ハンターハンター

『ハンターハンター』372話 考察「消失」あらすじ 感想 ハンゾーのスキルとカミーラの決意とは?

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

2018年2月5日発売の『週刊少年ジャンプ 10号』で冨樫義博『ハンターハンター』の第372話「消失」が掲載されました!

前回から連載再開された『ハンターハンター』371話「任務」ですが、いろいろ衝撃的な展開が起こりました。

幻影旅団、団員とクロロ団長再登場やカキン・マフィアと王子のズブズブな関係、王位継承の謎の装置などなど。

第371話のネタバレあり考察はこちらを見てください。

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372話は物語の展開がさらに複雑になり、第35巻を読んで復習していないとついていくのが難しいです。

35巻のまとめ記事があるので、35巻を未読の人はこちらを先に見たほうが良いかもしれません。

35巻
『ハンターハンター』35巻 考察 感想まとめ

2017年12月4日発売の『週刊少年ジャンプ』で冨樫義博『ハンターハンター』の連載再開が発表されました! 2018年1月 ...

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以下、372話のネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。

サイレントマジョリティーを使う暗殺者は誰なのか?

372話はクラピカによる念能力講習の場面から始まります。

サイレントマジョリティー(11人いる)の「呪唇白蛇(ツチボッコ)」の念能力でバリゲンが殺されて、暗殺者が誰かまだ分からない状況です。

サイレントマジョリティーがバリゲンを襲う370話の考察はこちらを見てください。

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所作から誰が念能力者か分かるという特技を持つヒュリコフは、誰が暗殺者か探しています。

第9王子ハルケンブルグの護衛である私設兵2人(シェジュールとユヒライ)は念能力が使えないと言っていたのに大量のオーラを練っています。

念が使えないならオーラもこんなに練れないはずです。

クラピカもそのことに気付いていて、嘘をついていないかと質します。

ユヒライは、そのことでクラピカと話したいと言いますが、クラピカは後でならOKと言います。

サカタはシェジュールとユヒライが部屋に残ることが狙いで何か企んでいると思っています。

ヒュリコフはシェジェールとユヒライに念という自覚がないということは操作系に操られているか、王子の念獣(守護霊獣)に関係していると判断。

そして、ヒュリコフは隠れ念能力者がもう一人いることを見つけます。

その隠れ念能力者は頭部から立ち昇るオーラとかを見ても念が使えないことをうまく隠していいて、気付いているのはヒュリコフだけ。

ヒュリコフはこの人間が暗殺者と判断します。

第6王妃セイコがモモゼ殺人事件について尋問か?

場面は1010号室に移ります。

1010という部屋ナンバーから第10王子カチョウの部屋ということがわかります。

腕組みをする女性はカチョウの母・第6王妃セイコでしょうか。

第6王妃セイコ:『ハンターハンター』第36巻 第372話「消失」より引用

第6王妃セイコ:『ハンターハンター』第372話「消失」より引用

セイコは初登場だと思います。

問い詰められていて、セイコは「黙秘」と言い張っています。

第12王子モモゼ殺害の容疑者として、セイコの護衛の兵が捕まっているので、その尋問をされているのでしょう。

72時間この尋問は続くようです。

第10王子カチョウはヘッドホンで音楽を聞きながら本を読んでいて、我関せずです。

第13王子マラヤームの念獣の急激な変化とは?

場面は姉である第12王子モモゼを殺された第13王子マラヤームの部屋に移ります

マラヤームの念獣(守護霊獣)はどんどん巨大化しており、熟練のハンタービスケもハンゾーも判断がつきません。

最初は優雅な龍だったのに念獣の形相が険しくなり、肥大化して、モモゼの死で急速に変化したことから、防衛本能やストレスが念獣に影響しているとビスケは判断します。

ハンゾーとビスケは休憩に入り、二段ベッドに寝ます。

ハンゾーは「ケリをつける」と言って、初めて念を発動します。

ハンゾーはモモゼが殺された時にすでに容疑者を2人に絞っていました。その368話「凶行」の考察はこちらを見てください。

ハンゾーの念能力とは?

20年以上前の「ハンター試験」編以来の登場となるハンゾーの念能力がはじめて明らかに!

その能力とは「分身の術(ハンゾースキル4)」!

ハンゾースキル4(分身の術):『ハンターハンター』第36巻 第372話「消失」より引用

ハンゾースキル4(分身の術):『ハンターハンター』第372話「消失」より引用

忍者らしい念能力ですが、「スキル4」ということは少なくともあと3つはあるようですね。

カイトのように20以上の能力を操れるのかもしれません。火遁の術とか水遁の術とか。

この分身の術には制約があって、本体に触れられたり声をかけられると強制解除されてしまうとのこと。

なのでビスケに見張りを頼みます。

ハンゾーは第5王妃スィンコスィンコの警護・タフディーと第6王妃セイコの警護・ナゴマムのどちらかに容疑者を絞っていましたが、まずはタフディーのところに現れます。

ハンゾーは第1王子ベンジャミンがタフディーをスカウト(ヘッドハント)したいといい、ナゴマムに罪をなすりつけて自殺に見せかけて殺そうともちかけます。

タフディーは自分の能力は「幽体離脱(ザタッチ)」という分身術であることを明かします。

「ザタッチ」といえばおすぎとピーコのモノマネでおなじみのお笑い芸人ですね。

その「ザタッチ」は半径20メートル限定ですが、本体が目を閉じて横になっていれば分身の方は自在に動くことができるというもの。

それを明かした瞬間、ハンゾーはタフディーを縄で絞殺します。

顔色一つ変えずに殺しに行く姿はハンター試験でゴンの骨を折った時を彷彿とさせます。

第8王子サレサレの企みとは?

場面は変わって1008号室、第8王子サレサレの部屋ですね。

サレサレは366話で「次の晩餐会 世界が変わるぜ」と豪語していました。

まわりの女性たちは何をする気なのか尋ねますが、「当日までのお楽しみ」とサレサレはかわします。

一体何をするつもりなのか全く予想がつきませんが、ここまで引っ張っているということは本当にすごいことをやらかすのかもしれません。

しかし、あまり頭はよく無さそうなサレサレなので、くだらないことのような気がします。

そんなことよりサレサレについているラーメンマンみたいな護衛が気になります。見るからに拳法の達人ぽいし、わざわざ中段の一コマぶち抜きのキャラなので、今後重要な働きをしそうです。
中華風格闘家の男:『ハンターハンター』第36巻 第372話「消失」より引用

中華格闘家風の男:『ハンターハンター』第372話「消失」より引用

第6王子タイソンの経典と念獣

さらに場面は変わって1006号室、第6王子タイソンの部屋です。

タイソンはクラピカの師匠・イズナビと同僚にタイソン経典を読んだかと聞きますが、二人とも読んでません(というかくだらなすぎて読めない)。

タイソンはそんな二人に対して、特別な力があるし、経典を読めば次のステージに行けると謎の太鼓判を押します。

よりスピリチュアル系な発言をするようになってますが、すごい思い込みとバイタリティです。

案外継承戦の最後の方まで残るやもしれません。

イズナビと同僚に、タイソンのオタマジャクシ型念獣(守護霊獣)が取り付いて、妙に懐かれています。

よく見ると、この念獣かわいいです。

第1王子ベンジャミンの私設兵オラーウについてないということはイズナビたちは好かれているということなんでしょうか。




クラピカによる操作系能力の3つのパターンとは?

場面は変わって、1014号室、第14王子ワブルの部屋、クラピカの念修行に戻ってきました。

バリゲン暗殺のあと、サイレントマジョリティーは出てきませんでした。

ヒュリコフは「一日一殺」か?と言っていますが、クラピカは二人以上殺されなかったのはただ条件が揃わなかっただけだと判断します。

先程の第9王子ハルケンブルグのユヒライと話し合う際、サカタも同席しようとします。

クラピカは断ろうとしますが、ユヒライがOKしたので、三人で話すことに。

ユヒライはハルケンブルグの念獣によって生じたと考えられる手の甲の羽のマークを見せます。

私設兵全員と王子の左手にマークは生じています。

このマークが付く瞬間、気を失っていた私設兵ですが、全員気を失っていたということさえわからなかったとのこと。

クラピカはそれを操作系能力者の攻撃によくある記憶補正と説明します。

攻撃された記憶が消される事で突然現れたマークに対してパニックをおこしにくくなる効果があるとのこと。

そしてこの記憶補正は「要請型」の操作系能力者が用いると言います。

ここでまた新たなキーワード「要請型」が出てきました。

クラピカの説明によると操作系の念には3つのタイプ「要請型」「強制型」「半強制型」があるとのこと。

「要請型」とは能力を受けた人間に選択の自由を与えて、自発的に能力者のために動いてもらおうと「要請(頼む)」タイプという感じのようです。

「強制型」は対象者の自由を奪い操るタイプ、「半強制型」は対象者が自ら命令どおりに動かざるをえないような状況に追い込むタイプとのこと。

要請型は従うか従わないか自由という制約があるため、より多くの人間を操作できます。

ユヒライとクラピカは左手のマークを「同じ志を持つ者の証」と結論づけます。

ハルケンブルグ王子は361話「辞退」でカキン王に対して王位継承戦からの辞退を申し入れていましたが、この決意の証と戦闘的な念獣を見ていると、無意識ではそう思っていないようです。361話の考察はこちらを見てください。

361話
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ビスケとハンゾーの身体はどこに消えてしまったのか?

場面は再び1013号室、マラヤームの部屋です。

タフディーを殺し終えて、ビスケのもとに戻りましたが、ハンゾーの身体もビスケもいません。

そして、マラヤーム王子の念獣がさらに醜悪な姿となって鎮座しています。

マラヤーム王子の念獣とハンゾー:『ハンターハンター』第36巻 第372話「消失」より引用

マラヤーム王子の念獣とハンゾー:『ハンターハンター』第372話「消失」より引用

マラヤームの念獣は不気味な植物のような物質を出してハンゾーを攻撃しようとします。

マラヤームもビスケもいないし、ハンゾーの身体もないのは謎すぎます。

ビスケほどの豪傑がやられたとは思いませんが、ハンゾーの身体を持って逃げたのでしょうか?

しかし、ハンゾーは能力発動中に体に触れられたら、強制解除されてしまうと言っていたのに、解除されていません。

カミーラがベンジャミン殺害を公言、ムッセはどうする?

場面は変わって1002号室、第2王子カミーラの部屋です。第1王子ベンジャミンが送り込んだ私設兵ムッセに対して、カミーラは「ベンジャミンを殺しに行く」と宣言。

さらに協力しなければ殺すとおどします。

カミーラとムッセ:『ハンターハンター』第36巻 第372話「消失」より引用

カミーラとムッセ:『ハンターハンター』第372話「消失」より引用

ムッセは冗談では済まされないといいつつ、戦闘態勢に入ります。

ムッセは「シークレットウィンドウ(裏窓の鳥)」という偵察的な念能力を使っていましたが、ベンジャミンの私設兵なので、戦闘力もかなりのものでしょう。

次回第373話では、この二人の対決から始まるのか、はたまた他の王子の動向に行くのでしょうか。

ベンジャミンとカミーラの確執と衝突はすでに伏線がありましたが、こんなに早く回収への動きがあるとは思いませんでした。

この二人の王子が普通に戦えば、念能力の使い手であり、ライオンを素手で殺せるベンジャミンが有利かと思いますが、カミーラの念獣の底知れない不気味さを見ると、単純に力だけでは勝負はつかないと思います。

第2王子カミーラのヤバさと不気味な念獣(守護霊獣)が描かれるのは第363話「念獣」です。こちらを見てください。

363話
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『ハンターハンター』363話「念獣」考察 カミーラとベンジャミンが衝突

第2王子カミーラと第1王子ベンジャミンが衝突する第363話「念獣」。 各王子たちの念獣(守護霊獣)が明らかになる362話 ...

結局、372話では前回登場した幻影旅団は出てきませんでしたし、ヒソカも出てきませんでした。

このペースで行くと、今回の連載中では暗黒大陸へ着くのも絶望的だし、ヒソカと幻影旅団の決着も付かなそうです。

レオリオと「十二支ん」たちはどうしているのかも気になります。

第373話「継承」でカミーラとベンジャミンの念が明らかに?

次回の373話が公開されました。急展開に次ぐ急展開!第2王子カミーラと第1王子の念能力が明らかになります!

373話のネタバレ考察記事はこちらを見てください。

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