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キングダム 595-596 ネタバレ考察 感想 飛信隊 VS 趙峩龍主力のバトル終結、松左の生死は? レビュー【最新話】

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2019年4月4日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 18号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』595話「最高の隊」を読みました。

ことぶき
以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

『キングダム』594話「楔」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

秦国と趙国の運命をかけた戦い・朱海平原《しゅかいへいげん》の戦い14日目の死闘が続いています。

趙峩龍《ちょうがりゅう》率いる精鋭・土雀《どじゃく》に囲まれてしまった飛信隊。

ことぶき
徐一家の徐林《じょりん》を倒したものの、羌瘣《きょうかい》は疲労困憊しています。

徐肖《じょしょう》が宙を舞う羌瘣を捕らえ、槍で刺す寸前、

羌瘣は槍の柄を剣でつたって、そのまま腕と顔面を真っ二つに叩き斬ってしまいました。

まさに鬼神のごとき活躍です。

ことぶき
プロサッカー選手は試合ではコート全体を俯瞰でき、自分も相手も見えていないところまで把握できるそうですが、羌瘣もその境地にあるようです。

趙峩龍の主力である土雀の精鋭・徐一家が倒されたことで、土雀はほぼ総崩れになります。

ことぶき
やはり、どんな優秀な隊でも中心人物を失うと脆いものです。

主力が壊滅してしまった趙峩龍軍はどうする?

主力である土雀が総崩れとなるのを見ていた、趙峩龍はどう反応したのでしょうか。

ことぶき
並の武将の場合、激昂してブチ切れて、飛信隊を潰しにいくでしょう。

しかし、趙峩龍は部下の進言を受け入れ、撤退します。

趙峩龍という旗印がいる限り、主力が失われたとしても趙峩龍隊がなくなることはありません。

  • 尭雲軍
  • 馬南慈軍

に合流すれば、趙軍左翼を立て直し、秦軍右翼を圧倒することも可能でしょう。

ことぶき
ここで感情的にならず、部下の進言を素直に受け入れる趙峩龍はさすが趙の三大天・藺相如《りんしょうじょ》の「盾」を担っていただけあります。

もし、趙峩龍がここで飛信隊をさらに攻撃しようとしても、勢いに乗る飛信隊を止められる保証はありませんし、より多くの犠牲を出してしまうことも考えられます。

趙峩龍は撤退しつつも、主である藺相如の預言とは違う展開に戸惑っているようです。

藺相如は「朱海平原」で趙が秦の進撃を止めることを預言しているとばかり思っていましたが、趙峩龍は「違う意図」を感じているのです。

ことぶき
「違う意図」とは具体的にどういうことなのでしょうか。秦を倒すこと以外の意図は考えられないですし、趙が進んで秦王・政の中華統一計画に賛同するともおもえません。

飛信隊、趙峩龍主力・土雀を撃破 羌瘣の生死は?

飛信隊は趙峩龍の主力・土雀を圧倒していき、ついには完全に撃破しました。

兵数からみても、圧倒的不利な状況からの逆転勝利。

ことぶき
594話の考察でも書きましたが、これは副長・羌瘣が脱出ではなく反転して攻勢に出た判断が速く、覚悟完了していたからこそだと思います。

「窮鼠猫を噛む」という諺《ことわざ》もありますし、故事にも「背水の陣」という話があります。

人は窮地に陥れば、普段以上の力を発揮できてしまうもの。

趙峩龍は余裕で飛信隊を潰せると高をくくっていたため、飛信隊に逃げ道を与えず包囲してしまいましたが、そのことが裏目に出てしまいました。

ことぶき
ビジネスでも取引相手や部下を理詰めで逃げ道をなくしてどんどん追い込んでしまうと、最後はとんでもないしっぺ返しを喰らうことがあります。

最近は恨みをもった社員がシステムにバックドアを仕込んで、会社を辞めた後にデータをめちゃくちゃにするとか、漏らすとか、そういう事案が増えています。

私もそういう企業のために、自分のパスワード情報とかが漏れた被害に遭いました。

こうなると、そのバックドアを仕掛けた社員が邪悪だったと分かってはいても、そのきぎょうへの信頼度はだだ下がりです。

戦争でも、ビジネスでも、相手を追い詰めすぎると碌な事はないのです。

獅子奮迅の活躍で土雀隊をまさに無双していった羌瘣は舞の呼吸を使いすぎて、気を失っています。

ことぶき
どうにか田有《でんゆう》がかかえて助けていますが、もうしばらくは動けそうにないほど疲労しています。

ここ一番の時は、羌瘣のように自分の体力以上の力を出す賭けに出なければならないときがあります。

こうして圧倒的努力を行わなければ、結果は出ない時があるということを骨身にしみて感じます。

飛信隊が趙峩龍の主力を葬ったものの、趙峩龍自身は部下の進言通り、退避しました。

しかし、趙・三大天の片腕だった趙峩龍が戻ってくるのは必至。

那貴一家が、森の中に隠れて復讐の機会を待つ趙峩龍を捜索しに行きます。

松左副歩兵長 散る

満身創痍の上、趙峩龍を捜索しなければならない信のもとに、崇原《すうげん》歩兵団から急報が入ります。

信に少しだけ後ろの歩兵団に来て欲しいという要望なのです。

松左副歩兵長が危ない、という言葉を聞いた信は、傷も趙峩龍もとりあえず放っておいて、駆けつけようとします。

そのころ、松左はもう意識はほぼなくなりつつあり、目からは光が失われつつあります。

穏やかな顔で、松左は新兵の干斗《かんと》に自らの「槍」を託します。

ことぶき
この自分の武器をたくすという行為、『キングダム』においては、もう自分は死期を悟ったということと同義です。

王騎将軍も、死の間際に信に矛を与えていました。

干斗は自分なんかがもらえないといいますが、松左の心意気を受け取り、安心させるために受け取ることにします。

少佐は

飛信隊は 本当に 最高だ

と絞るように言った後、「信を頼んだぞ 本当に楽しかった…」と言い残し、事切れようとします。

信は間に合わないかと思われたとき、勢いよく倒れ込むように現れます。

自分も満身創痍なのに、信は松左に駆け寄り、抱きとめて、胸の中で松左は逝きました。

たたき上げの頃から信とともにしてきた行動、新兵を守った経緯を思い出しながら見ると、涙が止まりませんでした。

また、見開きの構図と松左の「思い残すことはない」という笑顔が感動を何倍にも引き上げます。

合理的に考えれば、信は趙峩龍を探すため、体力を温存するためにも前線から離れるという行動を取るべきではなかったでしょう。

しかし、松左が合理的な判断を曲げてでも干斗たち新兵を守ったように、信も松左の最後に駆けつけざるを得なかったのです。

現代社会では、何でも合理的判断が優先されて、冷たい社会となりましたが、そんな上司にはだれもついて行きません。

特にAIが発達していくとビジネスでも何でも、最後は浪花節的な人情がよりいっそう重要となっていくでしょう。

そんな時代のケーススタディとして、『キングダム』の熱い展開は読めるし、人々がこういう上司や仲間を求めているからこそ、これだけのベストセラーとなっているのでしょう。

『キングダム』596話 趙峩龍本陣を発見できるのか?「展開予想

596話「趙峩龍本陣」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

飛信隊は、逆境のなかで趙峩龍の主力・土雀を完膚なきまでに打ち破りました。

ことぶき
しかし、趙峩龍は冷静に撤退して反撃の機をうかがっているため、気は抜けません。

趙峩龍は尭雲・馬南慈に合流するのでしょうか。

元・三大天のプライドがあるので、単独で飛信隊にもういちど挑んでくる可能性も高いです。

それに尭雲、馬南慈に合流したくても、尭雲には玉鳳隊の番陽が張り付いていますし、馬南慈も亜光軍の亜花錦が付いています。

ことぶき
どちらも死闘となっているでしょうから、趙峩龍を補佐する余裕はないかもしれません。

それに那貴一家が趙峩龍を見つけてしまえば、飛信隊の方から追い討ちをかけることができます。

隊長含め満身創痍であるとは言え、今の勢いならば趙峩龍を圧倒できると思います。

ことぶき
松左を失ったことで、弔い合戦となり、飛信隊の士気は相当上がっていますし。

秦軍右翼は優勢となっていますが、秦 中央軍 VS 趙 中央軍 の戦いも気になるところです。

趙の総大将である李牧《りぼく》も趙峩龍と同じく王翦《おうせん》率いる秦軍をちょっと舐めているので、手痛いしっぺ返しをくらいそうです。

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