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キングダム 588-589 ネタバレ考察 感想 飛信隊が秦軍右翼の中心に?王翦の放った隠密レビュー【最新話】

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こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むことぶき@akitoshijp )です。

『キングダム』最新話 590話「攻め偏重」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

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『キングダム』54巻の考察と感想(ネタバレ有レビュー)まとめはこちらを見てください。

2019年2月7日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 10号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』588話「右翼の本命」を読みました。

ことぶき
以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

587話「祈るのみ」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

激闘が続き、趙・秦両国が限界を越えた戦いを繰り広げる朱海平原《しゅかいへいげん》の戦い13日目が終わりました。

13日目は、尭雲《ぎょううん》と王賁《おうほん》が直接対決し、王賁が討たれてしまうという最悪の状況になりました。

ことぶき
王賁はかろうじて生きてはいるものの、重傷で再起できるかどうかも不明です。

ここまでは完璧に李牧《りぼく》の策どおりに動いています。

朱海平原の戦いはあと残りあと2日で終結すると予告されています。

588話「右翼の本命」では、14日目の秦軍の驚きの陣容が発表されます。

亜光軍の大将代理が飛信隊の本陣に、玉鳳隊副長・番陽の狙いとは?

秦軍はもう兵糧がほぼ底をついていて、軍馬まで潰して食料に変えなければならない状況です。

玉鳳隊の王賁が討たれたことも、飛信隊にかなりの動揺をあたえています。

飛信隊と玉鳳隊は隊長同士がライバル関係にありましたが、それは兵士達にとっても同じで、ライバル不在となると士気が思いっきり下がってしまうのでしょう。

趙軍の死んでしまった馬を食糧にしようとしたみたいですが、毒の粉をかけられていて、食べたら死んでしまうようです。

ことぶき
趙といえば、中華の国の中で最初に遊牧民の騎馬の習慣を取り入れた国で、馬の軍用に関するノウハウが集まっているんでしょうね。なかなかエグいです。

タンパク質は「豆干」からも採っているようです。

「豆干」と言えば、今の中国で言えば「豆腐を乾燥させた食べ物」ですが、豆腐の普及は漢代だったように思うので、豆を蒸したモノを乾かしたのでしょうか。

タンパク質だけでなく、炭水化物もすべて足りない、ひもじい飛信隊の本陣になぜか亜光将軍の代理「段茶《だんさ》」が現れます。

亜光将軍を間一髪で助けた亜花錦《あかきん》も登場です!

ことぶき
亜花錦は「ギギ」とか変な口癖の目がヤバい将ですが、味方となると大変心強いです。
亜花錦:『キングダム』588話「右翼の本命」より引用

【引用画像・出典】亜花錦:『キングダム』588話「右翼の本命」より引用

段茶は尾平《びへい》に飛信隊の本陣を聞いておきながら、答えると将の位置を教えるなと怒る理不尽さ。

ことぶき
上司にしたくないタイプですね。でも亜光軍の大将代理、つまりは右翼を束ねるという大役を担っているので仕方ないのかもしれません。

渕《えん》副長によると、亜光軍の将校達だけでなく、玉鳳隊の将校も信のもとに集まっているとのこと。

ことぶき
ここで、まさかの、、、アツい展開になっていくんじゃないかという予感。そしてそれがその通りになっていく超展開が始まります。

飛信隊が亜光軍と玉鳳隊を包摂し、右翼の中心に!?

普通なら代理とは言え、亜光将軍側のほうが格上なので、信の本陣を訪ねるというのはありえない展開です。

わざわざ段茶大将代理が飛信隊の本陣である信の幕内に参上するというのは、信を「右翼のまとめ役」として認めることを行動で示しているのです。

ことぶき
私は前回の予想で、飛信隊と王賁を失った玉鳳隊が一時的に共闘すると考えていました。

原泰久先生はそんな私の薄い予想と読みを遙かに超えて、「信が秦軍右翼を束ねる役目」まで持って行きました。

しかし、いきなり段茶が信を認めるようになったということではなく、玉鳳隊の副将・番陽《ばんよう》の根回しがあったからでした。

番陽はかなりの老将で王翦《おうせん》の信頼も厚いため、段茶も聞く耳を持つようになったのでしょう。

ことぶき
前回も書きましたが、番陽と信は悪態をつきあう仲で、決して友好的ではありませんでした。しかし信が瀕死の王賁を見舞い、ライバルとしての礼を尽くしたので、信の将の器を認めたのでしょう。

亜花錦は

今からこの右翼の「大将」はお前だ!

と静かに宣言します。

ことぶき
この時の信の表情がまたすばらしく、覚悟を決めた男の顔をしています。

渕副長は後ろで驚愕していますが、信はこういう展開にならざるを得ないことをすでに感じていて「覚悟完了」していたのです。

信が右翼を束ねる大将になるということは、右翼全体の作戦を立てる「軍師」も河了貂《かりょうてん》になるということです。

もちろん河了貂も「覚悟完了」しています。

ことぶき
信も河了貂も連載当初はまだ子どもらしさの残る、何も持たざる民でしたが、ここまで登り詰めるとは。今までの来し方を思いおこして涙しました。

右翼の大将交代は段茶と番陽が独断専行でおこなっていますが、王翦はそれを事後承諾の形で認めています。

普通なら厳罰で処分されそうな案件ですが、王翦も同じような作戦でいくと考えていたのでしょうか。

ことぶき
しかし、息子・王賁の瀕死の状況にはあまり心を動かさないのは非情とは言え、さすが大将軍です。私情を挟めば大局を見誤ってしまいます。

趙国・鄴 城内での不穏な動きとは?王翦の隠密が動き出す?

戦場では激しい武力による闘争が行われていますが、諜報戦も活発になっているようです。

趙が守る鄴の城内では、不穏な動きが広がっています。

包帯でグルグル巻きにされて顔が分からない状況で城内に運び込まれた人物が、見知らぬ人物に入れ替わっていたという事案があちこちで起こっています。

しかも、その入れ替わった人物はどこかに雲隠れしてしまっています。

ことぶき
これはどう考えても、王翦が秦軍の兵士を怪我人のフリをさせて、鄴の城内に送り込んだということでしょう。

古典的な手段と言えますが、もし城内から城門を開けられてしまえば、鄴はひとたまりも無く秦軍によって落とされてしまうでしょう。

ただし、中国の城というのは日本の城とは違い、都市1つがまるごと城壁でおおわれている状況なので、少人数を紛れ込ませても意味がありません。

王翦はそのこと重々承知していたので、わざと周りの趙の小都市を落として、難民を発生させ、その難民に紛れ込ませて密偵(隠密)を多数放ったのです。

ことぶき
王翦の知略、恐るべしです。この難民を発生させてスパイ作業をさせるという方法、現代社会でも十分可能というか、すでに行っている国家はたくさんあるんでしょうね。

『キングダム』589話 右翼が盛り返し、鄴混乱で李牧が揺れる?展開予想

589話「夜の出来事」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

589話は「朱海平原の戦い」14日の幕開けとなります。

朱海平原の戦いは15日目で決着が付くという予告がされているので、14日目には勝敗の大勢は決まっているでしょう。

秦軍の右翼の大将が信となり、玉鳳隊と亜光軍と合流することで右翼は盛り返すでしょう。

亜花錦が「良い考え」といい、王翦が反対していないのは、なぜなのでしょう。

ことぶき
それは信と尭雲《ぎょううん》が同じ本能型の将軍で、相性が良いというのがあると思います。

段茶も番陽も本能型の将軍ではないため、いくら経験にすぐれるとはいえ、尭雲に翻弄されてしまうことは眼に見えています。

信と尭雲が、再度ガチンコで戦い、河了貂・段茶・番陽が馬南慈《ばなんじ》と趙峩龍《ちょうがりゅう》を押さえる形になると思います。

ことぶき
趙峩龍は有能ながらも正統派の将軍なので対応できそうですが、匈奴と戦い、亜光の鉄壁の陣を破った馬南慈を食い止められるのかが心配です。

王翦は右翼が立ち直り、左翼の蒙恬も踏みとどまって戦えることにより、趙の中央軍・李牧とついに正面衝突するでしょう。

中央軍同士の戦いは、絡め手無しの真っ向勝負になると思いますが、その時効いてくるのが、鄴の城内で起こる隠密の動きでしょう。

ことぶき
いくら李牧とは言え、守るべき鄴の城内で事件が起これば、少なからず動揺し、作戦にミスが生じるでしょう。

スポーツや囲碁・将棋のような勝負事でもそうですが、高いレベルの戦いとなれば、少しの判断ミスが命取りになります。

そのミスを突いて一気に攻勢をしかける王翦がどこまで食い込めるかが見物です。

ことぶき
しかし、李牧はこの王翦の手の内すら見破って対策しているかもしれません。

いくら王翦が名将とはいえ、朱海平原も鄴も李牧のホーム・趙国です。

地の利がない王翦は思わぬ陥穽にはまってしまうのかもしれません。

いずれにしても、アツい展開に次ぐ熱血展開に来週が待ち遠しくて仕方ないです。

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