ハンターハンター

ハンターハンター 383考察 感想 カチョウ・フウゲツの脱出計画は成功するのか?

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

『ハンターハンター』【最新話】390話「衝突1」のネタバレ考察はこちらを見てください。

『ハンターハンター』36巻を無料で読む方法、考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

『ハンターハンター』37巻収録予定の381話~390話のまとめはこちらを見てください。

2018年10月6日(土)発売『少年ジャンプ 45号』収録の『ハンターハンター』383話「脱出」を読みました。

以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

382話「覚醒」のネタバレ考察はこちらを見てください。

ついに晩餐会開始!サレサレの計画は?

第一回「日曜晩餐会」が開始されました。

第8王子サレサレは晩餐会で世界を変えると言っていましたが、382話で死んでしまいました。

サレサレの世界を変えるという言葉の真意は

今日のライブで世界を変える

というモノだったようです。

大言壮語していて、たんにライブをするだけだったんですね。

第8王子サレサレが死んだことは隠され、「体調不良で急遽欠席」とされています。

念能力者である第1王子ベンジャミンも第2王子カミーラも欠席しているため、カチョウ・フウゲツの計画は滞りなく行われそうです。

カミーラはベンジャミンの私設兵に拘束されているため、来ないのは分かりますが、ベンジャミンはなぜ来ないのでしょうか。見かけによらず慎重な性格のようです。

「日曜晩餐会」の演奏プログラムとは?

晩餐会の演奏プログラムは

  • 「フリースタイルバトル」バショウ × リッジ(ハンター協会)
  • 「ダンスパフォーマンス」従事者有志
  • 「ロック演奏」イズナビ・ジュリアーノ(ハンター協会)
  • 「アカペラ合唱」第6王子私設兵有志
  • 小休止
  • 「トークショー」タマゾー&ガンタイ
  • 「ピアノ演奏」キーニ(ハンター協会)
  • 「フルート演奏」センリツ(ハンター協会)
  • 「グラスハープ演奏」第10王子フウゲツ&第11王子カチョウ

となっています。

フリースタイルバトルって言うのはラップのフリースタイルダンジョンのことでしょうか。

ロックからクラシックまで幅広いラインナップですが、イケメン大好きな第6王子タイソンの趣味が全開ですね。

王子の命令とは言え、イズナビがB'zの稲葉浩志みたいになってて、クラピカの師匠だったころの渋い面影がほぼないです。

イズナビの相棒的な存在で、妙にジャンプ漫画に詳しい男がジュリアーノということも分かりました。

フウゲツの護衛である小柄なおじいさん、キーニの見事なピアノ演奏の後、センリツの登場です。

センリツの能力がすごすぎる!

ミュージックハンターであるセンリツ、一番得意なフルートで本気の演奏をすると、なんと

効く者の意識を3分間 音の世界へ誘える!

という能力が発動しました。!

このセンリツの必殺技はかなり強力で、その場にいないベンジャミンカミーラの意識まで奪ってしまうほどの威力です。

直接聴いた人だけでなく、スピーカー越しでも有効らしく、警備の人員も意識を失っています。

事前に耳栓をしていたキーニ、カチョウ、フウゲツ以外は完全に昏睡状態です。

耳栓をしていなければ、かなりの手練れ相手でも防げないようです。事前に能力を知らなければ3分間も意識を失う=死につながる恐ろしい能力です。

カチョウ・フウゲツは守護霊獣(念獣)の秘密の扉(マジカルワーム)を使わず、救命ボートに乗って船外へ逃亡する計画です。

キーニはカチョウ・フウゲツを逃がした後、銃でこめかみを撃ち抜き、自害してしまいます。

キーニは女房と子供に死に別れて、カチョウ・フウゲツを逃がした後、すべての責任を自分がかぶって死ぬことを決意していました。

こうして自分がすべて背負い、カチョウ・フウゲツの脱出を手助けしたのは自分だけということにして、センリツに害が及ばないようにしていたんですね。男の中の男です。

カチョウ・フウゲツは助かるのか

無事救命ボートに乗ったカチョウ・フウゲツの二人ですが、ブラックホエール1号から出ようとした刹那、無数のマドハンドみたいな手が現れ、二人を襲います。

カチョウは船から出ると「死のペナルティ」があることを察知し、フウゲツに秘密の扉(マジカルワーム)を発動させます。

どうにか抜け道に入ったフウゲツですが、カチョウが現れません。

もしかしてカチョウは死んでしまったのかと危ぶまれたとき、カチョウが扉を開けて現れました。

二人は船から出るとペナルティで死ぬことになることがわかり、一緒に部屋に戻ります。

これで「めでたし めでたし」と思ったら、とんでもない事実が明らかになります。

カチョウの守護霊獣(念獣)の驚きの能力とは!?

第10王子カチョウの守護霊獣(念獣)はフウゲツと同じく相互協力型ですが、カチョウの守護霊獣は「無形」です。

能力名は「2人セゾン(キミガイナイ)」

欅坂46に同じ名前の歌がありましたね。


サイレントマジョリティ(11人いる!)という能力も出てきましたし、冨樫義博先生はとにかく欅坂46推しなことが分かります。

この能力はカチョウ・フウゲツのうち、どちらかが死ぬと、守護霊獣が死んだ者の姿になって、相手を守るというモノでした。

現在の状況としては、カチョウ救命ボートの中で絶命している姿が描かれています。

カチョウは死んでしまい、カチョウの守護霊獣がフウゲツと共にいるという状況なのでしょう。

もちろんフウゲツはカチョウが死んでしまって、守護霊獣が代わりとなっていることは分かっていないようです。

センリツなら心音の変化とかでカチョウが入れ替わってしまっていることに気がつくかもしれませんが、あえてフウゲツには真実を言わないかもしれません。

カチョウは生きているときも、憎まれっ子を偽装しながら必死にフウゲツを助け出そうとしていました。

守護霊獣(念獣)もそんなカチョウの意志を具現化したような存在で、切なさは深まります。

『ハンターハンター』383話「脱出」まとめ 感想

383話「脱出」を簡単にまとめると

  • 第一回日曜晩餐会開始
  • センリツの能力で会場の人間の意識がなくなる
  • キーニ死す
  • カチョウ・フウゲツが脱出するが失敗
  • 第10王子カチョウ死す
  • カチョウの守護霊獣がフウゲツと一緒に部屋に帰る

となります。

まず第8王子サレサレの「世界を変える」というのがただの音楽演奏だったことにがっかりしました。あれだけ引きがあったのに完全な噛ませイヌ的な存在でした。

死後強まる念のような展開で、サレサレの意志が発動されるかもと思いましたが、それもなかったです。

それに対して、カチョウ・フウゲツの脱出劇は緊迫しててハラハラしました。

キーニの覚悟とセンリツの活躍に胸が熱くなりましたが、結果的には悲しい結末となってしまいました。

もしブラックホエール1号から脱出できたら、カキン王位継承戦はどうなってしまうんだろうと思っていました。

やはり船内から逃げることはできず、誰の念獣の力なのか分からないマドハンドみたいな手で殺されてしまうペナルティが課せられます。

カチョウは謎の魔の手にやられてしまいましたが、カチョウの死んでから発動する守護霊獣(念獣)もカチョウの妹を守るという決意が生み出したモノで、泣かせます。

『ハンターハンター』384話「抗争」ツェリードニヒも覚醒!?

384話「抗争」のネタバレ考察はこちらを見てください。

382話では第8王子サレサレが死亡し、383話では第10王子カチョウが死んでしまいました。

第12王子のモモゼとあわせると、王子の犠牲者は3人となります。

残る王子はあと11人。このペースで行くと今回の連載中では継承戦は終わらず、つぎの連載時がクライマックスとなりそうです。

カチョウの守護霊獣はフウゲツの「秘密の扉(マジカルワーム)」を使うことができるようですし、未知の能力もあるかもしれないので、まだまだ戦えそうです。

第13王子マラヤームは姉の死にショックを受け、異空間に引きこもっています。

ビスケの判断で、このまま安全な異空間でしばらく過ごすようです。

ウェルゲーのビスケへの愛が日増しに高まっていて、こちらの展開も気になります。

つぎに犠牲となるのはどの王子なのでしょうか。

私設兵を各王子の元に送っているうえ、自身も念能力者のベンジャミンは最後まで生き残りそうですし、382話で覚醒した第9王子ハルケンブルグが無双していくかもしれません。

頭がお花畑の第6王子タイソンがやられそうですが、イズナビとジュリアーノが有能なので、すぐにはやられないでしょう。

守護霊獣が戦闘向きではない第3王子チョウライが危ないかもしれません。

護衛兵に念能力者がいないようですし。

でもクラピカと共闘するようなので、クラピカが何らかの手で守るでしょう。

36巻
ハンターハンター 36巻 考察 カキン王子たちと旅団の生死は?感想 レビュー

2018年10月4日(木)に『ハンターハンター』36巻が発売されました。 ⇒ 無料で『ハンターハンター』36巻を見る方法 ...

続きを見る

-ハンターハンター
-, , ,