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キングダム 594-595 ネタバレ考察 感想 羌瘣が信を助けに飛び込むが趙峩龍の精鋭を倒せるか? レビュー【最新話】

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ことぶき
以下ネタバレありの考察と感想(レビュー)なので、未読の方はご注意ください。

593話「趙峩龍本陣」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

秦国と趙国の運命をかけた戦い・朱海平原《しゅかいへいげん》の戦い14日目。

鍵《かぎ》となる秦軍右翼 VS 趙軍左翼の激闘が続いています。

秦軍右翼は

  • 亜光《あこう》将軍
  • 王賁《おうほん》

が討たれて戦線離脱し、飛信隊の信が大将として右翼を率いています。

将としての経験が薄い信に対して、趙国軍は

  • 尭雲《ぎょううん》
  • 趙峩龍《ちょうがりゅう》
  • 馬南慈《ばなんじ》

という歴戦の将軍とその軍隊がまるまる残っています。

ことぶき
特に尭雲は趙・三大天の「武」であり、趙峩龍は三大天の「盾」であり、普通に戦っていては信に勝ち目はありません。

信と軍師・河了貂《かりょうてん》は攻撃力に完全に特化した陣形で趙峩龍を攻めますが、趙峩龍の防陣・隔砂陣《かくさじん》はやはり簡単には崩せません。

信は趙峩龍本人を狙うため、本陣に食い込みますが、精鋭の徐林・徐肖たちに囲まれてピンチとなり、深手を負ってしまいました。

徐林を殺されたことで徐肖が激怒、土雀の精鋭が信を襲う

なんとか徐林を倒したものの、徐肖の怒りを買ってしまい、逆に趙峩龍隊・土雀の士気が大幅アップし、より攻撃を受けることとなってしまいました。

信を包囲する輪が小さくなり、信は絶体絶命。

徐肖は激情のあまり、勝手に号令をかけていますが、趙峩龍はこの状況を見て、ここで「信も飛信隊も終わり」だとほくそ笑んでいます。

河了貂は信を包囲する土雀の兵を見ても、何もできず、松左に助けてもらった干斗たち新兵も見守るばかり。

そんな中、新兵を助けるために深手を負った松左は崩れ落ちるように倒れてしまいます。

ことぶき
松左はかなりの失血をしているので、もう助からないような気もしますが、干斗たちは自分たちを助けてくれた松左を置いてはいけないのでしょう。

絶体絶命の信のもとに羌瘣が現れるが、どう行動すれば良いのか?

徐肖が趙峩龍の精鋭・土雀を集めたため、信はもう自力では包囲陣を抜けられなくなってしまいました。

飛信隊が全滅する?!と危ぶまれたとき、飛信隊・副隊長の羌瘣《きょうかい》が外側から入り込んできて、脱出を図ります。

那貴《なき》一家も協力して、どうにか隊長を守ろうと必死です。

ことぶき
ここで今の大将である信が討ち取られてしまえば、右翼は瓦解し、秦国の負けが確定してしまうので、嫌でも命を懸けて火中に入らなければならないのです。

羌瘣も那貴一家も、信のいるところまで切り込んできて、信と共にこの難局を乗り切るつもりでしたが、信は徐家の攻撃で深手を負ってしまっています。

那貴も羌瘣も、この事態を見てどうするか考えあぐねます。

羌瘣の目的を柔軟に変える判断はビジネスパーソンも見習うべき

羌瘣は信の身体の状態を見て、一瞬で「目的」を変えます。

信の負傷を見る前の目的というのは

「信と羌瘣で協力して趙峩龍軍の包囲から脱出する」

でしたが、羌瘣は

「徐一家を含む趙峩龍の主力の兵士をここで全滅させる

としたのです。

ことぶき
羌瘣はもし脱出できたとしても、その後、追撃され潰されることが分かっているのです。
ことぶき
さらに徐肖が逆上して土雀の精鋭が一カ所に集められていることを逆手にとって、その精鋭を一掃できると考えたのです。

これは図らずも大将が自分を囮《おとり》にするという大胆な作戦をとった楊端和《ようたんわ》の戦術と似ています。

ことぶき
こういう時、女性のほうが肝が据わっているというか、冷静な判断ができるような気がします。男なら見栄を張って執着してしまいそうなときでも、生き残る確率が高い方にかけるというか。

ビジネスの現場においても、目的を途中で変えられずにジリ貧になってつぶれていく企業やビジネスパーソンは多いです。

現代社会のビジネスは毎日のように環境が激変する、戦場と行っても良いような現場となっています。

ことぶき
羌瘣のように「生存する(Survive:サヴァイブ)」するためには柔軟に進む方向を変えていかなければ明日はありません。

また、羌瘣の判断から分かることは、

「ピンチは逆にチャンスにもなり得る」

ということです。

人も企業も、窮地に陥ることが必ずあります。

ことぶき
しかし、それは俯瞰してみれば実は逆転のための「絶好のチャンス」ということも往々にしてあります。

羌瘣は歴戦の経験から、余裕を持って戦場を鳥瞰することができました。

私も人生経験だけは無駄に長いですが、ビジネスにおいて羌瘣のような判断をすることはなかなかできないでしょう。

しかし、『キングダム』を読むことによって、ケーススタディを知ることができます。

ことぶき
『キングダム』は凡百のビジネス書よりも実用的だと言われますが、本当にそう思います。

趙峩龍軍の主力を殲滅《せんめつ》するという決意を固めた羌瘣は

趙峩龍軍に決死の突撃をし、楔《くさび》を打ち込み続ける

という作戦を実行に移します。

羌瘣は蚩尤《しゆう》という、中国古代の神の名と同じ一族に属しています。

羌瘣が本気を出したときの戦闘力はすさまじく、独特の呼吸法で舞うように趙峩龍軍を斬っていきます。

ことぶき
バジオウも野獣のような動きで、敵をなぎ倒していきましたが、それ以上の迫力があります。

羌瘣の限界が近づく中、徐肖が動き、危機が迫る

羌瘣は本気を出せば信にも負けないほど強いのですが、舞うような剣技ができる時間がかなり限られています。

ことぶき
独特の呼吸法をしなければならないため、身体が持たないのです。

信も「戻れ」と言いますが、羌瘣はこれしか勝つ方法がないと分かっているので、引きません。

飛信隊は羌瘣が決死で楔を打ち込んで、趙峩龍の精鋭が乱れたところを追撃し、倒していくしかありません。

包囲が崩されつつあるのをみて趙峩龍は初めて怒りの表情を見せます。

ことぶき
今までは余裕の表情で眉一つ動かさなかったのに、鬼瓦みたいな顔になっています。

趙峩龍が怒りをあらわにする一方、徐林を殺されて激情していた徐肖は逆に落ち着きを取り戻しています。

そして羌瘣に限界が近づいていることを悟り、冷静に羌瘣を倒す作戦で行くようです。

『キングダム』595話 羌瘣まで負傷すれば飛信隊の負けが決定?展開予想

595話「最高の隊」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。

羌瘣の限界が近づきつつありますが、まだまだ趙峩龍軍の包囲網を抜けることは難しそうです。

594話冒頭では激怒して、冷静さを失っていた徐肖が羌瘣の奮闘を見て落ち着きを取り戻してしまったことが脅威です。

ことぶき
感情的になっている相手になら、いろいろと付け入るスキが生まれますが、冷静に対処されてしまうとそれも難しくなってきます。

羌瘣まで深手を負ってしまえば、飛信隊は総崩れで秦国の敗北は必至となってしまうでしょう。

それを避けるためには、どのような方策があるでしょうか。

信は深手を負っているとは言え、まだ戦力となるので、那貴一家とともに羌瘣をサポートするという可能性は高いですが、さすがに趙峩龍の精鋭相手では限界もあります。

ことぶき
ここで河了貂が軍師として、何か採りうる方法があるのでしょうか。

戦力が十分であれば、飛信隊を救うべく、亜光軍や玉鳳《ぎょくほう》隊の兵士を向かわせることもできるでしょうが、亜光軍は馬南慈と戦い、玉鳳隊は尭雲と死闘を繰り広げています。

もし可能性があるとしたら、亜光将軍の命を危機一髪で助けた「亜花錦《あかきん》」です。

ことぶき
亜花錦も羌瘣と同じく、戦場を俯瞰的に見られる武将であるがゆえに亜光を助け出すことができました。

亜花錦は飛信隊が無理をしていることを知っているし、危機察知能力・危機管理能力にたけているので、もしかしたら、、と期待せずにはいられません。

秦軍・趙軍の中央軍の動きも気になるところです。

ことぶき
趙軍の総大将・李牧は趙軍の左翼が勝利することをうたがっていないので余裕をかましていますが、その余裕というか心の緩みを王翦《おうせん》は見逃さないでしょう。

王翦の鄴《ぎょう》での破壊工作(鄴の食料庫を焼き払うこと)が李牧に伝われば、李牧は少なからず動揺するでしょうし、そうなれば王翦も秦軍右翼に戦力を割けるようになるかもしれません。

ただ、当時の通信手段(鳩《ハト》)と中国大陸の広大さを考えると、情報が伝わるのは15日目になってからでしょうね。

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