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ハンターハンター

『ハンターハンター』341話「厄災」その2。ネテロ元会長の事実上の指令と突如現れたビヨンド

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2017年6月26日に発売の少年ジャンプ30号から『HUNTER × HUNTER』の連載再開が決定したので、暗黒大陸編を復習しています。今回は『ハンターハンター 第33巻』の収録の、第341話「厄災《やくさい》」の中盤ネタバレありの考察なので、未読の方はご注意ください。

前半の記事はこちらです。

ハンターハンター33巻、341話、14ページ。地下室。不死の病、ゾバエ病患者
『ハンターハンター』341話「厄災」その1。暗黒大陸をめぐるV5(近代5大陸)のエゴとカキン王国

2017年6月26日に発売の少年ジャンプ30号から『HUNTER × HUNTER』の連載再開が決定したので、暗黒大陸編をすこしずつ復習してみてます。今回は『ハンターハンター 第33巻』の冒頭、第34 ...

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ネテロ元会長と息子・ビヨンドの考え方の違いとネテロ元会長の事実上の最終指令についてです。ネタバレありの考察なので、未読の方はご注意ください。

ビヨンド・ネテロが暗黒大陸へ行った理由

ネテロ元会長(アイザック・ネテロ)からのビデオでのメッセージで息子であるビヨンドが暗黒大陸へ行った理由が明らかになります。

V5(近代5大陸)は、政治的な思惑によって、ハンター協会ではなく、独自の調査団を秘密裏に作りました。

ビヨンドはその独自調査団に専門家として参加していたとのこと。

ビヨンドはネテロ元会長の警告を無視

暗黒大陸渡航経験のあるネテロ元会長は、ビヨンドに忠告しましたが、ビヨンドは聞かず、未踏ルートを探検し、多大な犠牲者を出してしまいました。

それだけではなく、新たな厄災を持ち帰ってしまいました。(すなわちゾバエ病)

ビヨンドは再挑戦を希望しましたが、ネテロ元会長は自分が死ぬまで行けないようにしました。

そして、ネテロはハンター協会の暗黒大陸渡航をタブーとします。

ネテロ元会長が求める「強さ」と暗黒大陸

なぜネテロ元会長がハンター協会にそういう指令を出したのかというと、ネテロ元会長が求める「強さ」と相反する暗黒大陸の環境でした。

ネテロ元会長が求める強さは相手が必要で、勝ち負けのある個としての「強さ」です。

暗黒大陸は個人の勝ちなど存在しない厳しい自然との格闘があるのみです。

この相違はネテロ元会長とキメラアントの王・メルエムとの戦いの時も言及されていました。

個としての強さを極みまで高めたネテロと種族の頂点として生まれながらにして最強だったメルエム。

大型のキメラアントは暗黒大陸が由来のようですから、メルエムレベルの怪物があちこちにいると考えられます。

ネテロ元会長の事実上の最終指令

自分が死んだ後、ビヨンドが暗黒大陸へ行くことが確実であるため、ネテロ元会長は事実上の最終指令として「ビヨンドより先に暗黒大陸探検を成功に導いてほしい」という希望を述べます。

ハンターハンター33巻、341話、17ページ。死去したネテロ会長からのビデオメッセージでの指令
引用:『ハンターハンター 33巻』p.17

自らハンターたちの暗黒大陸渡航を禁止しておきながら、息子に先を越されるのはイヤというのはなかなか解せませんが、親子間で色々確執などがあったのでしょう。

ネテロ元会長は「ハンター協会が先駆者であってほしいという勝手な願望」と言っていますが、十二支んのメンバーは事実上の指令と判断します。

ネテロ元会長の指令の達成条件は

暗黒大陸より抱えた「厄災(リスク)」の何れかを攻略し「希望(リターン)」を持ち帰ること。

で、難易度は文句なしのA

元ハンター協会会長・チードルの判断

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前会長ネテロが指令ではないと言っているので、協会員は巻き込めないので、十二支んだけで事を進めようとします。

そこでビヨンドのハントには反対というサイユウ。実はここで後の伏線が貼られていたのですね。

ビヨンドと同じように暗黒大陸を目指していた者として、ゴンの父であるジンの名前も出てきます。

どこかアジアのスラム街を彷彿とさせるところで何をしているのか。これも後に明らかになります。

ハンターハンター33巻、341話、20ページ。ハンター協会を脱退し、暗黒大陸を目指すジン・フリークス
引用:『ハンターハンター 33巻』p.20

意表をついて自分から現れたビヨンド・ネテロ

議論が紛糾する中突如ビーンズにかかってきた電話、そして自ら捕らえられに来たというビヨンド。しかもそれをV5(近代5大陸)に連絡しろといってきます。

ハンターハンター33巻、341話、22ページ。ハンター協会に突如訪れたビヨンド・ネテロ
引用:『ハンターハンター 33巻』p.22

ネテロ元会長と同じで、かなり食えないヤツなようです。

この話を収録している『ハンターハンター 33巻』

今回の記事で書いた第341話から第350話までを収録している33巻。

かなり濃い内容で、復習記事にするのにも時間がかかってしまいました。

待望の最新刊『ハンターハンター 34巻』

暗黒大陸編と伝説のヒソカ VS 幻影旅団・クロロ団長の激闘を収録する34巻がもうすぐ発売されます。

2017年6月22日やっと表紙が明らかになりましたが、やはり天空闘技場でのヒソカ対クロロのバトルがメインとなるため、この二人が表紙になりました。巻全体のタイトルは「死闘」。確かにネテロ元会長とキメラアントの王・メルエムのバトルに勝るとも劣らない死闘でした。

34巻収録分のジャンプ連載時のまとめはこちら。

ハンターハンター34巻表紙のイラスト3_ヒソカとクロロの死闘
『ハンターハンター』34巻収録分まとめ。ヒソカ対クロロ団長の激闘と暗黒大陸渡航編

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暗黒大陸由来の5大厄災が明らかになる「第341話」後半

奇妙な5大厄災の片鱗が明らかになる後半の記事を書きました。

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『ハンターハンター』341話「厄災」その3。人類が暗黒大陸から持ち帰った危険すぎる5大厄災まとめ

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どれもキメラアントよりも危険というとんでもないバケモノ揃いです。







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