進撃の巨人

進撃の巨人 118話 考察 感想 ピーク VS ジークの師弟対決!ファルコ巨人化?

『進撃の巨人』がついに完結しました。最終34巻の考察と34巻を無料で読む方法はこちらを見てください。

諫山創『進撃の巨人 第34巻』 (週刊少年マガジンコミックス) 表紙画像

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

2019年6月8日(土曜日)発売の『別冊少年マガジン 7月号』収録の諫山創『進撃の巨人』118話「騙し討ち」を読みました。

画像は Amazon.co.jp より引用

117話「断罪」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

マーレは飛行船の大群を運用して、空からエレン達のパラディ島を攻めました。

パラシュートで空挺団が続々と降り立ち、パラディ島側はかなり不利になってきました。

飛行船からの機関銃連射もかなりやっかいな代物でした。

ジークがマーレの飛行船をすべて撃ち落とし、ピークと戦闘

エレン危うし、という時、獣の巨人・ジークが壁の上に現れ、得意の投石で飛行船を打ち落として一掃してしまいました。

飛行船はヘリウムで満たされていたのか、当然爆発炎上して、すべて墜落してしまいます。

装甲がゼロなので、当然の結果で、マーレの兵士の大半はこれでやられてしまいました。

車力の巨人・ピークは対巨人砲をかついでジークのうなじを打ち抜こうとしますが、ジークが機関銃の如く石をなげまくるので近づけません。

マガト隊長(元帥に昇格)は裏切ったジークにかなりの怒りを感じていて、復讐心に燃えています。

顎の巨人・ガリアードと鎧の巨人・ライナーはエレンにやられて、うごけなくなっています。

エレンはジークに近づき、接触しようとします。接触すれば座標が発動し、「地鳴らし」が起きてしまうのでしょうか。

オニャンコポンの決意でアルミン、コニー、ミカサ、ジャン達が脱獄?

新生エルディア帝国を建てようとしているエレン・イェーガー派によって、アルミンたちは牢獄に入れられています。

脊髄液入りのワインを飲んでしまったファルコも一緒に収監されています。

そんな中、オニャンコポンが鍵を持ってきて、アルミンやミカサたちを出してくれます。

オニャンコポンはエレンを助けるために協力を求めましたが、コニーは激怒して突っかかります。

ただ、オニャンコポンの話によると、本当にオニャンコポンはイェレナの信奉するジークの「エルディア人安楽死計画」は知らなかったとのこと。

オニャンコポンは本心からパラディ島の人たちを助けて、近代化させ、一緒に反マーレの戦線に立とうとしていたナイスガイでした。

オニャンコポンの誠意を感じた皆は信じることにします。

ミカサもエレンを助けに行くことは同意なようですが、エレンに言われた「アッカーマンの意志」のせいでエレンを大事に思っていると言われたことを気にして、複雑そうです。

そんなミカサに対して、アルミンはエレンは本当は「エルディア人安楽死計画」に賛同していなくて、ミカサにもウソをついているんじゃないかという仮設をいいます。

確かにエレンの考えの急変はおかしなところがありますが、始祖の巨人の記憶をたどっていって、そういう結論に達してしまったという可能性も高いです。

アルミンはまだエレンを信じていて、エレンがイェレナに逆らうと危ないと思ったためにウソをついているという希望的観測を述べています。

アルミンだけがエレンから明かされている真実の言葉とは?

アルミンはエレンがジークに同調して、とりあえず小規模な「地鳴らし」を起こしてみせることで、パラディ島を世界の侵略から守ろうとしているんだと考えています。

ミカサはアルミンになぜ「エレンがミカサのことを嫌いではない」のか、問い詰めますが、アルミンは答えません。

アルミンは以前、海に初めて着いたとき、エレンからいろいろ聴いていたようです。

私の推測では、巨人化をはたして寿命があと数年しかないため、エレンはミカサに自分を諦めて欲しいと思っているのではないでしょうか。

エレンがミカサに言っていた、「アッカーマン一族特有の頭痛」というのは、同じアッカーマンのリヴァイ兵長には見られないような気がします。

ということは、やはりアルミンのいうように、ミカサの頭痛はまた別の原因があるのかもしれません。

でも、ミカサはエレンからもらった大切な思い出のマフラーはおいていくことにしていて、かなり気にしているようです。

ジークとエレンが接触して、地鳴らしが起こってしまうのか

アルミン、ミカサ、ジャン、コニーは立体機動装置をつけてエレンを援護することになりました。

アルミンはイェーガー派に加わることを宣言しますが、イェレナがものすごい形相で見て、完全に信用していないのがわかります。

イェレナはアルミンを信じていると口では言っていますが、常にマークして警戒するのは間違いないでしょう。

アルミンの頭脳は脅威ですし、さらには超大型巨人に変身できるということもあり、ジークの計画を狂わす可能性がありますから。

このアルミンとイェレナの化かし合いがどう動くかで、世界の運命が決まると言っても過言ではないでしょう。

ガビがファルコと合流、覚悟を決めたファルコがいきなり告白

ガビとファルコは対巨人ライフルをもって、ファルコを探しています。

ライフルの弾でも倒そうと思えば巨人を倒せるんですね。めちゃくちゃ長い砲身で扱いづらそうな上、かなりの技術が必要そうです。射撃が得意なガビが使うことになりそうです。

運良く、ファルコを見つけると、ナイルはファルコを解放してくれます。

それを見て、ガビははっきりと「エルディア人は悪魔なんかじゃなかった」と気づき、涙を流します。

子供を教育でそう洗脳したのは、マーレの大人達ですが、洗脳が解けてしまうのは残酷すぎます。

ファルコも自分がエレンとジークとの手紙を取り次いでしまっていたことを告白し、悔いています。

さらに、何とどさくさにまぎれてガビに「俺と結婚してずっと幸せでいるためにお前に長生きしてほしかった」とプロポーズします。

自分が「鎧の巨人」となろうとしていたのも、ガビを巨人にさせたくないからという愛からきていると告白。ファルコは自分がジークの叫びによって巨人化してしまうことを覚悟しているため、勇気を出して告白しました。

突然の告白にガビは驚き、赤らみます。

はっきりした態度は示していませんが、ファルコの気持ちは受け入れたようです。でも今は生き残らなければならず、いったん保留みたいなかんじでsyおう。

ファルコの兄、コルトは「ファルコが脊髄液を飲んだことを知れば、叫ばないでくれるのでは」と思っていますが、今のジークはもはや一人の子供の生死では計画を止めることはないでしょう。

ピークとマガト元帥の渾身のだまし討ちでジークがやられる?

ジークはとにかく石を投げまくり、エレンと接触しようとしています。

そこへボロボロになった車力の巨人・ピークが現れます。

さすがの冷血ジークも、かつて可愛がっていた部下・ピークちゃんの痛ましい姿に心が痛んでいる様子です。

ジークは「エルディア人安楽死計画」という遠大な計画がありながらも、部下達を愛する気持ちは本物だったのだとおもいます。その辺り、ライナーと同じく二重人格的になっているのかも

完全にやられて骨が露出している状態ですが、これは実はピークの「擬態」でした。

つまり、やられていないのにやられたフリをして、ジークを油断させ、背負った対巨人砲でマガト元帥がジークのうなじを打ち抜くという戦法でした。

この、タイトルとなった「だまし討ち」は一応成功します。

マガト元帥の強い思いのこもった弾はジークの右腕と背中を打ち抜きます。

かなりの深手を負わせたとはいえ、致命傷にはいたっていません。

たまらず壁から落下したジーク、半目なのでまだ気を失ってはいないようです。

ここでジークは「叫び」を発動するのでしょうか。

ジークが叫べば、脊髄液入りのワインを飲んでしまったピクシス指令を始め、多くのパラディ島幹部、そしてファルコも無垢の巨人と化してしまいます。

そうなると、かなりの数の無垢の巨人が現れると思われます。

無垢の巨人は理性がないので、マーレ兵もパラディ島の兵も関係なく襲い始め、現場は大混乱となりそうです。

『進撃の巨人』119話 ジークの叫びでファルコが巨人化?ライナーはどうする? 展開予想

状況からすると、ジークが「叫び」を発動させる可能性は相当高いとみられます。

ジークはファルコが脊髄液を口にしていることも知りませんし、このままではエレンと接触できずに目的を果たせないとなると、手段はえらばないでsy追う。

ファルコは巨人化してしまえば、理性を失ってガビやコルトを襲いかねません。

私の予想では、ファルコが無垢の巨人と化してしまった場合、ライナーは自分を食わせて、「鎧の巨人」を継承させようとするのではないでしょうか?

ライナーはもう寿命も残り少なく、ファルコを救うことが出来るならば死んでも本望と思うでしょう。

何度も自殺を図って、生きる気力をうしなっていたライナーですが、ガビとファルコを助けるために生気を取り戻したのですから。

パラディ島側はピクシス指令をはじめ、上層部がことごとく巨人化してしまうことになりそうです。

パラディ島は憲兵をはじめ、クズみたいな老害が多いのですが、ピクシス指令のように熟練して老獪な人物もいます。

これから世界と交渉しないといけなくなれば、熟練した政治家まで失ってしなうとかなり厳しそうです。

『進撃の巨人』がついに完結しました。最終34巻の考察と34巻を無料で読む方法はこちらを見てください。

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