こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。
『キングダム』最新話 『キングダム』605話「王翦の読み」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。
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キングダム 605話 考察 感想 王翦自ら驚きの作戦で李牧の陣形を崩しに行くが? レビュー
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キングダム 53巻 考察 感想 楊端和に男を見せた壁将軍、信と王賁が覚醒!?
『キングダム』54巻の考察と感想(ネタバレ有レビュー)まとめはこちらを見てください。
キングダム 54巻 考察【最新巻】感想 王賁と信が覚醒するが、尭雲の計略で王賁が討たれる!?レビュー
2019年1月10日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 6・7合併号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』586話「二突きの勝負」を読みました。
585話「雷獄」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。 2018年12月27日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 4・5合併号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』585話「 ... 続きを見る
キングダム 585-586考察 感想 尭雲の雷獄で王賁が死の危機に?
朱海平原《しゅかいへいげん》の戦い13日目、尭雲《ぎょううん》が李牧《りぼく》の使者・カイネの策を受け入れ、
王賁《おうほん》の玉鳳隊《ぎょくほうたい》を討ちに勝負をかけています。
少数精鋭の「雷雲」部隊、そして最強の10人(十槍)を従えた尭雲は、まんまと秦軍の裏をかき、王賁と玉鳳隊を完全に射程に入れました。
王賁を尭雲から逃がそうとする関常、生死は?
玉鳳隊の副長・関常《かんじょう》は主である王賁を守るために身を挺して尭雲の攻撃を受け止め、王賁を逃がそうとします。
しかし、王賁は関常が作った絶好のチャンスを使わず、関常を助けるために戻ってきました。
しかし、関常は王賁を守るために死ぬなら本望と思っていたのに、王賁は帰ってきてしまったのです。
中国・戦国時代の一般的な将軍なら、部下を助けに戻ってくる人物はほぼいないでしょう。
王賁も王翦《おうせん》の息子として育てられ、帝王学も授けられているでしょうから、部下の決死の覚悟をムダにしないため、以前なら逃げていたでしょう。
なぜ王賁は無謀とも思える反転をしたのかというと、やはり飛信隊《ひしんたい》の信の影響が強いのではないでしょうか。
生粋の武人として生まれてきたわけではない信は、雑兵の身分から登りつめてきました。
そのため、仲間を大事にする姿勢は普通の武将よりも強く、
もし信が王賁と同じ状況であったとしたら、王賁と同じように部下を助けに行ったでしょう。
王賁は12日の夜、信と同じように仲間の兵士達に熱い演説をぶちかましていました。
せっかく尭雲の必殺の布陣「雷獄」を抜け出したものの、部下・関常を守るために戻ってきてしまった王賁。
王賁 VS 尭雲の一騎打ち、勝敗は?
尭雲 VS 王賁の一騎打ちが始まります。
しかも王賁は疲労であと二突きの力しか残していません。
王賁は「魏火龍」の紫伯を倒したという自信から、尭雲にも勝てるという算段のようです。
王賁も尭雲の大矛に対して、槍では攻撃力で敵わないと思ったのか、刺突「龍指」で右腕を粉砕します。
これで一発目の突きを放った王賁は、返す槍で尭雲の胴体を狙います。
右腕を破壊されて、もはや為すすべがないと思われた尭雲、なんと粉砕された右手を意に介せず、王賁に強烈な一撃をかまします。
そこそこ強い武将でも、右腕を完全に破壊されたらもう攻撃力は半減してしまいますが、尭雲は巨大な矛を振り下ろすほどの余裕があります。
王賁は落馬し、意識を失ってしまいました。
しかし、まだ王賁に息があると認めた関常は諦めず、王賁を伴って逃げようとします。
逆に言えば、王賁が生きていれば玉鳳隊はまだ希望を持つことができ、戦い続けることもできそうです。
『キングダム』587話 飛信隊は秦軍右翼を支えきれるか?展開予想
587話「祈るのみ」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。 2019年1月24日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 8合併号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』587話「祈るの ... 続きを見る
キングダム 587-588 考察 感想 信は王賁なき後の玉鳳をどうするのか?レビュー【最新話】
とりあえず王賁はまだ息があるようですが、関常たちが尭雲の雷獄を抜け出せるかどうかは微妙です。
ただ、玉鳳隊は前日に王賁により覚醒させられ、一気に強くなりました。
信頼する主の命を守るためならば、「火事場のクソ力」を全員が出すでしょう。
とはいえ、王賁は重傷を負っていて、戦線離脱は避けられないでしょう。
飛信隊も玉鳳隊と同じく、前日の信による檄で覚醒しました。
しかし、信の飛信隊だけでは
- 尭雲《ぎょううん》
- 趙峩龍《ちょうがりゅう》
- 馬南慈《ばなんじ》
という趙軍の三将軍を相手にするのはかなり無謀と言えるでしょう。
それでも3対2という状況となれば、秦軍右翼が不利なのは眼に見えています。
王翦はいくら息子・王賁のピンチとはいえ、戦力の分散という愚はおかさないでしょう。
となると、やはり秦軍は飛信隊が耐えるしかない状況です。
犬戎王ロゾを倒した山の民の王・楊端和《ようたんわ》や壁将軍が援軍に来れば良いのですが、端和も壁将軍も満身創痍です。
李牧の策がまんまとハマってしまった形となりましたが、ここから兵糧の尽きそうな秦軍は挽回できるのでしょうか。