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キングダム 574考察 感想「解放者」橑陽の戦い終結!楊端和の驚きの方針とは?

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2018年9月27日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 43号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』574話「解放者」を読みました。

以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

573話「立ち向かう者」のネタバレ考察はこちらを見てください。

壁将軍《へきしょうぐん》犬戎《けんじゅう》王ロゾの脳天を真っ二つに断ち割りました。

犬戎王ロゾを討ち取った壁将軍はどうなった?!

いくら強力な武将であるロゾも一瞬で絶命します。

フィゴ王ダント、メラ族キタリの軍勢が「ヘキショウグン!」と歓声を上げる中、壁将軍はまた白目をむいて倒れてしまいます。

壁将軍は身体的にはとうに限界をむかえていて、気合いと楊端和に対する約束を糧に最後の力を振り絞っていたんですね。

キタリは「まさか本当にやるとは」とつぶやいていますが、それじゃ今までのキタリのカッコいいセリフとシーンは何だったのかと思ってしまいます。

エンポじィ率いる猿手族は橑陽城を落とすことができたのか?

趙の将軍・舜水樹《しゅんすいじゅ》は楊端和が自らを囮《おとり》にして、犬戎の本拠地・橑陽《りょうよう》城を奪おうとしていることを察知しました。

急いで橑陽城にもどりますが、城ではエンポじィ率いる猿手族《えんしゅぞく》ら「山の民」の軍勢が

ドンチャカ ドンチャカ

と踊っていました。

舜水樹は城の中にもきちんと兵を残していましたが、猿手族という垂直の壁を登れる兵と、続々と集結する「山の民」軍に対しては無力でした。

今まで余裕綽々の態度だった舜水樹もさすがに面食らっています。

舜水樹の後に犬戎軍が現れ、舜水樹軍は援軍が来たのかと思いますが、犬戎軍は楊端和の仲間となっていました。

楊端和は犬戎のロゾ、トアク、ブネン、ゴバという指導者を失った犬戎はもう脅威ではないと判断したのでしょうか。

犬戎王ロゾは犬戎兵たちの家族を人質に取り、恐怖で兵士たちを支配していました。

楊端和は犬戎王の恐怖による支配構造をよく理解していたから仲間に引き入れても大丈夫だと思ったのでしょう。

犬戎は山の民の長である「死王」楊端和が約束を守る指導者であり、人質となっている女子供を手にかけないことを分かっているから安心して仲間になることを決めました。

楊端和:『キングダム』574話「解放者」より引用

楊端和:『キングダム』574話「解放者」より引用

誇り高き犬戎も楊端和を「王たる王」と認めています。

もともとカタリ、キタリの属するメラ族もエンポじィ属する猿手族《えんしゅぞく》も楊端和に敵対する勢力でしたが、今では最も頼りになる仲間となっています。

犬戎には名前通りイヌ並に鼻がきく部族もいますし、楊端和の山の民連合軍はより強固な軍団となりました。

ここの犬戎と舜水樹の会話で舜水樹が北方民族の「匈奴《きょうど》」と縁があると判明します。

「匈奴」は使われている縁起が悪そうな漢字から分かるように「騒乱を起こす連中」という意味です。

モンゴル高原を勢力下において、戦国七雄の趙や燕を軍事的に圧迫しています。

犬戎は周の時代と春秋時代に暴威をふるった遊牧民ですが、匈奴は戦国時代に勢力を伸ばし、秦といずれ激突する大勢力です。
舜水樹の匈奴との縁がどのようなものか分かりません。血縁なのか同盟なのか。舜水樹が遊牧民の言葉を扱えるという所から、匈奴との血縁なのかも。

趙は孝成王の時代に李牧が匈奴の猛攻を防ぎ、単于(匈奴の王)軍を撃破したという史実がありますから、その戦闘と舜水樹が関係しているかもしれません。

犬戎王ロゾを失った犬戎は、舜水樹に鄴《ぎょう》以外の場所に行くように言います。

楊端和の旗下となり、舜水樹と敵対するようになった犬戎ですが、ここで舜水樹をすぐに討たないところに犬戎なりの「義」を感じますね。

キタリが橑陽城で楊端和に忠告?!

人質に取られていた犬戎兵の子供たちが親に駆け寄っています。

この犬戎の子供たちをみると、子供の頃のキタリを彷彿とさせますね。

メラ族のキタリは何か釈然としない様子です。

犬戎兵は恐怖で支配されていたとはいえ、兄・カタリを殺された事実をまだ消化しきれていないのでしょう。

キタリは犬戎たちが裏切ると楊端和に忠告しますが、楊端和はあまり問題にしていない様子です。

もともとメラ族も仲間になった当初は「裏切る」と言ったようですが、今では腹心となっています。犬戎もロゾたちの恐怖支配から解放された感謝から楊端和に忠誠を尽くすことになるでしょう。

白目をむいてぶっ倒れた壁将軍が楊端和のところにあらわれます。

山の民の「ヘキショウグン」コールはここでもずっと続いています。橑陽の戦いの最大の功労者であるということもありますが、壁将軍がどれだけ山の民に愛されているか分かりますね。

『キングダム』574話「解放者」まとめ 感想

574話「解放者」を簡単にまとめると

  • 犬戎王ロゾを討ち取った壁将軍がぶっ倒れる
  • 舜水樹が橑陽城に戻るが、すでに猿手族らによって占領されていた
  • 犬戎は楊端和軍の旗下に入ることになる
  • 舜水樹は兵力を保ったまま「鄴」以外の所へ向かう
  • 楊端和軍は橑陽城に入る

となります。

長かった橑陽の戦いが10日目にして、ついに終わりました。何度も絶体絶命におちいった楊端和ですが、実は自らを囮にしていたと分かってから一気呵成《いっきかせい》の怒濤《どとう》の展開でした。

ボロボロになりながらも気力だけでロゾを討った壁将軍の大活躍と凱旋《がいせん》が見られて、カタルシスを感じました。

楊端和の犬戎に対する寛大な方針にも感服しました。

この楊端和のやり方は今の世界でも有効な手法となりそうです。

軍事だけではなく、M&Aなどのビジネス上の戦いでも「やられたらやりかえす」の報復がよく行われていますが、冷静に考えると仲間に引き込んだ方が合理的です。トランプや習近平にも学んでほしいです。

『キングダム』575話 展開予想

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犬戎兵から見限られた舜水樹はどこへ向かったのでしょうか。

犬戎は趙の重要な都市「鄴《ぎょう》」へは向かわないように言っていましたから、朱海平原《しゅかいへいげん》へ向かうのかもしれません。

朱海平原では王翦《おうせん》の副将軍である亜光《あこう》が趙軍と戦っていましたが、馬南慈《ばなんじ》に鉄壁の防陣を破られてしまいました。

亜光は危機一髪のときに亜花錦《あかきん》に救われ、王賁《おうほん》が活躍しています。

亜光軍はどうにか総崩れになることはなかったですが、ここにほぼ無傷の舜水樹軍が現れたら、かなり危ういでしょう。

舜水樹軍の動きも気になりますが、そろそろ桓騎軍の動向も明らかになるところだと思います。

しばらく登場していない飛信隊の信や羌瘣《きょうかい》、河了貂《かりょうてん》たちの動向も気になるところです。


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