こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。
いよいよ今週から『ハンターハンター』が連載再開です!約一年間、待ちに待ちましたよ。以下、最新話である361話のネタバレ有りの感想と考察です。
豪華なセンターカラー
久々の連載なのでセンターカラーです。
不気味な念獣の壺とカキンの王子たち。そしてデカすぎるカキン王。
ナイフで襲い来るサイールド
前回、念獣に操られ、仲間を殺してしまったサイールド。
※ 前回 第360話「寄生」のネタバレありの感想と考察はこちら
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『ハンターハンター』360話「寄生」考察 クラピカ同僚を殺したのは他王子の念獣?
2017年6月26日から『ハンターハンター』の連載再開が決定しました!それを機に去年再開した時に書いた記事を加筆修正しま ...
サイールドはクラピカに襲い掛かりますが、クラピカに鎖を絡ませて一瞬で倒してしまいます。
クラピカは体術も相当なものですね。
ハンター試験ではヒソカと対等にやりあっていましたし。
ビルが明かすサイールドの念能力
同僚のビルによると、サイールドは放出系能力者で、さらにどちらかというと操作系寄りとのこと。
その能力とは「念をボール状に飛ばし、捕えた虫を操る」という何とも微妙なもの。
操れても最大ハムスター程度ということで、戦闘力は期待できません。ただ索敵やスパイなどのインテリジェンス分野にはかなり重宝しそうです。今回のようなドロドロとした身内同士の欺きあいという場面では活躍しそうです。
またヒソカのバンジーガムのように、どのような動物を操るか等の工夫次第で応用力は高そうです。
クラピカの師匠イズナビの教え
ここで急にクラピカがハンター試験に受かった直後と思われる念の修行時代に話が戻ります。クラピカとクラピカの師匠の対話という場面も珍しいです。
師匠であるイズナビに対しても偉そうなクラピカ、タメ口で師匠をお前呼ばわりとは。ブレないですね。
もしゴンとキルアが師匠の師匠にあたるビスケにこんな口のきき方をしたら、ビスケは真のムキムキのビスケさん姿となり、ぶっ飛ばされることでしょう。
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師匠のウィングもさすがに怒ると思います。
クラピカの新たな鎖の念「スチールチェーン」
クラピカはここで畳みかけるように「奪う人指し指の鎖」という念を発動します。ルビは《スチールチェーン》とふってあります。
「奪う」なら「スティール」な気がしますが、「スチール(鋼鉄)」にかけてるのかな。
一時的に相手(サイールド)の念能力を預かることができるという能力だそうです。
一時的にとはいえ、相手の念を自分のものにしてしまうという点で宿敵クモ(幻影旅団)のクロロ団長と似ている念なのが興味深いです。
さらに注射器でオーラを吸い続けると相手を念能力がまったく使えない「絶」状態にできるとのこと。
クラピカの鎖の念は幻影旅団メンバーなら強制的に絶にしてしまう強力なものでした。
しかし、旅団相手以外は絶にできません。
この新能力「スチールチェーン」はそういう誓約はないようです。相手のオーラをチューチュー注射器のようなもので吸う時間と手間がかかりますが、かなり強力な能力です。絶状態になってしまうと、どんな手練れでも丸腰の普通の人間とあまり変わらないですから。
敵《霊獣》が宿主のオーラを必要とする寄生型ならば霊獣がサイールドに憑けているモノも寄生型なのかも知れないという推測で賭けに出ました。
クラピカの賭けは当たり、何か変な蜘蛛のような熊のような念獣が出てきました。
ここで緋の眼発動、絶対時間《エンペラータイム》開始です。
イルカが出てきてサイールドから奪った能力をセット。
このイルカ、33巻の表紙で予告されてたやつでしょうね。私はイルカは王子の念獣かと推測してましたが、ハズレました。
サイールドの能力は「裏窓」、ルビは《リトルアイ》とあります。やっぱり裏技的な使い方が主流なのかな。
敵の霊獣の能力
サイールドの様子から、クラピカは敵の念獣は「ヒマ」というキーワードをきっかけに人を操る能力と判断。
「念」ができない人にはそもそも念獣は見えないし、声も聞こえないのですが、なぜか能力者であるカートンにも見えない謎仕様。狙ったターゲットだけに攻撃できるようです。
カキン軍に捕まるサイールド
操られたとはいえ、サイールドがその手で同僚を殺してしまったことは事実。
なので、サイールドはカキン軍に拘束され聴取されることに。軍に引き渡され、サイールドは戦線離脱。カキン軍がやたらゴツいので、サイールドの今後が心配です。
ワブル王子の警護、さらに辞退
血で血を洗う王位継承のバトルロイヤルのことを知らされておらず、念能力もない護衛は恐れをなして、辞めてしまいます。
ブラックホエール1号が新大陸に出航してわずか2時間で11人の警護がクラピカとビルの二人に。
モモゼ王子とマラヤーム王子
モモゼは縦ロールのお嬢様風のキャラですが、内心はなかなか黒いご様子。マラヤームは年相応の男の子ですね。二人の共通の母はマラヤーム王子を偏愛しています。
ここの念獣の描写からモモゼがサイールドを操った念獣を出したことが分かります。
念獣が働いて本人は疲れたようですが、モモゼは自分の念獣が間接的に人を殺したことに全く気づいていない様子。本当に王子たちの殺し合いは無意識下で行われるんですね。
ハルケンブルグ王子がホイコーロ王に直訴
「僕は継承戦を辞退するよ」とハルケンブルグが父カキン王に対して宣言。
セレモニーに参加したのは父上の顔を立てるためで、血塗られた王位など要らないとハルケンブルグは畳みかけます。
次回、第362話は他の王子たちの念獣が次々と明らかになります!362話のネタバレ考察はこちらを見てください。
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それぞれの王子たちの個性とかやり口については、34巻にも詳しいです。出航前のゴタゴタも復習できます。
また、34巻のあとがきでは作者・富樫義博によるヒソカ対クロロの裏話的なものも載っているので必読です。
私はもう3回くらい34巻を読みましたが、ヒソカとクロロの戦いは何度読んでも面白いし、新たな発見があります。
34巻については簡単な概要と考察をこちらの記事でまとめています。
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休載期間が多いと、どうしても前までの流れが分からなくなってしまいますね。
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