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進撃の巨人

全世界を敵に回したエレン。今後の展開はどうなる?『進撃の巨人』第100話「宣戦布告」

投稿日:2017-12-12 更新日:




こんにちは! ことぶく(@kotobukujp )です。

意外すぎる超展開が続く『進撃の巨人』第100話「宣戦布告」のネタバレありの考察です。

No.100-1
握手するヴィリーとマガト隊長『進撃の巨人』100話
タイバー家・ヴィリーの戦略とエレン達の計画『進撃の巨人』第100話「宣戦布告」1

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No.100-2
超大型巨人「地ならし」『進撃の巨人』第100話「宣戦布告」
超大型巨人による「地鳴らし」と巨人を無力化する罠『進撃の巨人』第100話「宣戦布告」2

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No.100-3
エレンに問い詰められたライナーの答え『進撃の巨人』第100話
ライナーを問い詰めるエレンの意図とは『進撃の巨人』第100話「宣戦布告」3

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の続きとなります。

ことぶく
伏線がありすぎて、なかなか予測がつかないですが、第101話以降がどうなるのかも考察しています。

エレンの忘却した言葉

ライナーはかつてエレンが裏切りに気付いた時、激高して叫んだ「お前らができるだけ苦しんで死ぬように努力する」と言ったことを持ち出します。

エレンがこのセリフを言ったのは「進撃の巨人」第46話「開口」。

ことぶく
エレンの絶望と怒りがよく表されていた言葉なので、私もよく覚えています。

ライナーはついにエレンが自分を殺しに来たことを悟ります。

ただ、当のエレンはなぜか少し驚き、恥ずかしそうにしています。

そして「そんなこと言ったっけ?」ととぼけて、「忘れてくれ」といいます。

ことぶく
ライナーもファルコも、この意外な展開に驚きます。読んでいる私も訳が分かりませんでした。潜入したのはライナーに復讐するためだろうと思っていましたから。

「ムカつく奴もいるし、いい奴もいる」という言葉の意味

エレンは4年前は「海の向こう側にあるもの すべてが敵に見えた」と言います。

そして「海を渡って、敵と同じ屋根の下で、敵と同じ飯を食った…ライナー…お前と同じだよ…」と述懐します。

ことぶく
4年のうちにエレンが精神的に成熟したということもあるでしょうが、やはりアルミンがベルトルトの超大型巨人を捕食し、記憶を継承して、エレンにいろいろ話したことで、単純な恨みの気持ちはなくなったということでしょうか。

エレンはさらに「もちろん ムカつく奴もいるし、いい奴もいる」と戦争でトラウマを負った兵士をあざ笑うコスロと、エレンを憐れみ、助けてくれたファルコを思い起こします。

エレンは「海の外も 壁の中も 同じなんだ」とファルコに向かって言います。

ライナー達に理解を示すエレン

エレンはライナー達が子供の頃からパラディ島の壁の中の人達を悪魔だと思いこむよう教育されてきたことに言及します。

ことぶく
ガビと昔のライナーのことを思うと、その教育は洗脳と言えるほど強力なものでした。

エレンはエルディアの子供がその環境と歴史が積み重ねてきた虚偽に対抗できるはずがなかっただろうと同情します。

エレンの理解に対するライナーの告白

エレンはライナーに「お前…ずっと苦しかっただろ?」と尋ね、ライナーの苦しみが今なら分かると言います。

ことぶく
ここでまさかのエレンとライナーの雪解け?と思わせるところです。

しかし、ライナーはエレンの同情を振り払うように「違う!!」と叫び、突っ伏してしまいます。

ライナーはその土下座のようなかっこうのまま、パラディ島にたどりついたあと、仲間のリーダー格であるマルセルが巨人に食われ、アニとベルトルトが反対する中、むりやり作戦を実行に移したのは、自分が英雄になりたかったからだと言います。

ライナーがエレンたちを励まし、兄のような立場でいたのも、実は誰かに尊敬してほしかったからだと告白します。

そしてエレンの母親や仲間が巨人に食われてしまったのは、自分のせいだと涙を流します。

ライナーはそんな自分が嫌だから、エレンに殺してほしい、もう消えたいと頼みます。

ことぶく
ライナーはパラディ島奪還作戦失敗の後、戦場で死を恐れぬような勇敢さだったとありましたが、自分の死に場所を探していたのかもしれません。

しかし、死ねなかったライナーはライフルで自死しようともしていました。

自分で自分に決着を付けきれなかったのは、いつかこのようにエレンが自分を殺しに来てくれると思っていたからでしょう。

ついにその日が来てくれたとエレンに早く終わらせてくれと頼みますが、エレンは怒るどころか、妙に冷静で、ライナーに理解を示しています。

どちらの言動も、意外すぎます。

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ヴィリーの本音と共感する世界の人々

場面はヴィリーの演説にもどります。

ヴィリーはタイバー家の秘密を知った後、自らのエルディア人の血を呪い、生まれてこなかったほうが良かったと思ったと述べます。

エルディアの血を恨むあまり、エルディア人の根絶まで願ったと。

しかし、自分は死にたくない、それは「私がこの世に生まれてきてしまったから」だと世界の要人に告げます。

地下室でヴィリーの演説を聞いていたエレンも、世界の要人たちもヴィリーのこの心の声に心を動かされたようです。

そしてヴィリーは立て続けに自分たちは国も人種も異なる者同士だが、死にたくないものは力を貸してほしい、一緒に未来を生きてほしいと訴えかけ、観衆はそれに応えて大喝采を送ります。

ヴィリーはパラディ島の悪魔と共に戦ってほしいと鬨の声を上げ、涙を流します。観衆も熱狂の渦に巻き込まれています。

エレンの決心

そんな熱狂の中、エレンはライナーを立たせて、握手するように手を差し伸べます。

ライナーに手を差し伸べて握手するエレン『進撃の巨人』第100話「宣戦布告」

エレン:『進撃の巨人』第100話「宣戦布告」より引用

『進撃の巨人』第100話「宣戦布告」より引用

ライナーも手を差し伸べて手を握り合います。

ここで、和解となったのかと思うと、エレンは自分はライナーと同じだと言います。

そして、「生まれたときから自分は進み続ける。敵を駆逐するまで」というと握手をしていた手が光り始めます。

全世界を敵にしたエレン

手が光り始めたのは、巨人化の前触れでした。

ヴィリーは高らかにパラディ島に対して「宣戦布告」を叫んでいます。

そこへ巨人化したエレンが手を振り上げ、舞台の屋根の上からヴィリーを叩き潰してしまいました。

ヴィリーの演説で熱狂していた世界の要人たちは唖然とするばかり。

そんな中、真っ二つに裂かれたヴィリーの身体が舞い飛びます。

「開戦!!」

となり、第100話は終わります。

ついに「戦鎚の巨人」登場の第101話「戦鎚」

次の101話ではさらに衝撃の展開が続き、意外すぎる人物が「戦鎚の巨人」の正体だと分かります。

No.101-1
タイバー公・ヴィリーを食べるエレン『進撃の巨人』第101話「戦鎚」
エレンが巨人化し大暴走。ついに「戦鎚の巨人」登場の『進撃の巨人』101話「戦鎚」1

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『進撃の巨人 24巻』ネタバレ考察まとめ。ライナー達の苦悩から第1巻の悲劇に繋がるまで

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『進撃の巨人』今後の展開はどうなる?

ことぶく
以下、連載当時に書いた予想です。

何というか、記念すべき100話はいろいろ予想外すぎる展開でした。

エレンが妙に冷静だったこと、ライナーの「英雄になりたかった」という告白と、それに同情するエレン。

敵であったライナーやマーレ側のエルディア人にもう恨みを抱いていないようなのに、世界を敵に回す選択をしたエレン。

そして、自分がこの舞台の演説途中でマーレに潜んだパラディ島勢力に殺されることを予期しながら、あえて決行したヴィリー。

ヴィリーは自分を餌に敵を釣るというようなことを言っていたので、エレンたちはまんまと敵の罠にはまってしまったということでしょうか。

エレンたちは壁の中の超大型巨人をあやつり、「地鳴らし」を発動できる準備が整っているのかもしれませんが、それでもヴィリーが演説で世界の真実を話し、まとめあげた全世界を相手に戦うのは厳しい戦いになるでしょう。

「地鳴らし」を発動したとしても、世界を破壊し尽くすのには何十年とかかるでしょう。そのうちに共通の敵=エレンたちを前に結束した人類は革新的な兵器を発明するかもしれません。

「巨人学会」という組織もあるようなので、巨人を無力化するような研究も進んでいることも考えられます。

ことぶく
『進撃の巨人』は世界の謎が明らかになり、そろそろ物語も収束に向かうかと思いきや、まだまだこれから本番といった感じです。

日本を模したヒィズル国のこととか、他の黒人が住んでいる国のこととか未知の事象も増えて、より面白くなってきました。

第101話はどうなる?

次回第101話は巨人化したエレンが暴れまわる展開から始まるでしょう。

マーレ側の顎の巨人・ポルコ(ガリアード)と車力の巨人・ピークは落とし穴に落とされ、巨人化できないように無力化されています。

鎧の巨人・ライナーはエレンとの会話で心が折れていそうなので、戦力にならないと思います。

マーレ側は一人前線を離れている獣の巨人でエレンの兄・ジークしかまともに戦えなさそうな感じですが、前々からジークはエレンたちパラディ島側とつながっているのではないかという予測があります。

そうなると、マーレ側はエレンに対抗できる巨人がいないことになってしまいます。

しかし、タイバー家は「戦槌の巨人」を保持しているはずなので、ヴィリーの家族の誰かが戦槌の巨人に変身して戦うのでしょうか。

ただ、当主であるヴィリーが巨人化する能力を持っていないということは、何者かに「戦槌の巨人」を奪われてしまったのではないかとも思われます。

何というか、伏線が張られすぎて、展開が全然予測できないですが、それでもいろいろ考えてみるのは楽しいです。

これだけアレコレ考えて楽しめるのは『ハンターハンター』以来です。







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