いを挑むという目的は現在の「革命軍」と重なりますね。

「世界の王」となると、「海賊王」とはまたかなり趣が違ってきます。

海賊はいわば裏世界の覇者と言えますが、世界の王となると、表の世界である世界政府傘下の国々、経済をも掌握するということでしょう。

ロックス海賊団がガープによって壊滅した?

ロックス海賊団は38年前に「GOD VALLEY(神の谷)」で壊滅させらたと語られます。

新聞報道ではルフィの祖父・ガープ「海軍中将」によって、ロックスは倒されたとされています。

この功績によって、ガープは海軍の英雄と称されることになったのです。

ただし、現代日本の報道が真実を報じないように、当時の新聞も事実を報道していませんでした。

実はガープは単独でロックスを倒したわけではなく、「海賊」と連携していたとのこと。

しかも、その連携していた海賊というのが、後の海賊王・ロジャーなのでした。

まさか、海軍と海賊、それも将軍と海賊王が協力していたとは。。

これは、さすがに報道すれば世界を揺るがす大ニュースですし、公にはできない事実です。

ロックス海賊団の記録はなぜ抹消されたのか

センゴクの話しによると、GOD VALLEYは消滅、しかも世界の禁忌に触れたため、世界中から「ロックス海賊団」の情報は消されてしまったとのことです。

記録は残されなかったものの、当時からの生き残りであるセンゴクやガープ、その他の海軍の重要人物だけがロックスの記憶を今も抱き続けていたのです。

このロックスも「D」の名を持つ者でした。

ガープもロジャーも「D」の名を持っていますが、この三人には何か関連や確執があったのでしょうか。

「四皇」の賞金総額が明らかに。その驚きの額とは?

ここで海軍は状況を整理するためにも、現「四皇」の賞金額を明らかにします。

物語の中で四皇の賞金が明らかになるのは初でしょう。
  • 黒ひげ 22億4760万ベリー
  • シャンクス 40億4890万ベリー
  • ビッグ・マム 43億8800万ベリー
  • カイドウ 46億1110万ベリー

強さや影響力を考えれば、妥当な賞金額だと思います。

黒ひげは四皇になってから日が浅いので、低めで、ルフィの15億ベリーのほうが近いです。

やはり四皇とはいえ、実質、シャンクスとビッグ・マム、カイドウが強大です。

シャンクスは五老星と関係を持ち、世界政府と関係があるようですが、その事実が賞金額に影響しているかもしれません。

純粋な物理的パワーとしての強さはビッグ・マムとカイドウはほぼ拮抗しているかもしれません。

その二人が同盟し、総額90億ベリー以上の賞金額の一大勢力になったことは、海軍的にも脅威でしょう。

海賊王・ロジャーの賞金総額が史上最高の55億6480万ベリーでしたので、それを越える初めての勢力となります。

ワンピース 958話 サボは本当に死んだのか? コビー VS ハンコック 展開予想

958話の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

王下七武海の廃止は世界会議(レヴェリー)でアラバスタ国王らが提起して、会議で議決されたものとされていました。

しかし、実は海軍本部大将のイッショウが仕掛けたものだという事が明らかになりました。

さらに、956話ではドレークがスパイとして百獣海賊団に潜入し、ワノ国の情報を逐一海軍本部に報告しているという事実も示されました。

ここへきて、海軍が動きを活発化させているのはなぜなのでしょうか? 五老星と会談したシャンクス、謎のイム様の登場が物語を加速化させていきそうです。

あと、やはり気になるのが革命軍参謀総長のサボの生死です。

モルガンズによって、「サボ死亡」の報道がなされたようですが、まだそのシーンが描かれていないので、本当にサボは死んでしまったのか、それとも瀕死で捕らわれているのかまだ分かりません。

サボは世界会議(レヴェリー)で天竜人に宣戦布告しましたが、イッショウ等に動きを察知されていたため、返り討ちに遭ってしまったのは間違いありません。もしかしたら革命軍にも海軍のスパイが入り込んでいたのかもしれません。

また、956話で元「王下七武海」のハンコックやミホークの所に海軍の大軍が群がっていることが描かれていました。

ほとんどの海軍は元七武海には刃が立たず、返り討ちにあってしまうでしょう。ただ、コビーとハンコックだけはなかなか良い戦いをすると思います。

世界情勢が描かれ、ワノ国のことはほとんど触れられない957話でしたが、ワノ国の方の動きも気になるところです。

将軍・黒炭オロチは光月日和が生きていたことを知り、捕縛することを目指しています。

ルフィと錦えもん達は着々とカイドウのいる鬼ヶ島「火祭り」襲撃計画をすすめていますが、日和を人質に取られてしまうと、一気に形勢が悪くなってしまうでしょう。

ドレーク率いる海軍機密特殊部隊「SWORD」がどう動いてくるかによって、また情勢が変わってきそうですが、カイドウとビッグ・マムが同盟を組んでいるので、今のところルフィたちに勝ち目は無さそうで、どう突破口が見つけられるのか気になります。

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