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キングダム 581考察 感想 飛信隊 新兵たちの成長と「見える景色」の変化。王翦が動く! ネタバレ有レビュー 【最新話】解説

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『キングダム』最新話 583話「十三日目」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

583話
カイネ(李牧の側近):『キングダム』583話「十三日目」より引用
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2018年11月22日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 51号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』581話「見える景色」を読みました。

ことぶき
以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

580話「最強の瞬間」のネタバレ考察はこちらを見てください。

飛信隊の古参兵が干斗たち新兵をサポートする

朱海平原の戦いも、12日目を迎えました。

ことぶき
秦軍の食糧は底をつき、亜光将軍を欠き、満身創痍の状態です。

信の大演説で士気が最高潮になった飛信隊、尭雲率いる趙軍に戦術無視の総攻撃をかけます。

干斗:『キングダム』581話「見える景色」より引用

干斗:『キングダム』581話「見える景色」より引用

新兵として参加している干斗たちも勢いよく突撃しますが、趙軍にやられそうになってしまいます。

そこに楚水副長率いる騎馬隊が助けに来ますが、弓兵に襲われます。

しかし、崇原歩兵長が絶妙のタイミングで弓兵を倒します。

ことぶき
やはり歴戦の将は混戦の中でも周りの状況を察知し、戦術無視の突撃といえども、連携し合っているようです。

混戦のため、干斗たち新兵の集団に趙軍の騎馬兵が襲いかかります。

干斗たち新兵の成長と「見える景色」の変化とは?

先輩の兵達も間に合わないタイミングで、干斗たちが死んでしまうと思われたとき、干斗たちは盾をかまえ、密集し「剛力」の構えで耐えきりました。

新兵たちも普段の修行の成果がとっさの判断ででたようです。

ことぶき
誰に指示されたでもなく、全員で示し合わせたように動けるというのは、どれだけ反復して訓練してきたのか、その努力の賜物でしょう。

剛力を崩そうと趙軍が殺到しますが、松左副歩兵長がサポートに入り、事なきをえます。

松左は干斗たち新兵に「見える景色が変わった」と語りかけます。

ことぶき
新兵たちも戦場を俯瞰し、大局的に物事を把握できるようになったということでしょうか。

干斗たちは兵糧が尽き、疲労がたまるなか、かえってパフォーマンスは上がっています。

信の檄の影響もありますが、新兵たちが成長して、視野が広がったことが大きいでしょう。

松左も昔、干斗たちのように「見える景色」が広がった経験をしていました。

それはやはり、飛信隊で信のもとで戦ったからこそ得た「景色」だったと言います。

ことぶき
なぜ少佐たち飛信隊の古参の兵が広い視野を得て、戦場を俯瞰できるようになったかというと、隊長の信がもっともっと高い視野で物事を把握しているからでした。

そのため、松左だけではなく、田有、崇原、沛浪、田永も状況に応じて縦横無尽に戦場を駆け抜ける兵士に成長したのです。

リーダーが広い視野を持ち、遙かな未来を見渡していれば、部下たちも自然と視野が広がっていくということですね。

ことぶき
逆に言えば、リーダーの視野が狭ければ、部下の視野はもっと狭くなり、袋小路に陥ってしまうこととなります。

今の日本や世界の混迷は、リーダーが広い視野を持てず、目先の利益だけを得ようとして汲々としているため、人々も短期的な出来事しか目に入らないことから起きているでしょう。

少しでも俯瞰して、視野を広くすれば、「見える景色」がかわり、解決策や対策はできることも多いはずです。

部下たちよりも高い景色を見ている信は、演説で未来のビジョンを示し、さらに部下たちに率直に「力を貸してくれ」と頼みました。

ことぶき
その心意気と、信と同じ景色を見たいという重いが古参兵たちの士気を上げ、新兵の底力を呼び覚ましたわけです。

河了貂も今が飛信隊最強の瞬間だと言うことは把握しています。

尭雲・馬南慈・趙峩龍率いる趙軍左翼が後退を始める

いかに歴戦の将軍・尭雲であってもこの突撃を止めることは不可能です。

ことぶき
ただ、最強の瞬間はロウソクが最後の瞬間に一番勢いよく燃え上がるように、限界が近いことも示しています。

兵糧もなくなり、体力的にも限界が近い飛信隊が力尽きれば、老獪な尭雲・馬南慈・趙峩龍に蹂躙されてしまうでしょう。

尭雲は信と王賁に、かつての秦六将の面影を見ます。

尭雲たち趙軍は、秦軍右翼の将軍・亜光を討って勝利を確信していました。

しかし、信と王賁の覚悟と飛信隊・玉鳳隊の急激な成長と覚醒によって、亜光クラスの将軍を2人生み出すという結果になってしまいました。

尭雲もこの展開は予想できず、「虚を突かれた」と独りごちるばかりです。

ことぶき
しかし、ここで焦らないのがさすがの尭雲。

馬南慈らに伝令を送り、一時後退することを決めます。

勢いに乗っている軍隊の突撃を正面から受ければ、趙軍の損害はとんでもないことになってしまいます。

戦場には流れというモノがありますから、一時後退する尭雲の選択は正しいと見えます。

ことぶき
しかし、後退する敵を見て、さらに士気が上がり勢いを増すということもあり得るので、判断が難しいところです。

飛信隊の中には尭雲に逃げられたと悔しがる兵もいますが、軍師・河了貂は大局から見れば悪くないと言います。

もともと秦軍右翼の目的は、尭雲らを撃破し、李牧の本陣に迫り、王翦隊と合流し李牧を挟撃するというものでした。

尭雲を討つことが出来なくとも、後退に追い込み、李牧のところまで後退させれば、形として李牧を挟撃できることとなります。

こうして、飛信隊・玉鳳隊が趙軍の左翼を押し込むことにより、大局が動いて、12日間動くことがなかった王翦将軍の中央軍が前に出ることができます。

ことぶき
沈黙を保っていた王翦将軍が、ついに前進をはじめ、桓騎軍も動くことになるのでしょうか。

『キングダム』581話「見える景色」まとめ 感想

581話「見える景色」を簡単にまとめると

  • 混戦の中、飛信隊は自然と連携し古参兵は新兵をサポート
  • 干斗たち新兵も視野が広がり、とっさに「剛力」を出せるようになる
  • 飛信隊と玉鳳隊の勢いに、趙軍が後退を始める
  • 河了貂は王翦が前進し、大局が動くだろうと考えている

となります。

ことぶき
信の大演説を受け、士気が上がった古参兵だけではなく、新兵まで見事な成長を遂げたことが分かる熱い展開でした。

干斗たちは今まで、威勢だけは良くてもまだまだ実力は伴わないという印象でしたが、混戦の中とっさに「剛力」などの技を出せるようになり、頼もしく成長してきました。

尭雲たちが後退するという作戦は兵力を消耗させないためには合理的なものでしょうが、ズルズルと押し下げられてしまえば、河了貂の言うように、王翦の思うつぼになります。

ことぶき
尭雲らもそのことは十分分かっているでしょうから、どう反撃してくるのかが気がかりです。

飛信隊たちが勢いで駆け抜けて体力を使い果たしてしまい、ジワジワと削られてしまいそうですが、王翦軍が動き出せば趙軍もそちらに注力せざるを得なくなるので、壊滅は避けられそうです。

53巻
王翦:『キングダム』576話「王翦の下知」より引用
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