キングダム

キングダム 601-602 ネタバレ考察 感想 信と龐煖の戦いはどうなる?蒙恬もついに本気出す! レビュー【最新話】

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605話
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54巻
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2019年5月30日(木)発売の、『週刊ヤングジャンプ 26号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』601話「決着の日」を読みました。

ことぶき
以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

600話「十四日目の夜」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

秦王・政、秦の首都・咸陽で泰然と待つ

秦国と趙国の運命の闘いである、朱海平原《しゅかいへいげん》の戦い 15日目が始まろうとしています。

そんな中、秦国の首都・咸陽《かんよう》には各戦場の情報が集まっています。

ことぶき
楊端和の軍・壁将軍が橑陽の戦いで犬戎軍と趙軍舜水樹を破ったという朗報に秦王・嬴政《えいせい》もホッとしています。

しかし、橑陽から伝令が5日かかったところを見ると、趙から秦国へのルートは趙軍によってガッチリと塞がれているこいとがわかります。

ことぶき
戦争でもビジネスでもやはり情報が命なので、この状況は危ういですね。

朱海平原からは全く情報が届かない情報です。

朱海平原は敵地(アウェー)であり、李牧がいるため伝令はことごとくやられてしまうのでしょう。

ことぶき
伝令や馬という通信手段ではなく、狼煙等の光学的な手段で情報を送ればよいのではと思いますが、それでも情報が伝わらないのでしょうか。

始皇帝・嬴政は玉座で泰然と待ちます不可能と言われた鄴攻めの論功行賞を行うために。

ことぶき
王者はやはり、泰然として焦らず戦争後のことまで思いを巡らす必要がありますね。ビジネスでもトップがあたふたして未来のビジョンを見られないようでは先が思いやられます。

橑陽で勝利した楊端和と壁将軍、キタリ

橑陽で犬戎軍と趙軍・舜水樹を破った壁将軍と楊端和・キタリたち。

勝利の余韻に浸って、酔いしれているのかと思いきや、もうそういう時期は終わり、信たちが戦っている朱海平原を心配しています。

壁将軍は嫌な夢で目が覚め、「秦軍が全滅」とか言ってますが、キタリにボコボコにされてしまいます。

メラ族は「言霊」的なものを信じていて、不吉なことは口に出すのも駄目なそうです。

ことぶき
日本では未だに言霊的なことが信じられていますが、中国の少数民族でもそうなんですね。

中国学の泰斗、白川静先生も中国も「商(殷)」の時代には、言霊的なものを信じていたと行っていますが、戦国時代にはそういう不合理なことからはもう脱却していたのでしょうか。

ただ直感として、楊端和とキタリも15日目が決着だろうと意識しています。

鄴では自分の作戦が成功し、食料庫をすべて焼いた桓騎将軍が不敵な笑みを浮かべています。

朱海平原

秦軍左翼・傷心の蒙恬

14日目の深夜、なぜか秦の蒙恬将軍の本陣に趙の三大天・龐煖《ほうけん》が現れました。

そして、蒙恬が子供の頃から知っていて、育ての親である「じィ」こと胡漸(こぜん》副官が殺されてしまいます。

蒙恬は胡漸の死にかなりのショックを受けているうえ、本陣の多くの武将を失ったのでかなり落ち込んでいます。

部下も憔悴した蒙恬将軍を気遣いますが、蒙恬はすでに気持ちの切り替えは終えているようでした。

蒙恬は部下の陸仙《りくせん》に副官や龐煖のことはもう言わず、15日目の戦いに勝利することだけを考えようといさめます。

ことぶき
蒙恬もかなり感情が激しい武将ですが、感情で士気を上げるという道を選ばず、冷静に全体を俯瞰しています。

蒙恬は副官「胡漸」たちの弔い合戦として復讐心をあおり、部下を動かすこともできましたが、その道を選ばず、あくまで王翦《おうせん》将軍の中央軍を補佐しようとしています。

ことぶき
具体的には趙軍右翼の要である紀彗軍に猛攻をかけて、王翦を極力補佐しようとしています。

ただ、文人的で感情的なところも多分にある蒙恬は、勝ってからまた副官のために泣くのだといいます。

ことぶき
信・王賁・蒙恬もそうですが、若くして将軍にまで登り詰めるリーダーは部下に自分の感情を隠さないところがあり、そこが好かれて支持される要因でしょうか。

趙軍右翼の紀彗は、蒙恬が猛攻を仕掛けてくることを読んでいます。

ことぶき
これは紀彗の読みが鋭いのではなく、最終局面になると打てる手が限られてくるからです。

今まで蒙恬は本気を出さずに戦場をかき乱していただけですが、ついに蒙恬の本気の攻撃が始まります。

ことぶき
名将・蒙恬はまだ本気を出して戦っていませんでしたが、ここからどう攻めていくのか期待できます。

秦軍右翼・飛信隊

秦軍右翼は14日目に趙峩龍将軍を討ち、士気が最大の状態で15日目を向かえます。

松左に助けられた新兵の干斗《かんと》たちも武者震いをしています。

玉鳳隊《ぎょくほうたい》の王賁《おうほん》隊長も復活して、士気はさらにうなぎ登りです。

ことぶき
ただ、重傷の王賁がどれだけ戦えるか分かりません。尭雲も大けがをしていますが、王賁のダメージはそれ以上です。

ただ、玉鳳隊にとって「王賁」は「錦の御旗」のような存在で、いるだけで兵達の気力も上昇することは間違いありません。

羌瘣《きょうかい》は趙の三大天・龐煖が信を狙っていることを心配して、信を守ると言いますが、信にいさめられます。

信は

皆で勝つんだ
ちゃんと生き残ってな

と、これ以上誰も犠牲にしないし、失わない決意を伝えます。

ことぶき
こうして飛信隊のいつもの雰囲気を取り戻し、ついに激戦の最終日15日をむかえます。

『キングダム』602話 龐煖は飛信隊の前に現れるのか 展開予想

602話「李牧の陣形」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

始皇11年 秦趙連合軍戦の天王山の最終日がついにはじまります。

朱海平原の戦いは15日目が最終日と予告されていて、この日、決着が付きます。

  • 秦軍・右翼が趙峩龍を討ち、尭雲に大けがを負わせる
  • 秦軍・左翼は今まで本気を出していなかった天才・蒙恬が本気で攻める
  • 王翦の詭計で鄴の食料庫をすべて焼く

という客観的な事情を見れば、秦軍が絶対有利に見えます。

しかし、突如現れた不安要素・趙の三大天・龐煖《ほうけん》が飛信隊の信を狙っています。

信は以前、龐煖と戦ったときよりも成長していますが、連日の激戦で疲労と負傷がたまっていて、龐煖とガチで戦うのは危険すぎます。

ことぶき
どうにか羌瘣が龐煖を引きつけて2対1の状況なら勝算もあるかもしれませんが、なかなかそう思い通りには行かないでしょう。

李牧の余裕の表情がぜんぜん崩れていないのも気がかりなところです。

鄴周辺は趙の心臓部であり、李牧に地の利があるホームグラウンドです。

李牧はさらに奇想天外な策を複数用意している可能性があり、それゆえの余裕なのでしょう。

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