こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。
漫画史に残る『ハンターハンター』キメラアント編が終わり、『HUNTERXHUNTER』第340話「特命」で新しい展開(暗黒大陸編)が始まります。
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。
カキン王国が暗黒大陸渡航を目指す理由とは?
ハンター協会のビーンズが十二支んの部屋に飛び込んできて、カキン王国・ホイコーロ国王が暗黒大陸への進出を宣言したことを伝えます。
暗黒大陸とは
暗黒大陸とは「世界地図の外側の世界」で、異人類が存在していて「魔獣」も暗黒大陸出身と言われています。
かつて人類は何度も暗黒大陸に進出しようとしてきたようですが、その度災いがふりかかったことが古文書とか遺跡に残っているとのこと。
現実世界で言う首脳国が集まる近代5大陸(V5)は200年以上前に共同で暗黒大陸に行かないという不可侵条約を締結しました。
しかし、カキン王国はV5に加盟していないため、そんな条約を無視して暗黒大陸に行くことができるのです。
カキン王国とはどのような国なのか?
チードルによると、カキン王国は30年前に歴史上最も静かな革命と言われた「真林館事件」を機に帝国社会主義から議会民主主義へとシフトしたとのこと。
国名から王族をの名をはずして新しい国として再出発したときに、各国との条約や密約の更新をうやむやにしたために、勝手に暗黒大陸へ行ったとしても道義上問題でも制裁対象にはならないのです。
ビヨンド=ネテロ登場と「十二支ん」「ビーンズ」の反応とは?
ここまででも驚きなのですが、暗黒大陸探検隊の総責任者が、なんとアイザック=ネテロ(ハンター協会元会長)の息子であるビヨンド=ネテロでした。
ネテロ会長に家族がいたことに驚く「十二支ん」達、付き合いの長い彼らもネテロは天涯孤独だと思っていました。
ビヨンドは父・ネテロの言葉を引きながら「挑戦を止めた時が人生の終わる時」と言います。
演説する姿は会長が話しているのとそっくりで、ビーンズですら演説する姿に会長を重ねてしまいます。
そのビーンズによると、会長が生前に遺言とした残したDVDは2つあったとのこと。
自分の子供だと名乗る者が公の場に現れたら、十二支ん全員でこれを見ろと渡されていたそうです。
ビヨンド=ネテロの演説に対する世界の反応とは?
ビヨンド=ネテロの演説から一時間で「アイチューべ」の再生回数が一億を超えました。
そしてカキン王国に対して近代5大陸(V5)から暗黒大陸へ渡るという宣言撤回と条約への署名要請が届きます。
もちろんビヨンドはそんな話には耳を貸さず、「十二支ん」の1人であるパリストンと協専ハンターたちで暗黒大陸渡航を目指します。
パリストンとジンは「十二支ん」脱退を決め、V5(近代5大陸)から新ハンター協会にビヨンドをハントせよという指令が来ます。
次回第341話「厄災」では暗黒大陸の大きさと危なさが徐々に明らかになっていきます。341話の考察はこちらを見てください。
-
『ハンターハンター』341話「厄災」考察1 暗黒大陸とV5(近代5大陸)とカキンの関係は?
『ハンターハンター 第33巻』の冒頭、第341話「厄災《やくさい》」の前半のネタバレありの考察記事です。 暗黒大陸編が開 ...
第33巻「厄災」の複雑な内容をネタバレありの考察つきでまとめています。こちらを見てください。
-
『ハンターハンター』33巻「厄災」考察まとめ 暗黒大陸をめぐる陰謀とは?
『HUNTERXHUNTER』第340話「特命」でカキン王国・ホイコーロ国王がカキン帝国の暗黒大陸への進出を宣言しました ...