こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。
2018年8月23日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 38号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』569話「バジオウの誓い」を読みました。
568話「最強の戦士」のネタバレ考察はこちらを見てください。 2018年8月9日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 35・36合併号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』568話「 ... 続きを見る
キングダム 568考察 感想「最強の戦士」ガン族に追い詰められた楊端和とバジオウの驚きの行動とは?
犬戎の猛追を受け、568話の最後でサハ渓谷を飛んだバジオウと楊端和《ようたんわ》。
楊端和とバジオウはサハ渓谷を越えられたのか?
バジオウのジャンプ力はマリオ以上で対岸に届き、樹がクッションとなって助かりました。
バジオウと楊端和がくぐってきた修羅場とは?
どうにか助かった楊端和たち。
バジオウと楊端和がこうして敵に追い詰められて二人きりになってしまったのは初めてではなくて、
- ドン族との戦い
- 三つ目族との戦い
- タシ族との戦い
- カロン山での戦い
に続き、5回目とのこと。
こうした戦いを経て、梟鳴族《きゅうめいぞく》やメラ族も楊端和の配下につきました。
そんな楊端和が今まで戦った中でも、バジオウが一番強かったと回想します。
それは「リタ山での戦い」で、バジオウは人間離れしているというか、「獣」だったそうです。
568話でバジオウは楊端和に「誓い」があると言っていましたが、それは楊端和と戦ったときに自分で心密かに誓ったようです。
バジオウの誓い
そんな中、犬戎の追跡部隊「ガン族」の先導で橋を渡ってきた犬戎《けんじゅう》にまた囲まれてしまいます。
再び絶望的な状況に陥っても焦る様子がない楊端和とバジオウ。
サハ渓谷を飛び越えて、全身打撲というのに楊端和とバジオウは敵を斬りまくります。
楊端和とバジオウ、子供の頃の出会いの記憶とは?
子供の頃、楊端和とバジオウの出会いが描かれます。
バジオウは山の民の戦士のハラワタをむさぼり食っています。
楊端和はそんなバジオウを倒し、
というと、バジオウは泣き崩れます。
楊端和は強さや厳しさだけではない魅力があったため、それまでバラバラだった山の民をまとめることができたのでしょう。
モンゴルのチンギスハーン(成吉思汗)もこうして遊牧民の部族をまとめて世界帝国を作りました。
バジオウは楊端和に家族として迎え入れられた時に
と誓約しました。
そして、その誓いを再認識したとき、バーサーカーのように強くなり、まわりの敵をなぎたおしていきます。
エンポじいが敵の本拠地に現れ、大活躍!?
バジオウが獅子奮迅の活躍を見せているとき、山の民の他の戦士達は楊端和の指示通り、再結集しつつあります。
楊端和は「日の出までに再結集せよ」と指示していた場所、それは楊端和がいるところではなく、敵の本拠地「犬戎の城」でした。
その犬戎の城には、なんと「エンポじい」がいました!
エンポじぃによると、追い詰められたように見える楊端和は、自分が囮《おとり》となって敵を引きつけて、その間に敵の本拠地を叩く作戦だったとのこと。
エンポじぃは楊端和を「山界一 ずる賢い女」と言っていますが、エンポじぃ自身も昔引っかかってしまった過去があります。
この猿手族の名前の由来は「猿のように壁を登ることができる」からで、直角の壁を普通に登ってます。
エンポじぃが老体にムチ打って敵の本拠地に攻め込む理由は「マンタンワにほめてもらうため」で、バジオウと同じように楊端和を心から敬愛していることが分かります。
『キングダム』570話「完璧なる遭遇」以降の展開予想
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キングダム 570考察 感想「完璧なる遭遇」バジオウの奮闘とかけつけるフィゴ
今まで山の民と秦国軍は、犬戎と趙国軍にやられっぱなしでしたが、楊端和はこの展開となるように仕組んでいました。
エンポじぃ率いる猿手族が犬戎の城に迫っていることも想定していないでしょうし、散り散りとなった山の民が犬戎城に集結と言うことも想定外と思います。
ここで一気に楊端和たちが戦局をひっくり返しそうですが、李牧は用心して犬戎の城にも兵力を残している可能性はありますし、まだまだ波乱はありそうです。
メラ族のキタリと壁将軍も、楊端和の逆転を機に盛り返しそうです。
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