ハンターハンター

『ハンターハンター』377話 考察「画策」感想 幻影旅団再登場「シャ=ア」一家と接触

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

2018年3月12日発売の『週刊少年ジャンプ 15号』冨樫義博『ハンターハンター』第377話「画策」を読みました。

次回『ハンターハンター』378話「均衡」のネタバレ考察はこちらを見てください。

前回『ハンターハンター』第376話「決意」のネタバレ考察はこちらを見てください。

『ハンターハンター』の物語の展開がさらに複雑になり、第35巻を読んで復習していないとついていくのが難しいです。

35巻のまとめ記事があるので、35巻を未読の人や復習したい人はこちらを先に見てください。

35巻
『ハンターハンター』35巻 考察 感想まとめ

2017年12月4日発売の『週刊少年ジャンプ』で冨樫義博『ハンターハンター』の連載再開が発表されました! 2018年1月 ...

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以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。

カチョウ王子、フウゲツとセンリツと晩餐会で「音楽ショー」開催の理由とは?

第10王子カチョウは母である第6王妃セイコに、次の晩餐会で「音楽ショー」を開きたいとお願いしています。

それも「フーちん(第11王子フウゲツ)」とデュオでグラスハープを奏でたいとのこと。

元音楽家の護衛兵、センリツ(クラピカの同僚)もフルート奏者として参加するようです。

セイコはそのアイデアに賛同し、カキン国王ナスビー=ホイコーロに頼んでみると言いますが、カチョウはその申し出を拒否します。

カチョウとセンリツは前回出てきた「モスキート音」で会話する道具で話しています。

現在の状況と作戦は

  1. 音楽ショー開催はカキン国王の返事待ち
  2. 2人はトリ(演奏の最後)の前に連絡通路でスタンバイする
  3. スピーカーで演奏をブラックホエール1号の全フロアに流すサプライズにしたい
  4. 他の人達には内緒にしておく
  5. フウゲツとの打ち合わせの時間を頼んでみる

とのこと。

センリツはルートを調べて準備し、この計画の決行は次の日曜日となります。

フウゲツはカチョウがわざと性格を悪く見せるようにし、憎まれ役となっていることを理解しています。

そして、自分を犠牲にしてもフウゲツを助けたいと思っていることも分かっています。

でも、フウゲツもカチョウのことを大事に思っているため、カチョウの優しさがフウゲツを苦しめることになることを危惧《きぐ》しています。

カチョウの警護兵でハンター協会員であるキーニがセンリツにフウゲツが突然現れたことを伝えます。

キーニは「円」を部屋全体にはっていたため、フウゲツの能力「魔法の抜け道(マジックワーム)」に気付いていたんですね。

キーニはセンリツよりもさらに小柄で、冴えない普通のオジサンといった外見ですが、さすがハンター協会員

センリツはフウゲツの能力を知り、「いける」と確信しますが、まだ1度も姿を現していないカチョウ王子の念獣(守護霊獣)が気がかりだと思っています。

もし計画に支障が出るような念獣なら、念獣を出せない状態にすることも考えています。

センリツがカチョウを強制的に「絶」にするということでしょうか。

幻影旅団、全員集合で会議。意外な新規加入者は誰か?

ブラックホエール1号の下層(第5層)、中央食堂のテーブルでは幻影旅団が会議を開いています。

驚いたのは旅団メンバー「No.11」として「イルミ=ゾルディック」が加わっていることです。

旅団メンバーはヒソカがどの層のどこにいるのか分かっていません。

シラミつぶしに身長190センチ以上の人間を探していますが、まだヒソカは見つかっていません。

イルミ=ゾルデックが幻影旅団に加わった理由とヒソカとの関係とは?

イルミがなぜ幻影旅団に加わっているのかという理由が明かされますが、なんとヒソカの依頼で加わったとのこと。

ヒソカの仲間と思われていたイルミが、なぜヒソカの宿敵と言える幻影旅団に加わっているのか、全然意味が分かりませんでした。

もともとヒソカとイルミは持ちつ持たれつだったけれど、最後はどちらかがどちらかを殺すと思っていたという特殊な関係でした。

ヒソカは殺し屋のイルミに「ヒソカ自身を標的にして殺すように依頼」したとのこと。

ヒソカが死ねば、イルミに報酬が入るようになっています。

ヒソカとイルミが実は裏でつながっていて、幻影旅団を罠にかけて陥れようとしているという見方もありますが、それは無いのではないかと思います。
ヒソカは純粋に生きるか死ぬかの戦闘の極限状況を楽しみたいというド変態と考えられます。

「シャ=ア」一家が幻影旅団に接触

幻影旅団の会議中ですが、身体の一部にバラのイレズミを入れたマフィア「シャ」一家が来て、クロロたちにどくように言います。

もちろんクロロは拒否、一触即発の事態となります。

ネットの考察では「シャ=ア」一家の登場の仕方が「陰獣」にそっくりというものがありました。

たしかに似ていますが、そうなると壮大な全員死亡フラグのような気がします。

「シャ」一家の一団はクロロたちが幻影旅団と知っていて、モメたくないと思っているため、どいてくれたら協力すると言います。

幻影旅団メンバーはあっさりと席を立ち、ヒソカ捜索に協力してもらうことを依頼します。

幻影旅団と「シャ=ア」一家:『ハンターハンター』第36巻 第377話「画策」より引用

幻影旅団と「シャ=ア」一家:『ハンターハンター』377話「画策」より引用

メンツとかプライドよりも目的と実利を取る。合理性の局地にいるクロロの姿勢もカッコイイんですよね。

クロロはついでに王族たちがいる第1層に行く方法を聞くと、「シャ」一家はブチ切れます。

「シャ」一家のソンビンは幻影旅団は第1層に行くだろうと言い、もしそうなれば第1層のバランスがすべて崩れるだろうと予想します。

現在、カオス状態にある王位継承戦が幻影旅団によってかき回されますね。

幻影旅団とヒソカが第1層に行き、カキン王位継承戦が乱れる可能性

クロロたちは「シャ」一家のブチギレた様子をみて、第1層にかなりのお宝(秘宝)があることを嗅ぎつけます。

もともと幻影旅団は盗賊で、ブラックホエール1号に乗り込んだのもお宝目当てでした。

もちろんまずはシャルナークとコルトピの命を奪ったヒソカを殺すことが第一目的です。

その後、第1層に行くつもりなのでしょうが、ヒソカが第1層に潜伏しているということもありえます。

そうなると幻影旅団の復讐劇と王位継承戦が絡み合い、さらに面白い展開となりそうです。

そして幻影旅団は各自自由行動となり、速いもの勝ちでヒソカを狩りに行きます。

クロロ団長が「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」を使えなくなった理由とは?

シズクとボノは能力がヒソカと相性が悪いことを理由に、団長と組むことを提案し、クロロ団長は許可します。

シズクはクロロ団長に「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」の能力でまた占ってほしいと言います。

この能力は詩の形式で未来の予想が分かるので、ヒソカの動向とか、なにか手がかりが出てくると思ったんですね。

しかし、クロロは無理だと言います。

なぜなら、ネオンから奪った念能力「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」はいつの間にか本から消えてしまっていたとのこと。

クロロの念能力である「盗賊の極意(スキルハンター)」は念能力を盗むことができますが、その能力の使い手が死ぬと、盗んだ能力のページは本から削除され使えなくなるという特徴があります。

ということは、ネオンはすでに死んでしまっているのでしょう。まだ若くてかわいらしい女の子だったのに、、

死後強まる念の場合、クロロのページに残り続けることもありまるという設定ですが、それも起こらなかったようです。

シズクは「団長の本ってデスノートみたいですね」と言うと、何やらクロロは不満げです。

デスノートは名前を書いた人が死ぬというノートなので、ちょっと違いますが、能力を盗まれた人間が能力を失ったキッカケで死ぬこともあるわけで、なんとなく分かります。シャルナークとコルトピも死んでしまいましたしね。。
『デスノート』が『ハンターハンター』世界にもあるというのが驚きです。『ドラゴンボール』もあるということは『ジャンプ』の全作品はあるのかも

と言ったところで第377話「画策」は終了です。

第377話のまとめと第378話の予想

今回の第377話「画策」をまとめると、

  1. カチョウ王子が晩餐会で音楽ショーを開こうとする
  2. 幻影旅団、団員全員で会議を開催
  3. 幻影旅団にイルミ=ゾルディックが参加
  4. カキンマフィア「シャ=ア」一家が幻影旅団に接触
  5. クロロが「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」を使えなくなる

となります。

まず、ヒソカといつも行動していたイルミが幻影旅団に参加していたことに驚きました。

これで幻影旅団にカルトとイルミ、ゾルディック家の人間が2人も参加していることになります。

あと、幻影旅団が第1層に行き、王位継承戦に絡んでくる可能性が出てきたことも個人的には嬉しい展開です。

幻影旅団の団員はそれぞれかなりの手練れなので、第1層のパワーバランスが大きく変わりそうです。

特にクロロ団長は「盗賊の極意(スキルハンター)」は相手の念能力を盗めるため、王子や護衛兵、私設兵の能力を奪えばクロロがどんどん強力になっていきます。

しかし、第1層にはクロロたち幻影旅団の天敵であるクラピカがいます。

クラピカは幻影旅団員限定で相手を強制的に「絶」にできる能力を持っているため、旅団員がまた死ぬ可能性があります。

とにかく先が気になる『ハンターハンター』、いつもどおりならあと2回で休載に入ってしまいますが面白すぎます。

ハンターハンター第377話を収録した『週刊少年ジャンプ』2018年15号全体のネタバレあり考察はこちらを見てください。

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