『進撃の巨人』がついに完結しました。最終34巻の考察と34巻を無料で読む方法はこちらを見てください。
こんにちは! 月に50冊以上マンガを読むコウテツユウギです。
『進撃の巨人』【最新話】118話「騙し討ち」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。 2019年6月8日(土曜日)発売の『別冊少年マガジン 7月号』収録の諫山創『進撃の巨人』118話「騙し討ち」を読みました ... 続きを見る
進撃の巨人 118話 考察 感想 ピーク VS ジークの師弟対決!ファルコ巨人化?
『進撃の巨人』【最新巻】27巻を無料で読む方法、考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。 2018年12月7日(金曜日)に『進撃の巨人 27巻』が発売されました! ⇒ 無料で『進撃の巨人』27巻を見る方法はこち ... 続きを見る
進撃の巨人 27巻【最新刊】考察 感想 エレン脱走と総統を狙ったテロ ガビとサシャの家族
4月9日発売の『進撃の巨人』28巻の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。 2019年4月9日(火曜日)に『進撃の巨人』28巻が発売されます。もうAmazonでは限定版の予約が出来ます。 kind ... 続きを見る
進撃の巨人 28巻 考察 感想 リヴァイ死亡? ジークの過去とエレンとの共鳴
2018年12月7日(金曜日)発売の『別冊少年マガジン 1月号』収録の諫山創『進撃の巨人』112話「無知」を読みました。
111話「森の子ら」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。 2018年11月9日(金曜日)発売の『別冊少年マガジン 12月号』収録の諫山創『進撃の巨人』111話「森の子ら」を読みま ... 続きを見る
進撃の巨人 111話「森の子ら」考察 感想 ファルコとガビ絶体絶命。ジークの恐ろしい計画とニコロ
最新巻 27巻の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。 2018年12月7日(金曜日)に『進撃の巨人 27巻』が発売されました! ⇒ 無料で『進撃の巨人』27巻を見る方法はこち ... 続きを見る
進撃の巨人 27巻【最新刊】考察 感想 エレン脱走と総統を狙ったテロ ガビとサシャの家族
ジークの脊髄液入りワインが巻き起こす波紋
ニコロは「ジークの脊髄液《せきずいえき》が入ったワイン」をパラディ島軍の高官にふるまうよう言われていました。
エルディア人はジークの脊髄液を少しでも摂取してしまうと、ジークによって「無垢の巨人」に変身させられる可能性があります。
この指令をしていたのは、ピクシス司令に軟禁されているイェレナ。イェレナもジークにそうするように言われていたのでしょうね。
オニャンコポン等、他の義勇兵はそのことを把握していないようです。
ジークのウソの可能性
ジークの脊髄液を摂取した時点でエルディア人は「硬直」するとされていました。
ハンジはジークがウソをついていた可能性を考え、飲んだだけでは何も変わらないなら、毒と知らずに大勢の人間が摂取してしまった可能性があります。
ジークの「無垢の巨人」使用方法とは?
ニコロは、かつてマーレが敵国の首都を一晩で落としたとき、ジークの脊髄液が使われた可能性を指摘します。
ニコロが指摘するまでもなく、ジークが脊髄液を飲ませたエルディア人を町中にしのばせ、ジークが一斉に巨人化させたのでしょう。
エレンとフロックたちが突如現れる
ミカサがカヤに殺されそうになったガビを保護しました。
アルミンとミカサはガビとゆっくり話そうとします。
そこへいきなり現れたのは
エレンでした。
エレンは新生エルディア帝国を建国しようとしているフロックたちを連れてきていて、フロック等は調査兵団の団長であるハンジを拘束してしまいます。
フロックはエレンをジークに会わせるために、ハンジに道案内させようとしています。
ハンジはフロックたちに、「ジークの脊髄液の入ったワイン」が出回っていて、上官たちが巨人化してしまう可能性があることを言います。
しかし、フロックたちはどうももともとそのことを知っていたようです。
今の世界でも高齢者と若者の間の世代間格差が大問題になっていますが、パラディ島でも同じなようです。
既得権益を手放そうとせず、壁の中という限られた世界で利益を最大化しながら生きる上官たち。
日本の状況とも似ていますね。
エレンが語る「自由」とアッカーマン一族の秘密とは?
エレンはアルミン、ミカサ、ガビと話し合おうとします。
ガビは恐れとともに憎しみが甦っているようですが、敵地ど真ん中では為すすべもありません。
アルミンにマーレでの単独行動を責められると、エレンは
オレは自由だ
オレが何をしようと
何を選ぼうと
それはオレの自由意志が選択したものだ
と言って、イェレナと会ったことや、ジークの計画に乗っているのも自分の自由意志がなしたものだと解説します。
エレンは、超大型巨人だったベルトルトを捕食したアルミンがアニのもとに足繁く通うのは、「アルミンがベルトルトの記憶を継承したから」だと言い、アルミンこそ操られているのと同じであると論じます。
でも、それだとエレンも「戦鎚の巨人」「始祖の巨人」「進撃の巨人」を捕食しているので、さらに数多くの人の記憶を継承しています。
現実世界でも臓器移植をした人間が、臓器提供者の記憶や性格を受け継いでいる事例がよくあります。
しかし、その場合、臓器移植した人が操られているとか思われないわけで、アルミンもベルトルトの意志に操られているとまでは言えないでしょう。
エレンは、ジークからミカサたち「アッカーマン一族」についての秘密も聞いていました。
ジークの話によると、「アッカーマン一族」は人体実験を繰り返した結果、
人の姿のまま
一部 巨人の力を引き出せる
ようになった血族とのことです。
その役目は「エルディア王」を守ることで、遺伝子レベルで「主人を守ること」という習性が刻み込まれているとのこと。
主人の命令を聞いて、覚醒したアッカーマン一族は、身体能力が高まり、「道」を通じて過去のアッカーマン一族が積み重ねてきた戦闘経験も継承するというチート的な能力をも有しているそうです。
エレンは自由意志のないミカサを家畜だと罵り、嫌いとまで言ってしまうので、ミカサは泣いてしまいます。
ミカサの涙を見たアルミンは激昂し、エレンに殴りかかりますが、ミカサに止められてしまいます。
アルミンとエレンは殴り合いますが、一方的にエレンがボコボコにしてしまいます。
エレンの本心は?
ここでのエレンの行動を見ると、本当に人が変わってしまったようです。
エレンは本当に洗脳されてしまったのか、それとも洗脳されたフリをして、ジークの計画を利用したり裏をかこうとしている可能性もあります。
軟禁されているジークが叫び、リヴァイ兵長が大ピンチに
「獣の巨人」ジークは巨木の森に幽閉されています。
すべての首謀者で、イェレナを通じてエレン達・イェーガー派を動かしているジークは余裕綽々で読書にいそしんでいます。
リヴァイ兵長にザックレー総統爆殺事件の急報が入ります。
リヴァイはヒストリアの出産を待ち、ジークを捕食させることを独断で決定、ジークの四肢を再度切断しようとしたとき、ジークはおもむろに叫びます。
すると、ジーク警備のために集まっていた兵士たちが次々に「無垢の巨人」と化し、リヴァイに襲いかかります。
リヴァイが巨人化しないのは、ワインを飲んでいなかったか、アッカーマン一族のため、脊髄液入りワインを飲んでも効果がないからでしょう。
これでジークがラガコ村の巨人化に関して言っていた
エルディア人がジークの脊髄液を摂取すると硬直する
というのが真っ赤な嘘ということが判明しました。
30体近くの巨人に囲まれたリヴァイ兵長、無事に森から逃れることができるでしょうか。
でも、リヴァイの恐ろしさを骨身にしみて分かっているジークはリヴァイと正面から戦わず、逃走してエレンと合流する方を優先しそうです。
113話「暴悪」の考察と感想(ネタバレ有レビュー)はこちらを見てください。 2019年1月9日(水曜日)発売の『別冊少年マガジン 2月号』収録の諫山創『進撃の巨人』113話「暴悪」を読みました。 ... 続きを見る
進撃の巨人 113話「暴悪」考察 感想 リヴァイとジーク再戦、クサヴァーがの使命とは?
『進撃の巨人』がついに完結しました。最終34巻の考察と34巻を無料で読む方法はこちらを見てください。