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キングダム 571 考察 感想「挽回の機」壁将軍がロゾと戦う?キタリはブネンを倒せるか?

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2018年9月6日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 40号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』571話「挽回の機」を読みました。

以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

570話「完璧なる遭遇』では、絶体絶命のピンチにおちいった楊端和《ようたんわ》を助けるためにバーサーカー(狂戦士)となったバジオウが鬼神のごとき活躍を見せます。

バジオウが時間を稼いだおかげで、シュンメンやタジフたち・山の民の援軍が楊端和のもとにたどり着きました。

しかし、敵の犬戎王ロゾ・趙の将軍・舜水樹《しゅんすいじゅ》が楊端和に追いつきます。

再びピンチの楊端和のところに犬戎のトアクを倒したフィゴ王・ダントが到着したのでした。

『キングダム』570話「完璧なる遭遇」のネタバレ考察はこちらを見てください。

橑陽《りょうよう》の戦い 9日目もクライマックスです!

犬戎王ロゾ VS フィゴ王ダント ロゾの実力とは?

タジフとシュンメンは楊端和を守り、フィゴ軍を率いるダントと犬戎王ロゾの軍勢が対峙します。

犬戎を率いるロゾはフィゴ軍の王・ダントより二回りも大きく、くり出す攻撃もとんでもない威力があります。

フィゴ軍も巨躯の戦士ばかりなのに、ロゾは武器を一振りするだけで5,6人も叩ききってしまいます。

ほぼ互角の戦いですが、フィゴ軍は犬戎のトアク軍との戦いでかなりの兵力を消耗しています。

それに対して犬戎王ロゾの軍勢は無傷で精鋭ぞろいという状況です。

兵の数の違いもありますが、フィゴ軍は疲労が相当たまっているため、長引けば不利です。

犬戎 ブネン再登場 再びピンチの楊端和

犬戎王ロゾの軍をどうにか足止めしているフィゴ軍ですが、ここで犬戎の将軍ブネンが現れます。

ブネンは壁将軍・メラ族のカタリ、キタリの軍と戦い、冷酷無比な作戦でカタリを討ち、敗走させていました。

ブネンは犬戎王ロゾに加勢するのではなく、単独で楊端和を倒しに行くと決めます。

ブネンは手下の兵たちに酷薄でしたが、目上のロゾも尊重していません。ここで山の民の王・楊端和を自ら討ち取ることでロゾより上に行こうとしているのでしょう。

復活したキタリが壁将軍にさずけた作戦とは?

またピンチにおちいった楊端和ですが、メラ族のキタリと壁将軍《へきしょうぐん》がブネンに追いつきます。

キタリは兄・カタリの死に動揺し、戦線復帰は難しいかもと思っていましたが、壁将軍の活で完全に復活しているようです。

キタリは楊端和とロゾの陣形を見て、すぐに楊端和の作戦に気づきます。

楊端和は山の民の王となるまでは、自らをおとりとする作戦をよくつかっていて、山の民の間では常識となっているようです。エンポじぃもそう言ってましたよね。

楊端和はなぜこの作戦を最初から味方に伝えていなかったのでしょうか?

もし作戦を最初から明かしてしまえば、山の民の中には楊端和を守ろうとしてしまう戦士が出てくるだろうし、動きが不自然となり、敵を陽動できなくなるからでしょう。

「敵を騙すにはまず味方から」ですね。しかし自分が死んでしまうほどの危険を冒すのはすごい胆力です。そうしないと荒くれ者ばかりの山の民のリーダーとなれないのでしょう。

楊端和の意図を悟ったキタリは、自分がブネンを討ち、楊端和を助けることを決意します。

そして、壁将軍には犬戎王ロゾの首を取りに行けと言います。

この時の壁将軍の反応は、真顔で

え゛っ

というものでした。

キタリと壁将軍:『キングダム』571話「挽回の機」より引用

キタリと壁将軍:『キングダム』571話「挽回の機」より引用

素で驚いていますね。壁将軍は体格もあまり大きくないし、個人としての武力はそんなに高くないことは本人も自覚しています。キタリもそのことは分かっているのに。

キタリは戦いもパッとしない上に兵糧を焼かれてしまった壁将軍に挽回のチャンスを与えようとしていたのでした。

壁将軍がここで敵の大将ロゾの首を取れば、今までのヘマはすべて帳消しな上に、楊端和に見直してもらえます。

壁将軍は楊端和に頼み込んで、将をまかされているのでキタリの言葉はかなり刺さったようです。

壁はロゾと戦うことを決意し、下の乱戦に突撃をかまします。

キタリは壁に

武運を祈るぞ

と激励の言葉をかけ、壁も微妙な顔ではにかみながら戦いに赴きます。

キタリ:『キングダム』571話「挽回の機」より引用

キタリ:『キングダム』571話「挽回の機」より引用

この時の覚悟を決めた壁の表情が実に良いです。壁将軍は超人ばかりの『キングダム』の中では凡人に見えてしまいますが、だからこそ感情移入してしまいます。

ロゾ VS ダントの一騎打ちはどうなる?

フィゴ軍のダントもキタリと同じく、楊端和の策がハマったことを悟ります。

ダントの言葉で、趙の将軍・舜水樹が楊端和の意図に気づき、急いで城に戻りますが、猿手族《えんしゅぞく》のエンポじぃたちが城に侵入しているのでもう間に合わないでしょう。

ダントは犬戎王ロゾを「自ら死線に出てきた大バカ」と言い、死王に代わってロゾを討つために一騎打ちとなります。

『キングダム』571話「挽回の機」まとめ

571話「挽回の機」を簡単にまとめると

  • ダントのフィゴ軍 VS ロゾの犬戎軍の戦いが始まる
  • ブネンが現れ、楊端和に襲いかかる
  • キタリと壁将軍がブネンを追って合流する
  • キタリはブネンと戦い、壁はロゾと戦うことを決意する
  • ダントとロゾの一騎打ちがはじまる

となります。

『キングダム』572話「カタリの仇」あらすじ 感想

572話「カタリの仇」のネタバレ考察はこちらを見てください。

山の王・楊端和と犬戎王ロゾの戦いがついにクライマックスとなりました。

楊端和の自分がおとりになって、敵の大将ロゾをおびきよせ、犬戎の城を襲うという作戦は今のところうまくいっているように見えます。

ただ、この作戦は綱渡りのようなもので、楊端和が討たれてしまえば終わりです。

壁将軍はロゾを倒せるのか、キタリはブネンを倒せるのかがカギとなってきます。

まずキタリは兄・カタリの死の衝撃から完全に立ち直り、リーダーとしての役割をしっかりと果たしていますし、一度戦って手の内が見えているブネンに対抗することはできるでしょう。

壁将軍は経験と頭脳はロゾに引けを取らないと思いますが、単純な力だけではロゾに負けてまいそうです。

壁将軍とロゾが戦う前に、ダントがロゾを倒してしまう可能性もありますが、やはり疲労がたまっているダントは不利で、押し負けるでしょう。

ダントがどれだけロゾの体力を削れるかが壁 VS ロゾのポイントとなってきそうです。

個人的には今まで不運続きの壁将軍が大活躍するところを見たいです。


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