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キングダム 562考察 感想「恐将」壁ピンチ、ブネンの驚きの戦術とは?

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

最新の『キングダム』563話「族王カタリ」のネタバレ考察はこちらを見てください。

2018年6月21日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 29号』(電子版)収録の原泰久『キングダム』562話「恐将」を読みました。

561話「一刀の衝撃」のネタバレ考察はこちらを見てください。

壁将軍の快進撃に対するブネン将軍の反撃とは?

趙国に属する犬戎《けんじゅう》三兄弟将軍 VS 秦国の壁《へき》、バジオウ、フィゴ王の戦いが続いています。

壁将軍は兵糧を失ってしまった負い目から、張り切って敵を攻め、犬戎のブネン軍の兵を破り、将軍ブネンの首を狙いに行きます。

壁は自軍の兵糧だけではなく、預かっていた山の民の兵糧まで失ってしまったため、責任を感じているのです。そのため焦って、敵陣に深く入りすぎています。

ブネンの本陣に迫る壁将軍に対して、ブネンは「アホ共が」と余裕で冷笑をくわえます。

犬戎のブネン:『キングダム』562話「恐将」より引用

犬戎のブネン:『キングダム』562話「恐将」より引用

ブネン本陣の兵士は精鋭ぞろいで、壁将軍の部隊は次々となぎ倒されてしまいます。

壁将軍も強烈な攻撃を受け、鎧に亀裂が入るほどの打撃を受けました。大丈夫でしょうか。

歩兵も陣形を整えて対抗しようとしますが、それすら許さない犬戎の強さ。

さすがかつて周を苦しめた遊牧騎馬民族です。

壁将軍の「読み」とブネン将軍のサディスティック作戦とは?

壁将軍はブネンが本陣の守備に最強の精鋭を配置する用心深い将軍と感じます。

しかし、ブネンの考えは、

わざと壁将軍の部隊を近くまで食い込ませ、疲れ切った壁の部隊を全滅させること

でした。

ブネンはそういう残酷な「殲滅戦《せんめつせん》」が大好きというサディストで、そのため「恐将《きょうしょう》」と呼ばれているのです。

一人一人が10人の兵士を凌駕するという「ジリ兵団」が壁軍と対峙《たいじ》し、消耗した壁軍に襲いかかります。

壁将軍のピンチを助けるメラ族、カタリとキタリは一騎当千

壁の絶体絶命のピンチに現れたのは、メラ族の部隊でした。

開戦前は「ヘキショウグン」コールをしていたほど壁びいきが多い部隊ですので、壁のピンチにいてもたってもいられなかったのでしょう。

しかし、犬戎の精鋭は手強く、メラ族軍もかなりの損害を受けてしまいます。

そんな中、メラ族族長「カタリ」とその妹「キタリ」の兵団は鬼神のような働きを見せ、犬戎軍を圧倒します。

キタリは犬戎に「まァまァやるじゃんかほめてやるよ犬っコロ」と酷い言葉を投げつつ敵を倒しまくります。

メラ族・キタリ:『キングダム』562話「恐将」より引用

メラ族・キタリ:『キングダム』562話「恐将」より引用

キタリは大言壮語をする自信家で、かなり口も悪いですが、実力は確かです。

劣勢のブネン将軍が「弓隊」を使った驚きの戦術がメラ族を襲う

犬戎軍のブネン将軍は、メラ族のカタリとキタリの奮戦を見て、「弓隊」を用意します。

そして、自軍の犬戎兵とメラ族の兵士めがけて次々と矢を射かけました。

壁将軍はその戦法に愕然《がくぜん》とします。

驚く壁将軍:『キングダム』562話「恐将」より引用

驚く壁将軍:『キングダム』562話「恐将」より引用

自軍の兵士を我が子のように大切にあつかっている壁にはブネンの行動は信じられないものなのでしょう。

ブネンのこの決断はどのような結末をもたらすのでしょうか。

普通なら自軍の兵士を大切にしないトップは兵士達から信頼されず、戦力の低下を招きそうなものです。

しかし、犬戎の価値観は今の人間の価値観とはまったく異なるので、犬戎兵もなれているのかもしれません。

『キングダム』562話「恐将」まとめ

562話「恐将」を簡単にまとめると

  • 壁将軍が犬戎・ブネン軍の本陣に迫る
  • ブネン軍本陣の精鋭に壁将軍の部隊は苦戦
  • 「ジリ兵団」が壁将軍の部隊に襲いかかる
  • メラ族のカタリキタリが壁将軍の部隊を助ける
  • ブネン軍はメラ族の部隊に押され、苦戦する
  • ブネンは味方と敵が戦っているところに弓矢を射かける

となります。

『キングダム』563話「族王カタリ」ネタバレ考察

壁とキタリの運命やいかに!?

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