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キングダム 590-591 ネタバレ考察 河了貂のノーガード戦法で右翼は持つか?渕と松左に重責がのしかかかる レビュー【最新話】

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『キングダム』最新話 『キングダム』605話「王翦の読み」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

605話
原泰久『キングダム』605話「王翦の読み」
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54巻
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2019年2月21日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 12号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』590話「攻め偏重」を読みました。

ことぶき
以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

589話「夜の出来事」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

無料で『キングダム 53巻』を読む方法と考察と感想(ネタバレ有レビュー)のまとめはこちらを見てください。

朱海平原《しゅかいへいげん》の戦いの14日目がついに始まりました。

13日目に玉鳳隊《ぎょくほうたい》の隊長である王賁《おうほん》が討たれてしまったことにより、右翼は壊滅の危機を迎えていました。

ことぶき
もともと右翼は総大将である亜光《あこう》将軍を失っていて、戦力的には半減どころか三分の一くらいになってしまっています。

ここまでは完全に趙軍の総大将・李牧《りぼく》の思うがままに戦況は進んでいます。

ただ、犬戎軍が壁将軍と楊端和(山の民の王)に破れたのだけは想定外だったでしょう。

楊端和《ようたんわ》の自らを囮とする作戦、結果的に犬戎軍を取り込むところまで行きました。

しかし、前回589話では王翦《おうせん》も犬戎王ロゾと同じように、相手の兵糧を焼きにいく作戦に出ていたことが明らかになりました。

そして、王翦のねらい通り、趙軍が守る鄴《ぎょう》の食料庫はほぼ焼かれてしまいました。

ことぶき
李牧と王翦、外見や性格は似ていなくても、やはり智将というのは、同じような策を思いつくものなのでしょう

中国の春秋・戦国時代といえば、現代社会でも読み継がれる『孫子の兵法』が書かれたときです。

相手の弱点、それも思いもよらない方法で迅速に討つというのは、ビジネスにおいても教訓となります。

王翦と李牧、秦と趙の中央軍がにらみ合う

秦軍は秦国から遠征してきているため、すでに兵糧が底を突いています。

ことぶき
もう次の日はないという背水の陣、士気マックスで趙の左翼に襲いかかります。

王翦の中央軍は、戦力の損耗もなく、あまり動いていないため兵糧も余裕がありそうですが、飛信隊に援軍は送りません。

王翦は李牧の中央軍と対峙しているので、下手に戦力を減らすわけにはいかないのです。

もし、王翦の中央軍の陣形が少しでも崩れれば、李牧は必ずそこを突いてくるからです。

ことぶき
これは大兵力における戦いだけではなく、個人同士の戦いでも同様のことがありますね。

わたしは昔、剣道をやっていたのですが、先に動いた方が不利になる局面が多かったです。

田里弥《でんりみ》は、王翦を気遣っていますが、王翦は「逆もまた然り」とこたえます。

李牧にとっても、王翦は脅威であり、自軍が有利である状況でも下手に動くことはしないのです。

中央軍同士がにらみ合い、動かないため、鍵を握るのは自然と秦軍右翼の飛信隊となります。

秦軍・右翼の総大将となった信と軍師・河了貂の作戦とは?

李牧は慎重ながらも、趙軍の左翼の勝利は揺るがないと思っています。

たしかに、秦軍は飛信隊の信しか残っていないのに対し、趙軍には

  • 尭雲《ぎょううん》
  • 馬南慈《ばなんじ》
  • 趙峩龍《ちょうがりゅう》

というベテランの武将が揃っています。

李牧は飛信隊が壊滅するのをまって、尭雲らと共に王翦を襲うつもりです。
ことぶき
さすがの王翦も、李牧・尭雲・馬南慈・趙峩龍に束になって襲われればひとたまりもないでしょう。

秦軍・右翼全体の軍師となった河了貂《かりょうてん》は、いきなり亜光軍と玉鳳隊の指揮もとらなければならなくなったため、完全にキャパオーバーとなっています。

それでも、大局を見て俯瞰して指揮しているところはさすがです。

いつもは慎重派な河了貂ですが、今回ばかりは信以上に大胆な作戦に出ます。

それは

「極端な攻め偏重」

の作戦でした。

守りを捨てて、キリのように相手を撃破してく戦法、それは味方の多大な犠牲無しにはなしえません。

部下思いの河了貂にとっては、文字通り「苦渋の選択」です。

しかし、死線をただ渡らせるだけではなく、

  • 騎馬隊の渕《えん》副長
  • 歩兵の松左《しょうさ》

という二人を救護にあたらせることにしています。

河了貂は二人に「本当にきつい役割」を頼んだと歯ぎしりしています。

渕副長と松左に任された非情な戦法とは?

河了貂は渕と松左に現場の守りをまかせることにします。

「現場の守り」=「救援」といえば聞こえはいいですが、要するに二人に

「誰を助けて、誰を見殺しにするか」

を丸投げにしてしまうということです。

ことぶき
頼まれた渕副長も松左も辛いですが、それをお願いする河了貂が最も辛かったでしょう。

しかし、この非情な判断は戦争だけではなく、災害時などでも必要となる「トリアージ」という考え方とも共通しています。

「トリアージ」とは

患者の重症度によって、治療の優先度を決定して選別を行うという意味のフランス語で、日本語に訳せば「選別」となります。

医療現場においても、限られた医療スタッフや物資で、治療する命にも優先度を付けなければならない局面がおとずれます。

戦争時は常に「トリアージ」の思想が求められ、大軍を率いれば冷酷と思われるような判断をもしなければならなくなります。

河了貂は初めて大軍を率いることで、今まで家族のように接していた飛信隊の部下の命を諦めなければならないことも覚悟しています。

河了貂の決死の作戦で14日目はどうなる?

河了貂の「ノーガード」戦法で、攻撃力全振りとなった飛信隊はどんどん趙の左翼を突破していきます。

飛信隊は

  • 飛麃《ひひょう》
  • 楚水騎兵団
  • 崇原《すうげん》歩兵団

が先陣を切り、隊長の信も王騎将軍の矛で敵を斬りまくります。

玉鳳隊の副長・番陽《ばんよう》は、信のノーガード戦法を見て、尭雲軍に対して、士気を高めます。

ことぶき
番陽は王賁の代わりに「命に代えても」責務を果たすという覚悟ですが、これが「死亡フラグ」になってしまわないか心配です。

趙峩龍が飛信隊の尾平を討ち取るのか?

飛信隊が決死の戦法で趙軍の左翼の切り開いていくなか、趙峩龍は焦りません。

ことぶき
尭雲、馬南慈に比べると知略に優れている趙峩龍、趙軍の要といえるでしょう。

趙峩龍は分散した秦軍を各個撃破していく戦法に出ます。

ここで趙峩龍の牙にかかってしまったのが、お調子者の「尾平《びへい》」でした。

尾平が討たれそうになったその時、松左がどうにか助けに入ります

ことぶき
尾平はお気に入りのキャラで、飛信隊のムードメーカーなのでここで生き残ったのはホッとしました。

ただ、尾平が松左に助けられたと言うことは、松左がいない所の守りが薄くなり、そこが撃破されると言うことに繋がります。

朱海平原の戦い、14日目では飛信隊の重要メンバーのうち、誰かが犠牲になってしまうでしょう。

隊員が討ち取られるのも辛いですが、河了貂の哀しみを考えると辛いです。

『キングダム』591話 王翦が鄴の情報を知り、攻勢をかける?展開予想

591話「三大天の盾」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

絶体絶命に見える秦軍・右翼、このまま趙峩龍達によってすりつぶされてしまうのでしょうか。

戦力差は正直、かなり差があり、何か打開策がなければ秦の右翼は押されっぱなしでしょう。

王翦もそのことは分かっているはずです。

ことぶき
王翦が動じないのは、鄴に潜入させた工作員たちの活躍を信じているからでしょう。

鄴の食料庫襲撃成功の報を知れば、王翦は秦軍全体に伝え、秦軍の士気は一気に上がるでしょう。

反対に李牧の衝撃は計り知れず、少なからず動揺することになります。

尭雲、馬南慈、趙峩龍ら将軍はそこまで衝撃は受けなくとも、末端の兵士たちは「兵糧が尽きる」という恐怖によって恐慌に陥る可能性もあります。

ことぶき
そこを逃さず、王翦が一気に攻め入ることができれば、秦軍の勝利が見えてきそうです。

当時、伝令は「馬」や「伝書鳩」によって情報を伝えていましたが、狼煙《のろし》などの光学的な手段もありました。

案外早く、王翦のもとに鄴の情報が入ってくるのではないでしょうか。

その時まで飛信隊の面々がどこまで耐えきれられるか、来週も目が離せません。

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