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573『キングダム』ネタバレ考察「立ち向かう者」壁将軍最大の見せ場!ロゾを倒せるか? 感想 解説

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こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むことぶき@akitoshijp )です。

『キングダム』最新話 580話「最強の瞬間」のネタバレ考察はこちらを見てください。

2018年9月20日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 42号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』573話「立ち向かう者」を読みました。

ことぶき
以下ネタバレありの考察と感想なので、未読の方はご注意ください。

574話「解放者」のネタバレ考察はこちらを見てください。

572話「カタリの仇」のネタバレ考察はこちらを見てください。

キタリは兄・カタリの仇であるブネンを討ち、メラ族は新しい族長の誕生をことほいでいます。

ことぶき
長かった橑陽《りょうよう》の戦いもあとは大将である犬戎王ロゾを討つだけとなりました。

犬戎王ロゾ VS フィゴ王ダント、どちらが勝ち残るのか?

フィゴ王ダントとロゾの激しい打ち合いが続きますが、トアクと戦った後のフィゴ王は、スタミナも切れているため劣勢です。

ことぶき
対してロゾは万全の状態で体力も温存していたので、時間が経つごとにダントが不利になります。

ロゾは自分たち「犬戎《けんじゅう》」こそが「西戎《せいじゅう》」の祖先であると豪語します。

ことぶき
たしかに犬戎は古代から西で最も勢力があり、中原の周王朝を倒した部族ですから、虚言とは言えません。

しかし、その事実も数百年も前のことなので、ロゾが今更「山の民の王」というのはちょっと無理がありますね。

将軍を失った犬戎が死に物狂いで楊端和を襲う理由とは?

山の民の王・楊端和《ようたんわ》はキタリに救われ、とりあえずの危機は脱しました。

ことぶき
楊端和は真っ先にキタリの兄・カタリの戦士を悔やみ、キタリにねぎらいの言葉をかけています。こういうところが山の民を統一できた器の大きさでしょう。

将であるブネンを討たれたブネン軍の兵たちは、「楊端和を討たなければ家族も全員殺されてしまう」ため、楊端和の首を取ろうと群がってきます。

ことぶき
ブネンは部下たちを恐怖で支配していましたが、ブネン自身が死んだ後も犬戎の恐怖による支配はくつがりません。

また楊端和がピンチに陥《おちい》りそうな所をキタリたちメラ族が楊端和を守ります。

そしてキタリは

お前も約束を守れよ 壁将軍

とエールを送ります。

キタリ:『キングダム』573話「立ち向かう者」より引用

キタリ:『キングダム』573話「立ち向かう者」より引用

ことぶき
キタリは壁将軍のことをずっと認めていない感じでしたが、キタリのこの目を見ると、ブネンとの戦いを経て壁将軍を認め信頼し始めたようですね。

「犬戎」と「山の民」の根本的な違いとは?

壁将軍はキタリの思いとは裏腹に、ロゾにぜんぜん近づけません。

ことぶき
ロゾの親衛隊はやはり精鋭ぞろいです。王の近衛兵でもあり、屈強な猛者ばかり。

フィゴ王ダントもロゾに押し負けそうですが、

ダントは自分たち「山の民」が「平地の中の橑陽にとどまり続け、独自の経済圏を築いて平穏な暮らし」を甘受した犬戎とは違うと言い放ちます。

ことぶき
山の民は過去の栄光に浸る犬戎とは違い、部族同士の抗争を経て、戦術も兵士も磨き抜いてきました。

フィゴ王ダントはロゾに対して

滞《とど》まるお前たちと違い
我らは
それぞれの夢に立ち向かう者
共に戦っている秦軍も立ち向かう者だ

と、攻勢を強めます。

ことぶき
現代の経営でも現状に甘んじて変化しないことが一番のリスクとなります。乱世である中国古代・戦国時代も変化し続けることを恐れないタフさが必要となることは代わらないですね。

ダントも楊端和も壁将軍も立ち向かう者同士であるため、言葉がうまく伝わらないのに理解しあえる部分があるのでしょう。

壁将軍は犬戎王ロゾに勝つことができるのか?

フィゴ王ダントは、懸命にロゾと打ち合いながら、実は壁将軍のために囮《おとり》になっていました。

壁将軍は後ろからロゾを袈裟《けさ》切りにしようとしますが、寸前で察知され、ロゾの攻撃をモロに喰らってしまいます。

幸い、矛の刃ではなく、柄が当たったため、即死は免れました。

ことぶき
もし壁将軍が怖じ気づいていて、踏み込みが甘ければ胴体を真っ二つに切られてしまっていたでしょう。果敢に敵の懐に入り込んでいたため、命拾いしました。

しかし、柄とはいえ、ロゾの岩のように重い攻撃をまともに食らってしまったため、壁は落馬してしまいます。

ことぶき
さらに鼻血が出て、口からはブクブクと泡が出て、目からも出血する大ダメージです。

ビクンビクンと痙攣《けいれん》していて、意識も残ってなさそうです。

ことぶき
せっかく壁将軍の見せ場が見られると思ったのに、こんな結果になってしまうとは。

壁将軍にトドメを刺そうとするロゾに対し、フィゴ王ダントは後ろから斬りかかります。

フィゴ王ダントは自分を囮にして壁にロゾを討たせようとしたのですが、返り討ちにあってしまいましたが、壁に気を取られているロゾに鋭い一撃を喰らわせました。

ことぶき
やっと攻撃が入ったものの、かなり浅い傷しか付けられず、ロゾもすぐ反撃します。

この両者の打ち合いによって、二人の乗っている馬の首が吹っ飛び、ロゾもダントも落馬してしまいます。

そして白兵戦になるのですが、やはりロゾの方が優勢でダントは馬乗りになられてしまいました。

ことぶき
素手の格闘技でもそうですが、マウンティングポジションを取られると、よほどのことがなければ覆せません。

ダントの命運もついに尽きてしまうのかと思ったところで、奇跡が起きます。

泡を吹いて痙攣していた壁将軍が意識を吹き返し、ロゾの背後に迫っていました。

壁将軍:『キングダム』573話「立ち向かう者」より引用

壁将軍:『キングダム』573話「立ち向かう者」より引用

ロゾはダントにトドメを刺そうと集中していたため、壁の動きに気がつくのが遅れ、脳天から鋭い一撃を喰らいました。

ことぶき
『ハンターハンター』「ハンター試験編」でゴンがヒソカに初ダメージを与えたときもそうですが、いかに達人といえど、敵を仕留めるときが一番無防備になるんですね。

目と鼻から血を流しながら、涙もよだれも垂れ流しながら、まさに鬼神のごとき形相《ぎょうそう》で打ち下ろされた壁将軍の一撃は、ロゾの頭を文字通り真っ二つにし、衝撃で目が飛び出るほどでかなりグロいです。

ことぶき
矛の形がひん曲がるほどの強い一撃は、「ゴンさん」ならぬ「壁さん」爆誕でした。この状態なら信や羌瘣《きょうかい》にも匹敵しそうです。

『キングダム』573話「立ち向かう者」まとめ 感想

573話「立ち向かう者」を簡単にまとめると

  • フィゴ王ダント VS 犬戎王ロゾ、ロゾ有利
  • メラ族が犬戎から楊端和を守る
  • フィゴ王が囮となって壁がロゾを倒そうとするが失敗
  • フィゴ王ダントとロゾが落馬、白兵戦になる
  • 壁将軍が犬戎王ロゾを倒す

となります。

ことぶき
今回は何と言っても、壁将軍の見せ場に震えるほど感動しました。一度は失神してダメかと思いましたが、奇跡の復活からの逆転とは原泰久先生うますぎます。

羌瘣《きょうかい》や信、楊端和のように人間離れした英雄の活躍がクローズアップされがちな『キングダム』の中で、真面目一辺倒のおじさんキャラ・壁将軍の活躍を待ち望んでいた人は多いのではないのでしょうか。

ことぶき
特に氷河期世代で社会にボコボコにされ続けている私は勇気をもらいました。苦境の時は573話を読み返してまた元気になろうと思います。

『キングダム』574話 展開予想

574話「解放者」のネタバレ考察はこちらを見てください。

ロゾ、ブネンという将軍を失った犬戎兵は全て敗走するでしょう。

ことぶき
犬戎兵たちはロゾらに恐怖で縛られ、家族を人質にされていたから従っていたにすぎませんし。

山の民は族長カタリを討たれた後、メラ族が一丸となって主の仇を討つようにはなりましたが、犬戎にはその観念がないでしょうし、キタリに代わるようなNo.2もいません。

ことぶき
犬戎は中国の史実では秦国軍に攻められ、吸収されていったので、今後『キングダム』の犬戎も秦軍に帰順することになるでしょう。

橑陽城では、猿手族《えんしゅぞく》のエンポじィたちが城に忍び込み、激しい戦いを続けています。

舜水樹《しゅんすいじゅ》が急いで城へ戻っていますが、戻ったときにはもう勝敗は決していると思います。

ことぶき
舜水樹は李牧《りぼく》に次ぐ者として才気あふれる将軍ですが、これから挽回することは難しいでしょう。まだまだ実戦経験にかけている感じです。

574話では、橑陽の激しい戦いがついに決着を迎え、桓騎《かんき》将軍サイドの戦局が語られていくことでしょう。


52巻
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