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キングダム 53巻 考察 感想 楊端和に男を見せた壁将軍、信と王賁が覚醒!?
『キングダム』54巻の考察と感想(ネタバレ有レビュー)まとめはこちらを見てください。
キングダム 54巻 考察【最新巻】感想 王賁と信が覚醒するが、尭雲の計略で王賁が討たれる!?レビュー
2019年6月20日(木)発売の、『週刊ヤングジャンプ 29号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』604話「李牧の戦術」を読みました。
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キングダム 603話 考察 感想 李牧が攻撃陣形で王翦を攻め、信と尭雲が激突? レビュー
秦軍と趙軍の運命を決める朱海平原の15日目、どちらも兵糧がない中、持てる力の限りを尽くしてぶつかりあいます。
![白い伝統衣装を着た古代中国(春秋戦国)の女子画像](https://akitoshilaoshi.com/wp-content/uploads/2023/06/00184-3584909853-re.jpg)
秦軍右翼の信&王賁 VS 尭雲の部隊
秦軍右翼の飛信隊は、尭雲《ぎょううん》を討って、そのまま李牧の中央軍の土手っ腹を横撃する作戦に出ています。
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なぜなら、14日目に趙峩龍《ちょうがりゅう》の防陣・土雀を突破するために信も羌瘣も限界を超えた力を出し、疲労がまだ抜けきっていないからです。
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飛信隊の対応と尭雲の容赦ない攻撃
信の疲労をみかねて、
- 我呂《がろ》
- 岳雷《がくらい》
- 飛麃《ひひょう》
が最前線にたち、信の疲労回復を待つことにしますが、15日全力を出し続けている信はもう限界が近いと言えるでしょう。
尭雲《ぎょううん》はそんな信の状態を把握し、かつて主だった趙・三大天の一人「藺相如《りんしょうじょ》」の予言の言葉を思い出します。
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尭雲は直属の最強兵である「十槍《じゅっそう》」から
- 魏多《ぎた》
- 平秀《へいしゅう》
- 賀滉《がこう》
ら精兵を飛信隊に差し向けます。
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復活した王賁と燃え上がる玉鳳隊の士気
秦軍右翼で信と並ぶ将だった王賁《おうほん》は尭雲のたくみな戦術によって、意識不明の重体となるまで追い詰められていました。
14日目は副将である老将・番陽《ばんよう》が玉鳳隊をみごとに率いて、戦っていましたが、羌瘣のヒーリング能力もあって、王賁は復活。
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尭雲は守りのために残して置いた「雷雲《らいうん》」部隊の精兵・十槍から
- 田豊《でんぽう》
- 博谷《はくや》
- 高秀《こうしゅう》
を王賁に差し向けます。
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王賁を手ひどく痛めつけられ、宮康《きゅうこう》を討たれた玉鳳隊は復讐心で士気がマックスとなっています。
関常《かんじょう》もいきり立って尭雲を攻めますが、この焦りに足元をすくわれなければよいのですが。
李牧 VS 王翦 中央軍の激突、李牧の陣形の謎とは?
秦と趙の中央軍は、小手先のテクニック無しの真っ向からの攻め合いとなっています。
王翦軍からは田里弥《でんりみ》が先鋒にたち、李牧軍から迎え撃つのは共伯《こうはく》。
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王翦軍の第3将である田里弥、亜光《あこう》や麻鉱《まこう》と違って、自ら前に出て戦うタイプではなく、軍師的な将軍とのこと。
秦国軍において、自分が前に出ない将軍は珍しいですが、それだけ田里弥の知略が優れているからでしょう。
また、練兵も神レベルに上手く、田里弥軍の個別の兵士達の戦闘力が以上に高いとのこと。
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ただ、そんなものすごい知勇の田里弥軍が、李牧・共伯軍にずっと押されてしまいます。
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共伯将軍と雷伯《らいはく》将軍は李牧の戦術を完璧に理解していて、この二人を撃破しないと李牧軍の優勢はゆらぎそうもありません。
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李牧の陣形、特殊戦術の秘密とは?
智将・田里弥でも全く理解できない李牧の戦術。
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李牧の陣形名は「大鶴《だいかく》」、鳥のように両翼があり、相手を翻弄する陣形かと思われますが、特殊な点は見られません。
ただなぜか李牧の軍の兵士は整然と等間隔に並んで立っているだけで、密集形体を取っていません。
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もしかしたらこの辺りに李牧の陣形の秘密が隠されているのかもしれません。
ただ、田里弥だけではなく王翦をもってしても、李牧の戦術の秘密は未だ分かりません。
王翦は最強部隊を送って、李牧軍の一角を崩してみますが、それでは陣形を回復されてしまい、意味が無いようです。
『キングダム』605話 王翦が李牧の戦術を看破する?信・王賁が危ない 展開予想
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キングダム 605話 考察 感想 王翦自ら驚きの作戦で李牧の陣形を崩しに行くが? レビュー
ついに李牧と王翦という中国の歴史上屈指の将軍同士が激突しました。
李牧は特殊な戦術で王翦軍を翻弄していますが、これはいつまで続くでしょうか。
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しかし、李牧のカラクリを看破するまで時間がかかってしまえば、王翦の兵士達はかなり削られ、戦力大幅ダウン必至です。
王翦か、智将・田里弥がどれだけはやく李牧の戦術のカラクリを見いだすかが、勝敗を決するカギとなってきそうです。
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それに王翦がどう対応するのか、いまから楽しみでなりません。
飛信隊と玉鳳隊は尭雲の「十槍」と「雷雲」と再び決戦の刻を迎えています。
疲労困憊してダメージが蓄積している信と王賁はかなり危なそうですが、信も王賁も「雷雲」部隊とは一度戦っているので、相手の手の内は見えています。
あとは、兵士の士気の問題となってきそうです。
となると、飛信隊・玉鳳隊とも勝機が見えてきそうです。