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朱海平原の戦い、緊迫の11日目。
将軍である亜光《あこう》を失い、信の率いる「飛信隊」と王賁《おうほん》が率いる「玉鳳隊《ぎょくほうたい》」の奮闘で秦軍右翼は戦っています。
しかし、兵糧はもうほとんど尽きていて、兵士たちもうすうすそれに気づいていてかなり危ない状況です。
こんな状況なのに秦軍の総大将・王翦《おうせん》は右翼に代わりの将軍を立てません。

この記事の目次
朱海平原の戦い11日目、秦軍と趙軍の戦いはどうなった?
そんなかなりキツい状況ですが、飛信隊と玉鳳隊の奮闘で、どうにか朱海平原の11日目を乗り切りました。

趙軍の趙峩龍《ちょうがりゅう》も尭雲《ぎょううん》は明日の12日目で秦軍の兵糧が尽きるのを正確につかんでいました。

尭雲はこのまま王翦から秦軍右翼になにも「助け船」がなければ、秦軍は崩れると予想しています。
もちろん秦軍もそれは承知しているので、何度も王翦に対策を仰ぎますが、王翦は一切応えることはありませんでした。

王翦と王賁の親子間の確執や私情よりも大きな意図を感じます。
秦軍の兵糧の状況と配給の実情とは?
秦軍右翼では一欠片の「豆干(とうかん)」が配られるだけの食糧配給が行われていました。

日本のAmazonでも売っていました。Amazonの商品説明にも書いてありますが、今では「おやつ」として食べる人が多いです。

まだ配給をきちんと行っているだけ、旧日本軍のロジスティクスより優れていますね。
飛信隊の軍師・河了貂《かりょうてん》は、食糧が尽きてしまうのに、相手に勝てる軍略が思いつかず絶望しています。

王賁と信が初めて二人で話し合い、12日目はどうする?
そんな信に、めずらしく王賁が話し合いを求めてきました。

思い詰めた様子の王賁:『キングダム』578話「明日までに」より引用

信もいつもだったら、二人きりで話をするなんて拒否しそうなところですが、王賁の出生の秘密を知ってしまったし、秦軍が危ない状況になっているので、話し合いに応じました。
王賁は
もはや戦術でどうこうなる状況ではない
と諦めともとれる発言をしました。

王賁は戦術レベルではもうどうしようもないので、明日までに
隊の「覚醒」
が必要だと言います。
信もこの言葉には驚き、意味が分かりません。
玉鳳は隊の一人一人の兵士を覚醒させ、隊そのもののレベルアップを1日でやれというのです。

1日で隊のレベルアップ、それも全員というのは生半可なことでは達成できないでしょう。
信はもちろんどうやったらそんな離れ業ができるのかと聞きますが、玉鳳は自分で考えろと「けんもほろろ」です。
飛信隊と、玉鳳隊の覚醒、1日でどうやってやるのでしょうか。
飛信隊も玉鳳隊も、隊員同士の団結も士気もこれ以上ないほど強いです。
個々の兵士の武芸は1日そこらじゃパワーアップできないですし、戦法も1日で習得できるものはありません。

いったいどうするんでしょうか。
『キングダム』578話「明日までに」まとめ
『キングダム』578話「明日までに」を簡単にまとめると、
- 朱海平原の戦い 11日目が終わる
- 亜光軍は王翦に代わりの将軍を立てるよう要求するが無視される
- 秦軍の食糧が明日12日目で尽きることが確定
- 王賁と信が初めて二人で話し合う
- 王賁は飛信隊と玉鳳隊の「覚醒」をもとめる
となります。

亜光将軍を倒して、余裕をかましている趙軍がたいした攻撃を仕掛けてこなかったので、見せ場もなかった様子です。

たった一つの豆干だけでも暴動を起こさない飛信隊と玉鳳隊はさすがです。


二人とも我が強すぎるところがありますが、部下を持ち、将軍不在という中で、成長をせざるを得ない状況なのでしょう。
父・王翦に恨み言一つ言わず、「覚醒」しようとしている王賁。

『キングダム』579話 展開予想
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キングダム 579考察 感想 信と王賁の演説が奇跡を起こす「十二日目の朝」
王賁が言うように、これまで通りの戦い方では趙軍の歴戦の勇者・尭雲、馬南慈、趙峩龍に粉砕されてしまうでしょう。

覚醒するとすれば、戦いという実践の中で徐々に覚醒するしかなさそうです。
信も王賁も、隊を鼓舞し、背水の陣を敷くことになりそうです。