『キングダム』553話 考察「ルーディン」あらすじ感想 橑陽の戦い 9日目開始

こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。

2018年4月5日発売の『週刊ヤングジャンプ 18号』収録の原泰久『キングダム』553話「ルーディン」を読みました。

原泰久『キングダム』552話「身を切る作戦」のネタバレ考察はこちらを見てください。

前回、秦国の壁《へき》将軍は山の王である楊端和《ようたんわ》に、敵に総攻撃をかける際、自分の軍も加えてほしいと頼みました。

山の王・楊端和の答えとは？

楊端和は壁将軍の願いを聞き入れ、明日総攻撃をかける三軍のうち、メラ族の軍を壁将軍の軍にいれかえることを宣言します。

壁将軍はあっさり聞き入れられたことに目をむいて驚きます。

メラ族・族長の妹キタリはその決定に白目をむき、「ふざけんな」と騒ぎます。

ただ、楊端和は壁将軍に「もう失敗は許されぬぞ」と釘を刺します。

壁将軍を迎えるメラ軍の反応とは？

壁将軍はメラ族の兄妹とメラ軍に向かいます。

メラ族の族長カタリ、その妹キタリは改めて挨拶した後、メラ族を含む12族・計5,000人のを紹介します。

すると、5,000人の軍団は「ヘキショウグン！ヘキショウグン！」と大合唱が始まりました。

壁将軍は、言葉が違うはずの山の民が自分の名前と役職を大合唱している姿に唖然とします。

しかし、ただ教えただけではここまで大歓迎の大合唱とはなりません。

壁将軍は自分はヘマをしたし、山の民に嫌われているに違いないと思っていたのに、大歓声を受けていることに戸惑っています。

メラ族のカタリはそんな壁将軍に、山の民が壁将軍を嫌っているというのは誤解で、みんな実は壁将軍のことを好きで、だからこそ山界を出て一緒に戦っていることを伝えます。

メラ族のキタリはぼそりと自分は壁将軍が嫌いなことを言いますが、それは自分の兄の役職を壁が奪ってしまったと思っているからでしょう。

壁将軍がメラ族たち山の民にかけた言葉とは？

壁軍5,000も到着し、併せて1万の大軍勢となりました。

壁はメラ族のカタリに、山の民の言葉で「出陣」はどう言うのか聞きます。

カタリは「ルーディン」と答えました。

壁将軍は両軍の前に立つと、「ルーディン（出陣）」と鬨《とき》の声を上げました。

すると、山の民は自分たちの言葉で「出陣」と叫ぶ壁将軍に大興奮します。

楊端和がエンポじぃに頼んだこととは？

楊端和の陣営ではフィゴ王、バジオウも準備万端です。

そんな中、楊端和は猿手族の族長エンポじいを呼んできて、何かお願いしています。

みたところ、ボケてしまってそうなエンポじぃにしかできない任務というのがあるのでしょうか。

趙・犬戎連合軍の陣容とは？

敵の趙と犬戎軍の陣容も整ってきました。

が相対します。

趙と犬戎軍は三軍とも昨日の倍以上の勢力となっています。

趙の将軍・舜水樹は兵糧をなくした楊端和たちが犬戎の三将を狙ってくることを読んでいました。

しかし、楊端和はその趙の対応すらも読んでいるような気がします。

そのための対策をエンポじぃに頼んでいたのかも知れません。

次回『キングダム』554話「壁軍の攻防」のネタバレあり考察はこちらを見てください。

『キングダム』最新巻50巻のネタバレ考察はこちらを見てください。無料で読める方法も書きました。

『キングダム』51巻収録予定の548話から558話をまとめました。こちらを見てください。