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キングダム 572考察 感想「カタリの仇」キタリ VS ブネン決着!壁将軍 VS ロゾの行方は?

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2018年9月12日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 41号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』572話「カタリの仇《かたき》」を読みました。

以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

橑陽《りょうよう》の戦い9日目もクライマックスです。

楊端和《ようたんわ》を追って、犬戎王ロゾと趙の舜水樹《しゅんすいじゅ》が橑陽城を出てきました。

楊端和 危うし!と思ったら、端和の命をかけた囮《おとり》作戦でした。

571話「挽回の機」のネタバレ考察はこちらを見てください。

ロゾと舜水樹が不在となった橑陽城に楊端和から密命を受けたエンポじィ達「猿手族《えんしゅぞく》」が潜入し、城をとろうとしています。

エンポじィ達「猿手族」VS 犬戎兵の戦いの行方は?

犬戎の城にエンポじィ率いる「猿手族《えんしゅぞく》」が乗り込みました。

ほぼ垂直の断崖絶壁の壁ですが、「壁を走る者」の異名を持つ猿手族にとっては障害ではないのですね。

城壁の上では猿手族と城を守る犬戎兵の戦いが始まっています。

壁を登ってすぐの乱戦なので、体力を消耗している猿手族には厳しい戦いです。

しかも、猿手族が思っていたより残っていた敵が多いので苦戦します。

犬戎王ロゾも趙の舜水樹《しゅんすいじゅ》将軍も城を防御するための最低限の兵は残しておいたようです。

ほぼ勝利を確信していた犬戎と趙軍でしたが、やはりロゾと舜水樹は凡将ではなく、最低限のリスク管理はきちんとしていました。

しかし、まさかエンポじィたちのように壁を登れる兵がいるとは思わなかったでしょう。

泰然と立つエンポじィに敵が群がってきますが、青猿《せいえん》・赤猿《せきえん》という猛者が素手で蹴散らします。

猿手族のエンポじィ、青猿、赤猿:『キングダム』572話「カタリの仇」より引用

猿手族のエンポじィ、青猿、赤猿:『キングダム』572話「カタリの仇」より引用

猿手族はみんな徒手空拳《としゅくうけん》で戦っていますね。一応刀も持っているようですが、鍛え上げた素手のほうが戦いやすいんでしょうか。

エンポじィは自分の守りはいいから、一気に城の中まで制圧する指令を出します。

ボケた老人かと思われたエンポじィですが、戦いとなると頼りになります。

エンポじィは

日の出までに必ず城は取る
じゃから
お前達も必ず入城しにくるのだぞ
マンタンワ

と独白します。

覚醒したかと思われたエンポじィですが、まだ楊端和のことを「マンタンワ」と間違えています。ここまでずっと間違っていると、何か理由があるのだろうかと思ってしまいます。

ダントVSロゾ の戦いはどうなる?

フィゴ王ダントと犬戎王ロゾの激しい打ち合いも続いています。

体格のいいダントよりもさらに二回りくらい巨大なロゾ

互角に戦っていました、対トアク戦の疲労もあって、押しまけるフィゴ王・ダント。

フィゴ軍の精鋭が救いに行きますが、逆に返り討ちになってしまいます。

中原を統一していた「周」を一度滅ぼした犬戎。その王の武威は計り知れません。

キタリにハッパをかけられ、ロゾを倒しに来た壁将軍と壁軍はロゾの強さに驚愕します。

しかし、壁は楊端和と交わした約束を思い出し、ひるまずつっこみ、自分たちの手で犬戎王を討ち取ろうと決意します。

壁の武力はフィゴ王・ダントに劣ると思われますが、勝てるのでしょうか。普通に戦えば押し負けてしまいそうです。

キタリは兄・カタリの仇「ブネン」を討つことができるのか?

ブネンはロゾの命令を無視して、楊端和を狙います。

そんなブネンを楊端和が見つけ、ブネンの背後に迫るメラ族に気づきます。

楊端和は族長カタリがいないことにすぐに気づき、キタリの様子を見て、カタリが討たれてしまったことを悟ります。

キタリ(メラ族・新族長):『キングダム』572話「カタリの仇」より引用

キタリ(メラ族・新族長):『キングダム』572話「カタリの仇」より引用

キタリは完全に目がすわっていて、カタリを失っていたときのような弱さが全くありません。

ブネンはカタリを倒したときと同じ戦法を使い、キタリを倒そうとします。

ブネンの戦法というのは、味方の犬戎兵を相手にまとわりつかせ、動けなくなった敵を味方ごと刺すという残虐極まりない卑怯な戦法でした。

キタリたちメラ族は、このブネンの戦法に完全に対策をしていました。

まとわりつこうとする敵を阻止して、キタリ VS ブネンの一騎打ちの状況に持ち込みます。

ブネンはキタリに矛で襲いかかって来ます。

キタリはブネンの攻撃の全てを蛇のように湾曲した刀でなぎ払い、刃を槍の柄に沿って走らせて、ブネンの右手の指を根こそぎ切ってしまいました。

あまりに早技過ぎて、ブネンも何が起こったか分からない様子です。

キタリは

カタリは私の十倍速かった

と言いながら

ブネンの左腕を手首あたりから切断してしまいます。

そして、

カタリは私の百倍強かった
なのにお前なんかに
死んで詫びやがれクソヤロォ

と叫びながら、ブネンの頭と胴体をみじん切りにしてしまいます。

輪切りにされてしまったブネン。かなりグロいです。

『キングダム』572話「カタリの仇」まとめ 感想

572話「カタリの仇」を簡単にまとめると

  • エンポじィ率いる猿手族と橑陽城を守る犬戎兵の戦い始まる
  • フィゴ王・ダント VS 犬戎王ロゾの戦い始まる
  • 劣勢のダントを助けに壁将軍が参戦
  • ブネンが卑怯な手でキタリを殺そうとするが返り討ちにされる

となります。

なんと言っても復活したキタリがかっこよかったです。

ブネンも犬戎の将軍なので、そこそこ強かったのでしょう。

でも味方を犠牲にして、お手軽に相手に勝つという戦法を続けていたので、知らず知らずのうちに弱体化してしまったのだと思います。

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573話ではエンポじィたち「猿手族」が犬戎兵が守る橑陽城をほぼ制圧するのではないかと思います。

犬戎兵も精強ですが、やはり思いもよらぬ奇襲には弱いでしょう。

ただ、エンポじィたちが制圧する前に舜水樹が城に戻れば、事態は危うくなりそうです。

城の中と外から挟み撃ちにされてしまえば、一気に窮地に陥ってしまいます。

犬戎王ロゾとフィゴ王ダントの戦いは、疲労がたまっていてスタミナ不足のダントが引き、代わって壁将軍とロゾとの戦いになりそうです。

体格的にも武力的にも壁に勝ち目はなさそうな感じもしてしまいます。

兄・カタリの仇《かたき》であるブネンを一瞬で倒したキタリが加勢に来てくれれば、壁にも勝機が出てきそうですが、ここは壁もプライドがあるし、独力でロゾに挑むと思われます。

人間離れした武将ばかりの『キングダム』の中で、真面目にコツコツ力を付けてきた壁将軍の大立ち回りが見れることを期待です!

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