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キングダム 569考察 感想「バジオウの誓い」楊端和の策でエンポじぃが大活躍?ネタバレ有レビュー

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こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むことぶき@akitoshijp )です。

2018年8月23日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 38号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』569話「バジオウの誓い」を読みました。

ことぶき
以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

568話「最強の戦士」のネタバレ考察はこちらを見てください。

犬戎の猛追を受け、568話の最後でサハ渓谷を飛んだバジオウと楊端和《ようたんわ》。

ことぶき
どう見ても助かりそうもないダイブで、お盆休載の間、最悪の事態も想像していました。

楊端和とバジオウはサハ渓谷を越えられたのか?

ことぶき
バジオウは楊端和を抱いたままジャンプしたので、ヨッシーのように楊端和を対岸にジャンプさせ、自分は奈落の底に落ちていくのかと思いました。

バジオウのジャンプ力はマリオ以上で対岸に届き、樹がクッションとなって助かりました。

バジオウと楊端和がくぐってきた修羅場とは?

どうにか助かった楊端和たち。

ことぶき
どうみても助かりそうもない状況からの生還という僥倖《ぎょうこう》なので、喜んでいると思いきや、二人は冷静です。

バジオウと楊端和がこうして敵に追い詰められて二人きりになってしまったのは初めてではなくて、

  • ドン族との戦い
  • 三つ目族との戦い
  • タシ族との戦い
  • カロン山での戦い

に続き、5回目とのこと。

ことぶき
楊端和が一人で100人を相手にするという壮絶な戦も経験していたようです。

こうした戦いを経て、梟鳴族《きゅうめいぞく》メラ族も楊端和の配下につきました。

ことぶき
壮絶な死を遂げたメラ族のカタリとキタリも鬼神のごとき楊端和を見ていたんですね。

そんな楊端和が今まで戦った中でも、バジオウが一番強かったと回想します。

それは「リタ山での戦い」で、バジオウは人間離れしているというか、「獣」だったそうです。

568話でバジオウは楊端和に「誓い」があると言っていましたが、それは楊端和と戦ったときに自分で心密かに誓ったようです。

バジオウの誓い

そんな中、犬戎の追跡部隊「ガン族」の先導で橋を渡ってきた犬戎《けんじゅう》にまた囲まれてしまいます。

再び絶望的な状況に陥っても焦る様子がない楊端和とバジオウ。

ことぶき
今までくぐってきた死線に比べても、べつにたいしたことはないと考えているんでしょうか。ヤバいと思いつつも、焦っても何の得にもならないというプラグマティックな思想で動いているのでしょう。

サハ渓谷を飛び越えて、全身打撲というのに楊端和とバジオウは敵を斬りまくります。

楊端和とバジオウ、子供の頃の出会いの記憶とは?

子供の頃、楊端和とバジオウの出会いが描かれます。

バジオウは山の民の戦士のハラワタをむさぼり食っています。

ことぶき
言葉も分からないようで、人間に育てられず、動物に育てられてのでしょうか。

楊端和はそんなバジオウを倒し、

人に戻るなら今からお前を私の家族に迎え入れる

というと、バジオウは泣き崩れます。

楊端和の子供の頃:『キングダム』569話「バジオウの誓い」より引用

楊端和の子供の頃:『キングダム』569話「バジオウの誓い」より引用

ことぶき
楊端和はバジオウにとって、自分の上司であるだけでなく、母親や姉のような存在だったんですね。バジオウの忠誠心の源が分かりました。

楊端和は強さや厳しさだけではない魅力があったため、それまでバラバラだった山の民をまとめることができたのでしょう。

モンゴルのチンギスハーン(成吉思汗)もこうして遊牧民の部族をまとめて世界帝国を作りました。

バジオウは楊端和に家族として迎え入れられた時に

いかなる刃からもこの人を命にかえても守り抜く

と誓約しました。

そして、その誓いを再認識したとき、バーサーカーのように強くなり、まわりの敵をなぎたおしていきます。

エンポじいが敵の本拠地に現れ、大活躍!?

バジオウが獅子奮迅の活躍を見せているとき、山の民の他の戦士達は楊端和の指示通り、再結集しつつあります。

楊端和は「日の出までに再結集せよ」と指示していた場所、それは楊端和がいるところではなく、敵の本拠地「犬戎の城」でした。

その犬戎の城には、なんと「エンポじい」がいました!

エンポじい(猿手族):『キングダム』569話「バジオウの誓い」より引用

エンポじい(猿手族):『キングダム』569話「バジオウの誓い」より引用

ことぶき
エンポじぃは楊端和《ようたんわ》を「マンタンワ」と間違えて覚えているような爺さんですが、楊端和との約束を果たしたようです。

エンポじぃによると、追い詰められたように見える楊端和は、自分が囮《おとり》となって敵を引きつけて、その間に敵の本拠地を叩く作戦だったとのこと。

ことぶき
まさに「肉を切らせて骨を断つ」作戦です。

エンポじぃは楊端和を「山界一 ずる賢い女」と言っていますが、エンポじぃ自身も昔引っかかってしまった過去があります。

ことぶき
メラ族と同じように、エンポじぃたちの「猿手族」も昔は敵同士だったんですね。

この猿手族の名前の由来は「猿のように壁を登ることができる」からで、直角の壁を普通に登ってます。

ことぶき
「かぎ爪」も無しでスルスルとのぼっていきます。

エンポじぃが老体にムチ打って敵の本拠地に攻め込む理由は「マンタンワにほめてもらうため」で、バジオウと同じように楊端和を心から敬愛していることが分かります。

ことぶき
楊端和はかなりの兵を失っていますが、最前線で自分の命をも囮として使うことで兵士の心をつかんでいます。

『キングダム』570話「完璧なる遭遇」以降の展開予想

570話「完璧なる遭遇」のネタバレ考察はこちらを見てください。

今まで山の民と秦国軍は、犬戎と趙国軍にやられっぱなしでしたが、楊端和はこの展開となるように仕組んでいました。

ことぶき
さすがの李牧《りぼく》も舜水樹《しゅんすいじゅ》も、犬戎王ロゾも楊端和の策には気づいていないでしょう。

エンポじぃ率いる猿手族が犬戎の城に迫っていることも想定していないでしょうし、散り散りとなった山の民が犬戎城に集結と言うことも想定外と思います。

ここで一気に楊端和たちが戦局をひっくり返しそうですが、李牧は用心して犬戎の城にも兵力を残している可能性はありますし、まだまだ波乱はありそうです。

メラ族のキタリと壁将軍も、楊端和の逆転を機に盛り返しそうです。


52巻
子供のキタリ:『キングダム』567話「明日の太陽」より引用
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