キングダム

キングダム 578考察 感想 信と王賁が初めて二人きりで話し合い、覚醒?「明日までに」

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2018年11月1日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ 48号』(電子版)を買って、原泰久『キングダム』578話「明日までに」を読みました。

以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

577話「赤の他人」のネタバレ考察はこちらを見てください。

朱海平原の戦い、緊迫の11日目

将軍である亜光《あこう》を失い、信の率いる「飛信隊」と王賁《おうほん》が率いる「玉鳳隊《ぎょくほうたい》」の奮闘で秦軍右翼は戦っています。

しかし、兵糧はもうほとんど尽きていて、兵士たちもうすうすそれに気づいていてかなり危ない状況です。

こんな状況なのに秦軍の総大将・王翦《おうせん》は右翼に代わりの将軍を立てません。

本来なら実力的にも格的にも王翦の息子・王賁が将軍となれば良いはずですが、王翦は王賁が自分の子供とうたがっているためか、右翼の将軍にしませんでした。

朱海平原の戦い11日目、秦軍と趙軍の戦いはどうなった?

そんなかなりキツい状況ですが、飛信隊と玉鳳隊の奮闘で、どうにか朱海平原の11日目を乗り切りました。

なぜ乗り切れたかというと、敵の趙軍も秦軍の兵糧がもうすぐ尽きることを知っているから、焦らず消耗をまっていたんですね。

趙軍の趙峩龍《ちょうがりゅう》も尭雲《ぎょううん》は明日の12日目で秦軍の兵糧が尽きるのを正確につかんでいました。

さすが若い信や玉鳳とちがって実戦経験も洞察力も桁違いの尭雲たち。敵の状況を正確に見抜き、万全の対応をしています。

尭雲はこのまま王翦から秦軍右翼になにも「助け船」がなければ、秦軍は崩れると予想しています。

もちろん秦軍もそれは承知しているので、何度も王翦に対策を仰ぎますが、王翦は一切応えることはありませんでした。

いくら王賁を本当の子供ではないとうたがっているとはいえ部下ですから、この対応はさすがにおかしいです。秦軍の右翼が崩壊すれば、困るのは総大将の王翦です。

王翦と王賁の親子間の確執や私情よりも大きな意図を感じます。

秦軍の兵糧の状況と配給の実情とは?

秦軍右翼では一欠片の「豆干(とうかん)」が配られるだけの食糧配給が行われていました。

私も中国や台湾で「豆干」をよく食べましたが、豆腐の水気を抜いて乾燥させた食べ物で、ひとかけらでは全く食べた気がしないでしょう。

日本のAmazonでも売っていました。Amazonの商品説明にも書いてありますが、今では「おやつ」として食べる人が多いです。

『キングダム』の戦場気分を味わいたければ、試しに買ってみても良いかも。味付きのはおいしいですよ。

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まだ配給をきちんと行っているだけ、旧日本軍のロジスティクスより優れていますね。

飛信隊の軍師・河了貂《かりょうてん》は、食糧が尽きてしまうのに、相手に勝てる軍略が思いつかず絶望しています。

信も何も手伝うことができず、見守るばかりです。

王賁と信が初めて二人で話し合い、12日目はどうする?

そんな信に、めずらしく王賁が話し合いを求めてきました。

思い詰めた様子の王賁:『キングダム』578話「明日までに」より引用

思い詰めた様子の王賁:『キングダム』578話「明日までに」より引用

ライバルでいつもいがみ合っている信と王賁が二人だけで話し込むというのはほぼ初めての状況です。

信もいつもだったら、二人きりで話をするなんて拒否しそうなところですが、王賁の出生の秘密を知ってしまったし、秦軍が危ない状況になっているので、話し合いに応じました。

王賁は

もはや戦術でどうこうなる状況ではない

と諦めともとれる発言をしました。

いつも自信を持っていて、不敵な王賁にはふさわしくないセリフです。

王賁は戦術レベルではもうどうしようもないので、明日までに

隊の「覚醒」

が必要だと言います。

信もこの言葉には驚き、意味が分かりません。

玉鳳は隊の一人一人の兵士を覚醒させ、隊そのもののレベルアップを1日でやれというのです。

言葉で言うのは簡単ですが、もちろん短期間でレベルアップするのは至難の業です。後の三国志の時代には「男子、三日会わざれば刮目《かつもく》して見よ」という呂蒙の例がありますが、それでも成長するのに3日かかってます。

1日で隊のレベルアップ、それも全員というのは生半可なことでは達成できないでしょう。

信はもちろんどうやったらそんな離れ業ができるのかと聞きますが、玉鳳は自分で考えろと「けんもほろろ」です。

飛信隊と、玉鳳隊の覚醒、1日でどうやってやるのでしょうか。

飛信隊も玉鳳隊も、隊員同士の団結も士気もこれ以上ないほど強いです。

個々の兵士の武芸は1日そこらじゃパワーアップできないですし、戦法も1日で習得できるものはありません。

RPGの世界ならひたすらメタルキングやはぐれメタルを狩ればいいのですが、そうもいかないですしね。

いったいどうするんでしょうか。

『キングダム』578話「明日までに」まとめ

『キングダム』578話「明日までに」を簡単にまとめると、

  • 朱海平原の戦い 11日目が終わる
  • 亜光軍は王翦に代わりの将軍を立てるよう要求するが無視される
  • 秦軍の食糧が明日12日目で尽きることが確定
  • 王賁と信が初めて二人で話し合う
  • 王賁は飛信隊と玉鳳隊の「覚醒」をもとめる

となります。

あっさりと朱海平原11日目が終わってしまったのが意外でした

亜光将軍を倒して、余裕をかましている趙軍がたいした攻撃を仕掛けてこなかったので、見せ場もなかった様子です。

ついに秦軍の兵糧が尽きることが確定し、壁将軍と楊端和が陥ったようなピンチになってしまいます。

たった一つの豆干だけでも暴動を起こさない飛信隊と玉鳳隊はさすがです。

飛信隊も玉鳳隊も修羅場をくぐり続けていますし、あばれても腹が空くだけとわかっているんでしょうね。
王賁と信というライバルが初めて二人で話し合うというところはグッときました。

二人とも我が強すぎるところがありますが、部下を持ち、将軍不在という中で、成長をせざるを得ない状況なのでしょう。

父・王翦に恨み言一つ言わず、「覚醒」しようとしている王賁。

以前は大貴族の鼻持ちならない小僧という感じでしたが、背景を知ると応援したくなってきますね。王翦の沈黙も実は王賁の覚醒を待つ親心だったりして

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王賁が言うように、これまで通りの戦い方では趙軍の歴戦の勇者・尭雲、馬南慈、趙峩龍に粉砕されてしまうでしょう。

飛信隊と玉鳳隊が覚醒できれば、勝ち目はありそうですが、そんなに簡単に覚醒できないでしょう。

覚醒するとすれば、戦いという実践の中で徐々に覚醒するしかなさそうです。

信も王賁も、隊を鼓舞し、背水の陣を敷くことになりそうです。

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